当たり前のように声だかにみんなで言ってることだから、音楽業界の危機!とさえ思ってしまっているけど、

そんな絶望的なことなんだっけ?
という事を考えてみた。

人に言われたことや世の中の常識ってもんに
無意識に流されることが多いから、
たまにこういう絶対そうに決まってる!
ってことも疑うようにしてます。


シンプルに喜ばしいことじゃないってのはわかる。
それは間違いない。


だけど、僕らが音楽に興味を持つよりもっと前、
なんなら生まれる前は、音楽の媒体はレコードだった。
それが1980年代後半にCDに変わっていったみたい。

その変化を経て、
「レコードが売れない時代」に突入した。

それまでは、レコードを買うしか音楽を聞く術がなかったけど、レコードを買わなくても音楽が聴ける時代になった。


それと今一緒で、
CDを買うしか音楽を手に入れられなかった時代から、
CDを買わなくても音楽を手に入れられる時代になった。

それは、インターネットとパソコンが当たり前の存在になったから。

CDが売れ続けさせるには、
パソコンとインターネットが存在しない世界じゃないといけない。

そんなの考えられる?
嫌じゃない?
インターネットがないと知れなかったこと、出会えなかったことあるでしょ?
それがなかったことになったとしても、
CDが売れ続ける時代であったほうがよかった?


今の時代の便利は手に入れつつ、
前の時代のメリットも引き続き手にしておきたい。

そういう主張をしてる気がします。


それにね、
当たり前の存在じゃなくなったほうが価値が出ることもある。

僕らが子供の頃、
レコードが好きな人って音楽通って感じしなかった?
なんかかっこよかったよね。
レコード屋に出入りして、音源探して。
みんなが知らない事を知ってる人って感じがかっこよかった。


CDも同じだと思う。

CD好き=音楽を心から愛している人、音楽文化を深いところで支えている人

そんな風に時代が変化してるって思えば、
CDを買わない人を罵る必要もないと思うし、
世の中が変わってマイノリティーな存在になる中で、
CDを愛していることが誇りになるんじゃないかな。


じゃあ、音楽家はどうやって生きていくのって話は、
みんなでめっちゃ考えて、試して、見つけていくしかないと思う。


大人たちはそこを最も考えるべきだ。
リスナーの不安を煽ることが仕事じゃないでしょうに。


時代は変わるし、これからもっと加速する。
それは、僕らが便利を求め続けてるんだからしょうがない。


その中で、愛してるものを守るために自分たちの価値観をアップデートするしかない。


前の時代のたっぷり味わった人は、価値観をアップデートしたがらない。
多分、誰でも20世紀に生まれ育った後にその立場に行ったらそうなるよ。


それだったら自分が、自分の人生をアップデートしていけばいい。

CDを売る以外でお金を作り、生活を営み、音楽を作る。

それを実現するために、2020年を目前に控えた僕らが何をするのか。

自分で考えるしかない。
頭が割れるほど考え抜くしかない。


他人とか、社会とか、会社とか、
自分のコントロールが効かないものにあーだこーだ文句言っても、効率悪すぎる。

まずは自分。
そして、隣にいる人。

まずは、そこから。
音楽を愛してますから。
僕も、きっとこれを読んでくれているあなたも。


今日はレコードの日らしい。
レコードやCDの事を考えたら、少し熱くなってしまった。


山ほど勉強して、たくさんの知識と価値観を手に入れても、
今重要なのは「どんな情報か」じゃなくて、
「誰が言う情報か」が重視される時代。

だから、人の価値観を変えようとする前に、まず自分。
やっぱりここに帰着する。


あと、一億倍がんばれ!俺!


はい!