前編はこちら。

兼業イベンターがもっている大きなアドバンテージは、やはりライブハウスだけがその人の世界じゃないこと。

一つの世界だけだと、見えるものは深くなるけど、
時として狭くなる。

視界が広ければ良いってもんでもないけど、
見てるものが違う人が作るものってのは斬新で新鮮。

だから、いつかイベンターとして食ってくんだ!って言うゴールだけじゃなくていいと思うし、

満員のイベントをやることが必ずしも必達ではないと思う。

30人しかその空間にいなくても、
めっちゃくちゃ濃い空間って確実に存在する。


そんなことよりも、
そこにいる全員の胸が熱くなるような、
心が通い合うような、
そんなあたたかい空間の方が価値があるし、

この音楽を心から信じられる!って音楽と心で作る夜の方がワクワクするし感動する。


兼業イベンターとして定期的にやるのもいいし、
数年ぶりにやってみるかなー!ってのだって最高。


個性やアイデンティティーは、
その人の視点から生まれて来る。

素人が作るイベント、だなんて考える必要なんてゼロ。


お金とか時間とか労力とか半端ないけど、
愛と気持ちで作る日ってのはかけがえがない夜になるよな。


5年に一度でも、10年に一度でも、
その人にしか作れない空間に俺は出会いたい。


見て、聞いて、考えて、
兼業イベンターに熱い気持ちがふつふつと湧き上がったんで、2日にわたって書いてみました。


俺は、兼業音楽家。
だから、同志なんだよな。


一緒にライブハウスが楽しい場所であり続けられるように、楽しんでいけたらいいな。


俺は兼業音楽家をすることで一番のアドバンテージは、「音楽で食えなくても良い」ってことだと思ってる。

これは、売れなくても良いってわけじゃない。

音楽の売り上げから自分の生活費を捻出しなくて良いから、
音楽で作ったお金を全部、
お客さんを楽しませるイベントの制作費に注ぎ込めるし、
力を貸してくれるミュージシャンの仲間たちにちゃんとギャラを払える。


音楽で稼いだお金を全部音楽にぶち込める。
これってすごい武器なんだ。

みんなを楽しませることにとことん追求できる。


だけど、音楽でもっとお金を稼ぎたい。
なぜなら、もっとみんなを楽しませることに使えるお金が増えるから。
そしたら、もっともっと楽しませられる。


Crahsのイベントはみんなを楽しませることを最優先しすぎて、マジで採算度外視。
だから、イベントの翌日の精算の時にはマジで反省する。

だけど、また次のイベント作る時に全力注ぎ込んでしまう。
楽しませるためには妥協が出来ないんだ。
妥協したら何より俺自身が楽しめなくなるから。


まあ、俺はそんなちょっと頭おかしくなってしまってるからここまでする必要はないと思うんだけど、


兼業音楽家、兼業イベンター。

専業には出来ないことが俺たちにはたくさん可能性があるよ。


楽しくやってこう。
それが俺たちの強みだ。