今日は3月11日です。
東日本大震災から7年。
東京で暮らしていると地震の影響なんてものはもはや一切なく、平和で恵まれながら暮らしています。
だから、記憶やあの時のことを考える時間が少なくなってしまうのも事実。
364日は忘れてしまってる人も、今日だけは思い出すことが出来たらいいんじゃないかな。
思い出すことに価値がある。
知らない誰かの為を思う事は少し照れくさいものなのかもしれない。
良い人ぶりやがって、ポーズだろどうせ、なんて思う人も少なくはないのかもしれない。
偽善って言葉もあの地震以降に耳にする機会が増えた気もする。
僕は今から6年半前、
地震から半年経った頃に石巻に復興支援のボランティアに行きました。たった一週間だけど。
土日と夏季休暇と有給休暇を組み合わせて、そのとき作ることができた最大日数の連続休暇を作って行ってきた。
理由は、力になりたいって気持ちもあったけど、一番は自分の目で見た記憶、経験を持って判断したかったから。
その頃は半年経って東京では報道もどんどん減っていた頃だった。
東京では復興したような雰囲気すら漂い始めていた。
たった半年なのに。
それがすごく違和感で、怖くなった。
自分の目で見ないことには何も判断もできないと思った。
ボランティアに行く、行ってきたという話を東京でその頃よく対バンしてたバンドマン仲間とかに話したら、半笑いでなんで?関係ないのに?とか言われたな。
自分以外の人のために動く事は、時として奇妙なものだと言われる事もある。
何もしないことを責める気は無い。
自分の行動を誇る気もない。
事実、僕は大したことなんにもしてない。
それでも、これを見た誰かの記憶が蘇るならそれに意味があると思ってる。
一年に一度の日。
1/365が、364/365に影響を与えることもある。
何かが起こった日、誰かの誕生日、何かの記念日。
その1日を大切に生きることができたら、またその日から始まる一年が大切な1年になるのではないかなと。
1日1日を大切に生きていきたい。
流れるようにいきてしまう時もたくさんある。
だからこそ、一歩足を止めるきっかけがある日には大切に考える時間を取りたい。
今日も僕を存在させてくれてありがとう。
僕を知ってくれている全ての人に感謝しています。
明日も良き日になりますように。