月別アーカイブ / 2019年04月

どうもkota_skywalkerです。

キャリア10年超の現役証券マンです。

いきなりですが、金融業界を取り巻く環境は激変しています。

メガバンクは新規採用を大幅に減らしますし、地銀の衰退はもう限界を超えています。

国内証券最大手の野村HDの決算発表、本部人員の大幅削減、店舗の統廃合計画は目を見張るものでした。

現場では見て見ぬ振りをしてきた「旧態依然とした文化の終焉」をいよいよ眼前に突きつけられている気分です。

かくいう私も、これまでなんとなく維持出来てきた「年収1000万円超」はそろそろ無理だと思い、パラダイムシフトの必要性に迫られてきます。

とはいえ、「相対的に高い年収」をわざわざ捨てる必要は無い(少なくとも今の上司のうちは)と思っているので、社内キャリアに終止符を打つつもりはなく、「骨を埋めるアピール」はしばらく続けようと思っています。

しかしながら、明らかな斜陽産業に身を置く以上は自分の身を自分で守る必要があると考えているわけで、資産運用は欠かせなくなっています。
生活水準レベルは下げたくないですしね。

ここで気づいたことがひとつ…

「投資家目線」と「現役の証券マン目線」のハイブリッドって価値あるんじゃね?ってこと。

要は営利目的じゃなく、リターン追求が使命なわけですし。

「営利目的じゃない証券マン」の特徴って、一概には言えませんが…

・トレーダーではない。
・一応、マーケットや金融制度については広く(浅く)勉強している。
・運用は中長期視点。
・仕組債や外貨建保険(非課税枠除く)は買わない。

細かく言えば沢山ありますが、ざっくりこんなところでしょうか。

「助言業務」にまで発展すると多分ルールに抵触するとは思いますが、
「目の前の人の利益を追求する」というスタンスは貫きたいので、
せめて匿名でバーチャルな場所ぐらいは、「証券ルールの中で純粋に何が儲かるか」を真面目に考えたいと思った次第です。

証券会社で営業を行う上で、モチベーションの大半はここで稼いでいる人も少なくないと思う。

私も普段は
「クソみたいな会社」
「クソみたいな業界」
「自分を繋ぎとめているものは平均よりも上回る年収」
と思いながら日々働いている。

大口約定が出ると、普段話さない人からもお祝いのメッセージが来るし、なんとも言えない高揚感に包まれる。

大口約定が出ると、「成功事例」として、そのプロセスを共有するための詳細を事細かに報告させられる。
そして、その内容は全国の支店の社員へメールで配信される。

しかし、私が大口約定を決める場合は、言葉に表しようのないプロセスを踏んでいることが多いし、「出る杭回避」のために当たり障りのない内容に留めることが多い。

当然、こんな成功事例を共有したところで汎用性があるわけでもなく、何の効果もない。
せいぜい、ライバルへ刺激を与える程度の影響しか生まれないだろう。

大体、大口約定のプロセスを踏襲するだけで大口約定を決めることが出来るんだったら、誰も苦労しない。

共通点があるとするならば、「接していた相手がお金持ちだった」ってことぐらいだ。
答えはここにしかない。

お金持ちから大きな約定を貰うための行動は、「ノルマをこなすこと」が起点では生まれない。
真に相手が求めるものを探り当て、提供するしかない。

少なくとも、大した成長シナリオも描けないような会社の株式を勧めることでないことは確かである。

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