Release:1997.3.5
7thシングル。
当初は「Tomorrow never knows」のカップリング曲になる予定だったが、出来が良かったために急遽A面曲となった。
コンサートで映える曲を、と制作された曲。桜井は、歌詞に関しては小林よしのりの『ゴーマニズム宣言』の影響を受けていると語っている。
Mr.Childrenのシングルとしては珍しくタイアップがついていない。桜井も「あの曲はどこの会社もタイアップについてくれなかった(笑)。もっとも、"社長の上に跨って"なんて歌詞じゃ、それも無理なんですけど…。試みはしたんですけどね」と語っている。
作曲はシングルA面曲の中で唯一桜井と小林の共作名義となっており、 コーラスにakko (MY LITTLE LOVER)が参加している。
ベスト・アルバム『Mr.Children 1992-1995』及び配信版(本シングルと『BOLERO』収録のものを含む)では、副題の記号が異なり、「〜秩序のない現代にドロップキック〜」となっている。
間奏のギターソロは桜井による演奏で、ライブでも桜井が演奏しているが、田原健一が演奏することもある。発売時点で、前作「Tomorrow never knows」のミュージック・ビデオも公開されていなかったためか、今作のミュージック・ビデオは制作されなかった。なお、これは自身のシングルA面曲では初めてである。
「everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~」歌詞
歌:Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:小林武史
複雑に混ん絡がった社会だ
組織の中で ガンバレ サラリーマン
知識と教養と名刺を武器に
あなたが支える 明日の日本
そして you
晩飯も社内で一人インスタントフード食べてんだ
ガンバリ屋さん Uh- 報われないけど
上京して3年 彼女にすりゃ chance
地道なダイエットの甲斐もあって
カメラの前で悩ましげなポーズ
そして ベッドじゃ社長の上に股がって
oh you
それでも夢みてる ムービースター
世間知らずの お人好しさん Uh-
相変わらず 信じてる
everybody goes everybody fights
秩序のない現代に ドロップキック
everybody knows everybody wants
でも No No No 皆 病んでる
愛する一人娘の為に
良かれと思う事はやってきた
“教育ママ"と 近所に呼ばれても
結構 家庭円満な この18年間
でも you
娘は学校 フケてデートクラブ
で、家に帰りゃ また おりこうさん Uh-
可憐な少女 演じてる
everybody goes everybody fights
羞恥心のない 十代に水平チョップ
everybody knows everybody wants
そして Yes Yes Yes Yes 必死で生きてる
Ah 仕事の出来ない連中は こう言う
「あいつは変わった自惚屋さん」Uh-
こんなにガンバッてるのに
everybody goes everybody fights
退屈なヒットチャートに ドロップキック
everybody knows everybody wants
明るい未来って何だっけ?
everybody goes everybody fights
秩序のない現代に 水平チョップ
everybody knows everybody wants
でも No No No No 皆病んでる
必死で生きてる