月別アーカイブ / 2016年05月

最近、左目が腫れて眼帯しながら講演していましたが、今は腫れも収まり今日から眼帯を取りました。

明日(6/1)、宇宙飛行士の山崎直子さんと「宇宙飛行士になる勉強法」についてNO LIMIT LIVE (http://www.kurikiyama.jp/#!mailmagazine/cwi5)にて対談します!

宇宙はKing of Dreamです。

ヒマラヤよりさらに高い高い世界に多くの人が今も憧れ続けてます。

その宇宙にそして夢を叶えた宇宙飛行士の山崎直子さんと夢を叶える「学び」について語り合いながら皆さんから山崎直子さんに聞いてみたいことを栗城を通してインタビューします!

宇宙飛行士に適している人はどんな人か?

宇宙飛行士にとって大切なチームプレイとは?

僕らも宇宙にいける時代は本当にくるのか?

皆さんからこのブログのコメント覧にコメントして頂き、山崎直子さんに聞いてみたいと思います。

無酸素でどんなに頑張っても宇宙には行けない。

聞いてみたいこといっぱいです。。

後日、メルマガとして配信します。

質問したいこと、コメントお待ちしております。

*「NO LIMIT LIVE」とは、普段できない経験や体験を、第一線で活躍されているプロフェッショナルの方々と「壁を越えていく術」をリアルタイムで共有できるインターネット生放送です。
お申込み・ご視聴方法はこちらからご覧ください。
http://www.kurikiyama.jp/#!mailmagazine/cwi5


ISSで作業(c)NASA
宇宙から見る太陽(c)NASAオーロラ(c)NASA



今日は、都内で海運関係者の方々に講演でした。

そして最近、嬉しい事がありました。

今年の春のエベレストがネパールの震災を乗り越えて元に戻り、ネパールの観光業が復活したこと。本当に嬉しく思います。

昨年4月25日にネパールを大震災が襲い、甚大な被害がありました。

エベレストでも地震の影響でセラックが崩壊して、巨大な雪崩がベースキャンプを襲いました。

震災後の現地支援をしていた時に、登山ガイドやシェルパから「仕事が全くない。ネパールはもうダメだ」と悲痛な声を聞きました。

実際、ヒマラヤ登山の多くが遠征中止となり、イメージの悪化で観光客も登山隊も激減していました。

しかも地震に慣れていないネパール人や外国人は、アイスフォールや山が崩れて登れなくなっているという考えを持っていた人が以外と多かったです。

観光と農業が主産業であるネパールで、観光業が復活しなければ復興もできません。

現地支援から帰国した後、『ふんばろうネパール』を立ち上げて様々な支援活動をしながら、中国側からの秋季エベレストの準備をしていました。

なぜ中国側かというと、春より気象条件が厳しく登山隊の少ない秋に登頂を考えたとき、距離が短くアイスフォールも少ない中国側のエベレストの方がネパール側よりも登頂の可能性が高いからです。(この辺は後日詳しくお伝えします。)

しかし、震災の影響はチベットにも及びました。

国境が封鎖され、許可が下りないという連絡が来た時に、正直、遠征の延期を考えました。

でも、お世話になっているヒマラヤと仲間に恩返ししたいと思い、ネパール側からの秋季エベレストに挑戦しました。

エベレスト登山者は栗城以外に誰もいないという中、深い雪の中で二度アタックをして登りましたが、8150mで強風のために下山しました。

カトマンズに戻ると沢山の登山関係者と記者に囲まれ、観光大臣からも質問されました。

「エベレストは大丈夫か?!」

「もちろん、行けるよ」

ネパールはまだ震災によって倒壊した学校が多くあり、様々な問題がありますが、復興からさらに「復活」に進んだことが嬉しかったです。

ちなみに『ふんばろうネパール』では現在、2つの学校を作っています。秋にはできるかな~

昨年の「TIME」誌の記事です。
Nepal re-opened Mt. Everest to climbers for the first time since the devastating April earthquake

無事に帰国しまして、今日は講演のために札幌におります。

アンナプルナのベースキャンプからカトマンズまでヘリで飛び、そのまま香港経由の便で帰国しました。

本来の帰国予定は1週間前でしたが、予備日を全て使い果たし、ギリギリまで好天気のアタックを待ちましたが、最後の最後まで条件の整った好天の周期はありませんでした。

一つ反省点は、好天にならない時はならず、天に人は勝ることは無い。

それを分かっていながら、焦りと執着をして余裕を無くしてしまったことは本当に反省でした。

どうしようもない時だからこそ、「笑って明るく元気」に次に向かえる精神力を持たなくてはいけないと。

南壁の登頂者を調べると、最近は「秋」に挑戦しています。

アンナプルナ南壁の秋は風は強くても好天気の周期が多いようです。

2010年の春にアンナプルナ北側に挑戦した時に好天があったので、そのイメージを南壁に持ち込んでしまいました。。

近くのロッジ(宿)のおじさんが「今年は晴れないのよ~」と冷やかしに来ていましたが、また2年以内に戻ってきたいと思います。

ただ今回の遠征は決して無駄ではなく、3ヶ月後に控えている秋季エベレスト(中国側)に向けた目標の一つであった「リズム」と呼ぶ、高所に対する順応のスピード・耐久性を上げるトレーニングとしては効果をかなり発揮しました。

昔ならもう少し順応で苦しんだり脈や呼吸数が上がるのですが、安定して登り、またバランスも良かったです。

8000m以上の世界では酸素濃度が3分の1になりますが、さらに自信をもっていけると思いました。

日本は酸素が濃くて本当に幸せです。

まだ登山は続いています。

冒険の共有を行うための資金という地上の山登り、そして3ヶ月後に控えた念願の中国側による秋季エベレスト。

いいことも悪いことも全てに笑って明るく元気に向かって行きたいと思います。

※写真はベースキャンプに下りてきた栗城です。
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