2018年5月にエベレスト挑戦中に帰らぬ人となった栗城史多が、実現を切望しておりました「第九」のコンサートを11月20日に開催することになりました。

栗城が、なぜ第九?
多くの方が疑問に思うと思います。

栗城は、エベレストの他に、子どもが夢を持って挑戦できる世の中、応援しあえる世の中の実現という見えない山にも挑戦していました。
そのために、教育映画の制作も目指していました。

栗城は、その映画のクライマックスシーンに、ベートーヴェンの「第九」を考えていました。
それも栗城自身と自分やそうした子どもたちを応援して下さる皆様の声が入った、自分たちが開催するコンサートで収録した曲を使用したいと考えていました。

栗城は、あまり知られてはいませんが、エベレストに挑戦する際に毎回ベースキャンプで「第九」の第4楽章を聞いて、自分の気持を鼓舞していました。

「第九」の『困難と苦しみの中、前向きに行こう。そして訪れる大きな喜びを分かち合おう!』というメッセージを強く感じ、自分の挑戦を諦めない気持ちを鼓舞していたのだと思います。
曲に栗城自身の人生をオーバーラップさせていたのかもしれません。

そして本人は、この11月20日にコンサートの開催を目指し準備をしていました。自分もコンサートで歌うために、こっそり練習もしていました。

コンサート当日、必ず栗城も会場にやってくると思います。
みなさんと一緒に、楽しみにしていた、第九の合唱をするために。
栗城の人生と、見えない山に登るすべての人たちの人生を、讃えるために!

天国の栗城と一緒に合唱をし、人生の喜びを分かち合いましょう。

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公演名:
第九・よろこびの歌コンサート 〜栗城史多と共に 見えない山を登る人たちへ〜

日時:
2018年11月20日(火)
18時開場、19時開演

出演:
小田安希与 feat. お琴五重奏
竜馬(ヴァイオリン)
野々村彩乃(ソプラノ)、高野百合絵(メゾソプラノ)、宮里直樹(テノール)、大山大輔(バリトン)
小田全宏 指揮 東京オーケストラMIRAI
国境なき合唱団

曲目:
龍星群
Time to say goodbye
ベートーヴェン/交響曲第9番
※出演者・曲目は変更になる場合がありますことを、あらかじめご了承ください。

場所:
オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルホール
東京都新宿区西新宿3ー20ー2 東京オペラシティタワー3階

料金:
3000円(全席自由)

●電子チケット購入(スマートフォンを使用して受付での表示が必要となる「電子チケット」です)

​●紙チケット購入(別途送料がかかります)


主催・お問い合わせ先:
株式会社たお(栗城事務所)
office@kurikiyama.jp
03-3248-6451


合唱曲:「よろこびの歌」
岩佐東一郎作詞・ベートーベン作曲/文部省唱歌

晴れたる青空 ただよう雲よ
小鳥は歌えり 林に森に
こころはほがらか よろこびみちて
見かわす われらの明るき笑顔

花さく丘べに いこえる友よ
吹く風さわやか みなぎるひざし
こころは楽しく しあわせあふれ
ひびくは われらのよろこびの歌

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栗城史多のお別れ会に代えて、追悼ギャラリーを開催します。

追悼ギャラリー
「栗城史多は、誰?」

独自の信念・チャレンジへの共感。
独自のこだわりへの疑問や反発。
これほどまでに、世間からの評価が分かれた登山家がいただろうか。

8848m、気温−35度、酸素は地上の3分の1。
世界最高峰のエベレストにおいて、
過酷な秋季を選び、「冒険の共有」に挑戦し続けた男、栗城史多。

目指し続けたエベレストで、35歳の生涯を閉じた彼を、
私たちはまだ知らない。

日時:
10/27(土) 12:00 - 21:00
10/28(日) 10:00 - 18:00
※入場無料
※入館は閉館の30分前まで

会場:
永田町グリッド 6F Attic

主催:株式会社たお(栗城事務所)
Produced by:CRAZY

追悼ギャラリーのInstagramアカウントはこちら⇒ https://www.instagram.com/kuriki_gallery/

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栗城事務所の小林と申します。

皆様から、栗城への温かいお心遣いをいただき誠にありがとうございます。

事故当時の詳しい状況がわかり、ここで訂正がございます。

栗城の遺体を発見したという第一報の時に、日本と撮影隊との緊急連絡で行き違いがあり、「低体温で息絶えた」とお伝えしておりましたが、実際には栗城は標高7400mのキャンプ3から下山中に滑落し、頭や全身を強く打ったことが原因で、帰らぬ人となりました。

混乱の中とはいえ、誤った情報をお伝えしてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。

20日にエベレストの南西壁を標高7400mのキャンプ3まで登った栗城は、テントを張れる場所を探して標高を少し下げてテント場を確保、しばらく経ってから体調不良のために下山しますと無線で撮影隊に伝え、下山を開始。

その後、無線連絡が途絶えてしまい時間が経っても下りてこないことから撮影隊が捜索のため上部に上がったところ、標高6600m付近で息絶えた栗城を発見いたしました。遺体の状態から推測して、恐らく100-200mほど滑落したものと思われます。

滑落したものの遺体の損傷は大きくなく、安らかに眠っておりました。

これからご遺族の意向により、親族のみで火葬と葬儀を執り行う予定でございます。

多くの方から葬儀についてお問い合わせをいただいており恐縮ですが、生まれ故郷の北海道の自然の中で、親族のみで静かに見送りたいというご遺族の意向ですので、ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

今後、東京はじめ様々な場所で、応援してくださった皆様にお越しいただけるような栗城のお別れ会を開催したいと思っており、決まり次第にお知らせ申し上げます。

これまで栗城を応援いただき、本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

栗城事務所  小林幸子

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