月別アーカイブ / 2019年06月



人がその人らしく生きようとする時、どうしても眼前に立ちはだかる存在がいます。
ほとんどが父や母、または祖父や祖母、また、まれに同じくらい強い影響力を持つ人物です。

過去、まだ私たちが自分の考えを持つ以前の子供の頃、親たちはあらゆる方法で私たちに影響を与えます。
そしてそれが、たとえ子のためを思えばこそとした言動でも、それが幼い子供の心を深く傷つけることがあります。

たとえば、私で言うと、母が私は何の取り柄もない人間なので、ただただ平凡に生きよと、島根の実家から東京に出てくるのもなかなかに難しい状況でした。

私の場合は、そんな母に強く反発したのですが、でも、これが素直なやさしいお子さんならどうでしょう。
親の言い分に傷つき、自分の思いを飲み込んでしまうかもしれません。

結果、自分の本音がわからなくなり、それどころか、そのうち、自分の「心を感じる」ことをやめてしまう子供も現れます。
その子がそのまま大人になったとしたら……。
何が好きで何が嫌いで、どんな時に嬉しくて、これだけは嫌だと思うことは何なのか。
そんな心がだんだんとわからなくなり、自分を見失ってしまいます。
そのうちに、やりたいこともわからず、やがて感情そのものが動かなくなり、人に対する愛情や同情の思いまでもが薄れてしまい、人間関係にも悪影響が出ます。

実は、私はそういう人をたくさん見てきました。
素晴らしい才能に恵まれながら、親との関係が思うようにいかず、そして、反発もできず、自分の生き方を見失ってしまう……。

これを読んでくださっている方で、お子さんをお持ちなら、それが本人のためなのだと、愛情から出たことなのだと思っても、本人にとってはとんでもなく傷ついていることがあることを知ってください。
自分も実は過去に同じような気持ちになったことを思い出してみてください。
そして、お子さんを傷つけてしまったとしたら、できたら、ガス抜きをしてあげてください。
親とは言え、人間だから間違いもあると、ごめんね、と詫びるとか。

でも、子供はいつか反抗します。
その反抗こそが、大いなるガス抜きなのだと思います。
むしろ恐いのは反抗ができなかった子どもたち。
親を絶対と思い込んで育った人たちが心配です。

私には息子と娘がいますが、二人とも反抗期なるものがなく、穏やかな親子関係にも見えるのですが、しかし、それでも子どもたちも我慢していたのだと思うことがあり、できるだけ、思いつく限り親への不満を思い出せと言っています。

しかし、私にすべてをぶつけるのは気の毒だとでも思うようなので、その場合は、自分が幼かった自分をなぐさめるようにと伝えています。
「かわいそうだったなあ」と、自分が自分に言うのです。

これもかなり効果絶大で、親が亡くなってしまった方、また、親が年を取り過ぎて今さら言えない方、逆にそんなことを言ったら親との関係がさらに悪くなりそうだと思う方は、是非とも、自分自身を自分自身でなぐさめてください。

大人になった自分が幼かった頃のつらい気持ちを理解してやるのです。
自分に理解された人は、誰に理解されるより強くなります。
心が揺らがなくなります。

本当の「自信」のために、どうぞ、今日からぜひ始めてみてください。


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NHK文化センター青山教室







明後日、テレビに出演します。

15日(土)
BSプレミアム
21:00~22:59
「 英雄たちの選択スペシャル~大奥贈答品日記」


予告動画
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=19018


大河ドラマ「篤姫」を書いた脚本家として出演させていただきました。
「篤姫」と言えば、大奥、なのでしょうね。

さて、江戸城にあった、絢爛豪華な女性たちだけの園。
謎に包まれたこの大奥、篤姫など、御台所(みだいどころ)と呼ばれる将軍の妻や、側室などが暮らしていました。
一日に三度も着替えをしていた御台所のお付きの役職は、お年寄りと言われました。
もちろん女性です。
その下には、1000人とも3000人とも言われる女中などが仕えていました

そして、今回登場するのは、篤姫の時代に、その夫、13代将軍家定と、12大将軍家茂付きのお年寄りであった、瀧山(たきやま)についてのお話です。
瀧山は、将軍付きということで、大奥の中でも一番の権力を持っていた女性でもあります。

その瀧山にまつわる、いつ誰から何をもらったか、何を差し上げたか、というような贈答に関する資料が出てきたことで、この番組は作られました。

面白いです。
乞うご期待!

そして、実は、この番組、ちょっとばかり前に収録したものです。
放送が延期になっていたのです。
なので、皆さん冬服!

内容もですが、そのあたりもお楽しみに!

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私は「暮らす」ことが好きでたまりません。
毎日どう過ごすか、何を食べるか、どこへ行くか。
そのすべてに興味があり、楽しみや喜びを見つけることにもはや命を賭けているというのは大げさですが、それくらい「暮らし」に興味があるのです。

そんな私が選んだ品々などを、周囲の人たちが喜んでくださったり、「どこで買ったの?」と尋ねてくださったり。

そんなわけで、ここでも、そんな私の選んだものや、暮らしの知恵(?)などをご紹介させていただきたいと思い、今日はその初回です。

うーん、初回ということで、何にしようかと考えたのですが、まずは、最近、私がかわいがっているこの子を!
この子と言っても、松です。小さい盆栽です。
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でも、名前があります。
「茂松」しげまつ、です。
松が生き生きと茂るようにって、そのままじゃないかーい!

これは娘がつけました。
世話をするのは娘なので。
というのも、私はなぜかこの手の鉢物を次々に枯らせてしまうのです。

一方、娘が手をかけるとあら不思議。
植物たちが生き生きのびのびと枝葉を伸ばし始めます。
私が出す負のエネルギーを吸い取り枯れて、娘の出すものはプラスのエネルギーなのか?

それはわかりませんが、でも、この子を見つけた時に、「おお、この子はうちに来る!」と直感が働き、連れて帰りました。
もちろんお金をお支払いして。
石川県金沢のお店でした。

毎日、仕事部屋の机の上で、私を和ませてくれています。

ということで、初回は我が家のチビ盆栽、「茂松」のご紹介でした。


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