駅の改札前や電車の中でものすごいカップルがいたりする。

人口が膨大な関東圏、
こんだけ人間がいればやはりそれなりにエンカウント率は高い。

鹿児島にいた頃は全く見たことなかったから、
この分母の話は割と的を射ている気がする。

県民性の話をあげる人もいるかもしれないが、
東京出身者の方が少数な東京において、
東京と地方の比較に県民性を使うのはイマイチしっくりこない。
あと、シンプルにケンミンショーが好きじゃない。


それた。


公共の面前で接吻ぶちかましてる二人は、
二人の世界に没頭しているわけなんだけど、
その集中力ってすごい。


通常時であれば、
隣に座るおじさんがガムを噛む音が聞こえるだけで、
心底気色悪くて集中力は続かないし、
明らかに一人分をはみ出して座る巨漢の横では、
触れる接地面が気になって集中力なんてかき消え、
笑い声が変な人が近くにいれば気になってたまらない。


人の集中力なんて、とても弱いもんである。


それなのに、周りの視線をものともしない。
恋のもたらす集中力。
これは人類の神秘でしかない。


先日舞浜駅でもすんごいのがいた。

やってんなー…と思って通り過ぎ少し歩いた時、
その先を歩いていた女性二人が振り返りながら、
「うわーまだやってるよ。長っ。」と言っていた。

俺ならそんな危険を冒してまで、
公衆の面前で二人の世界に入ることは出来ない。

夢の国にも限度がある。


しかし、

あの集中力。
人の目を気にしない鋼の心臓。
全てを投げ打つ情熱。

その力だけは欲しいもんである。

駅前でのキスには使わないが、
練習と勉強と読書の時に使いたい。

そんな都合の良いもんじゃないんだろうか。

俺の中に眠れる集中力よ。
出てこい。



駄文を書くのは、結構楽しかったりする。
最後まで読んだあなた。
貴重なギガをもらってすまん。