月別アーカイブ / 2016年06月


小説の発売日をおたずねくださり、ありがとうございます。
10月に上下巻セットで発売されます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


さて、楽しいロンドン滞在も終わり、最後に、イギリスの息子と、わが息子の話をしたいと思います。

今回の旅は、そもそも息子の仕事につきあう形で決まりました。
もうすぐ23才の息子ですが、この4月に会社を設立し、その仕事のため、イギリスを訪れることになったのです。
息子は、四年間、イギリスの学校に通っていた関係から、世界各国に友人知人がいます。
今回も、さまざまな人たちと会い、私はその間、ひとりで遊んでいたのですが、旅の最後に、私がイギリスの息子と呼んでいるチャーリーに会いました。




彼とは、一夏を東京のうちで面倒を見ていたこともあり、かわいい息子のような存在です。
建築家として間もなく世に出ることになっていますが、すらりと背が高く、とてもハンサムな彼は、人目を引きます。
でも、そんなチャーリーもわが息子にかかると、ほとんど「いじられキャラ」と化し、なんだかんだ、からかわれ続けています。

わが息子は、名前を凱(ガイ)と言いますが、基本的に24時間365日、機嫌がよく、それは子供の頃から変わりません。
性格もかなりユニークで、幼い頃から、海外に出したいと思っていました。
日本がどこよりも好きな息子ですが、海外では、その才能を遺憾なく発揮、誰とでも仲良くなり、不満があれば、どこの国の相手でも平然と渡り合います。
今回も、持って行ったバッグをホテルのポーターが運んでいた時に壊してしまい、それを弁償しろと迫り、最後には、ホテルのオーナーまで引っ張り出しました。
頼もしいやら、恐ろしいやら。


でも、私とは、とにかく気が合い、二人であちこちに出かけます。
話が途切れることもなく、人生について、恋愛について、なんでもしゃべりまくります。
おもろい息子です。


その息子の迷言?で、今回は締めませていただきます。

「ヨーロッパ人は成熟してるよね。他人との愛の共有レベルが高いと思うんだよね」

まあ、訳すと、ヨーロッパの人は大人。特に愛し合うことにかけては、残念ながらアメリカ人や、東洋人はかなわないと思う、てな感じでしょうか?

そんな息子、イギリスでは着物と袴をはき、街を闊歩していました。
やっぱり、かなりヘンな息子です。


早いもので、ロンドン滞在も5日め。
明日には、ドイツへ向かいます。

ロンドンでの楽しみ方は様々ありますが、私にとって絶対に外せないのが、ミュージカル鑑賞です。

今回は、『オペラ座の怪人』と『レ・ミゼラブル』です。
この二本は、なにがあろうと毎回観ます。
席も日本で早々取り、できるだけよい席をゲットします。

そして、今回もよかった……!
『オペラ座の怪人』は、舞台の美しさと、舞台装置の素晴らしさを堪能。

『レ・ミゼ』もそうなのですが、ロンドンの舞台は狭いのです。
その狭さを見事に生かし切った演出には、毎度のことながら感嘆のひと言です。


『レ・ミゼ』はもう、ありとあらゆる意味で、圧巻、です!

狭い舞台を生かし切る演出のすごさ、これ、くどいですど、本当にすごいです。

そして、なぜ何度も何度も舞台を観るか。
ひとつには、舞台の素晴らしさもあるのですが、もうひとつ、それは、観客たちを見たいからなのです。
ロンドンの観客たちは、非常に成熟しています。
観客が、俳優たちを盛り上げ、さらに舞台が盛り上がる感じなのです。
つまり、「素晴らしいぞ!」という思いを、舞台上の俳優たちに強烈にアピールする感じとでもいうか。
そして、なにより、「舞台を観る」ということを、皆がとても楽しんでいるのです。

また、ヨーロッパのよさは、舞台が終わり、表に出たとき、気分が落ちないことです。
つまり、街自体が美しいので、鑑賞後の気持ちの盛り上がりを邪魔するものがないのです。
気分よく舞台を観た後は、石畳の道を歩き、バーで一杯、なんてのが本当に似合います。
そこに私が似合うかどうかはともかく……(苦笑 )


皆さん、ロンドンにお出かけの際は、是非、舞台をご覧になってください。
絶対に後悔しないと思いますよ。
バレエもあるので、そちらも是非。
  
本場はすごい! と感じ入ること間違いなし、です!

あ、でもだからと言って、日本の舞台が好きではないという事ではないのです。いつも楽しく拝見しています。

今回はロンドンの舞台という事で、そこに特化して書かせていただきました。



写真は、22時のロンドン。こんなに明るいのです。

ロンドンの楽しみはいくつもあるのですが、必ず立ち寄るのが、「フォートナム&メイスン」。

王室御用達の紅茶を扱うので有名ですが、私の目当ては二階と三階の商品たち。
パジャマ・フリークの私には、部屋着やパジャマの売り場は必ず訪れ、コロンの店も外せません。

あまりに好きすぎて、すぐそばのホテルに泊まります。

そして、必ず立ち寄るのが、カフェ。
別になんてことのないカフェなのですが、この店、独特の色合いや、従業員たちの立ち居振る舞いなども好きなのです。
スコーンは必ず食べます。
この店でどれほど、原稿を書いたかしれません。
今回も小説の直しを、ここでやりました。


表のおじさんとはもはや顔なじみです。


今日から、ホテルを変わります。

すぐそばに、デパートがあるという、罪な立地です。

それと、明日は舞台について、書きます。

お楽しみに──。

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