月別アーカイブ / 2019年07月

画期的な大作戦。

発明のサクセスストーリー。

緻密な計算による最適解。

とか。

なんかそんな感じ。
ずっと探してた。

頭の限りを使って、
そうしないと活路はひらけないんだと思ってた。


どんどんどんどん、理想の時間軸から遅れて行って、
全然まったく、ついていけなくなった。


この道をまっすぐ行っても間に合わない。
急がば回れなんて幻想だ。


なんてことをずっと思ってた。


なんたる回り道だったんだろうか。


まっすぐ目的地まで伸びた長い長い一本道を一歩一歩進むのが一番だった。


まっすぐ道は果てなさすぎて、
その道は間違ってるって思ってしまった。

魅惑の脇道がショートカットコースだと思い込んでた。

人生ってそんなもんだなあ。

楽しようとしてたわけじゃないんだけど、
頑張り方を間違うことってあるもんなんだよな。


正しい頑張り方を判断するのってむずいな。

一番シンプルな道が一番果てなく感じちゃうんだよなあ。

一番地味で、
一番コツコツ進む、
そんな道が僕には正解だったらしい。


せめて、策士策に溺れる。
なんて、カッコつけてみる。


今からでもいける。
無様に行こう。


照準は5年後だ。

人生のピークはもう過ぎた。

新しいことに挑戦するのにはもう遅い。


僕はこんな考えにすこぶる反対派で、
ずっと今からだってなんだって出来る!
と、主張し続けてるんですけど、

なにぶん僕は目に見えるわかりやすい結果を持ってないんで、
いまいち説得力に欠けるところがある、とは思っています。
悔しいところ。


だけど、そんな僕の背中を押してくれるような研究結果を見つけました。


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知能に限って言えば、今後、新たな能力のピークを迎えられる可能性がある。
他人の感情を推し量る能力、あるいは基本的な計算能力のように、中年期もしくはそれ以降までピークに達しないものもある。
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冒頭を抜粋しました。

この記事によると、

・集中力のピークを迎えるのは43歳。
・感情を読み取る能力のピークを迎えるのは48歳。
・計算能力のピークを迎えるのは50歳。
・新しい情報を学び、理解する能力のピークを迎えるのは50歳前後。

そして、
・語彙力のピークを迎えるのは67歳前後。


33歳なんて全然じゃん!
俺のキーになる能力値がピークを迎えるのは、今から15年〜20年後。
今はまだ赤ちゃんみたいなもんだな。

さらに、語彙力のピークが67歳。
歌詞、文章、言葉を発信することを生業にしようとしている33歳の僕からしたら、34年後。
まだピークに向かう半分にしか達してない。

俺、これから過ぎる!
希望の塊。


20年努力し続けたら、
ピーク迎える時は俺凄いことになれるんじゃない?


すごく希望を感じる話でした。
ありがとう科学。


俺たちの未来を明るくするのは俺たちだ。

劣等感には悪い劣等感と良い劣等感がある事をしりました。


他人と自分を比べているのか、
理想の自分と今の自分を比べているのか。


他人との比較は、どこまでいっても、ゴールはなくて、
ずっとずっとネガティブな気持ちから抜けられない。

きっとこれは承認欲求を拗らせてしまうからなんだろうな。
SNSは便利だけど、心には優しくないツールであったりもします。

他人に気に入られるために生きてるわけじゃないのにね。

他人と比較してるってことは、
自分と他人の中で、
正解と不正解、正義と悪、勝ちと負け、そんなものを決めなくてはいけないって思い込んでしまってるのかも。


人よりいい暮らしがしたいとか、
人よりいい恋人が欲しいとか、
人より成功したいとかね。


他人との競争なんて意味ないのにね。


「よそはよそ、うちはうち」って言う昔だったら子供をあしらうためだけだった言葉が、
今は自分の心の軸を決める価値観になってるのかも。


面白いね。世の中って。


人の尺度に自分を押し付けないで、
自分の価値観に、ある意味わがままに生きていい時代なのかもしれない。


身勝手に生きよう。それくらいできっとちょうどいい。




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