暑かったり、寒かったり

皆さん、風邪などひかれてませんか?

ちなみに私は元気いっぱいでございます


さてさて

先日、出身地である岐阜県の貝塚を訪ねました。
というのも、3月に母校の小学校にて、
お話をさせていただくことになったから

まずは自分たちが暮らす大地の下には何があったのか、
という話が出来ればと思って、見に行ったのです

いやー、知らないことだらけで、私が勉強になりました

お邪魔した遺跡はこちら

IMG_3366


庭田貝塚:縄文時代前期から集落が作られ始め、貝塚は中期あたりに出来たとか。
     ちなみに、貝はマガキとかハマグリとかが出ています。

周りはふつーーーの畑。
その中に突如現れる貝塚。
それも、岐阜県唯一の貝塚ですよ!(あとで、もうひとつでますが)
岐阜県は、海なし県なのに、貝塚
(海産物系のね)

ここは、この写真の区画以外は、私有地なので、
勝手には入れませんが、なかなか興味深い。
貝塚は発見されていますが、集落跡は見つけることが出来なかったとか。
このあたり、結構土石流が発生していて、
その下に遺跡が潜り込んでいる可能性がある、と。
でも、貝塚があるってことは、人が暮らした証ですからね。
周辺で人の営みがあったのは間違いないです。

そして、次に訪れたのが、こちら

IMG_3369

IMG_3368

なにもなーーーーーーーい

と見せかけて、ここも貝塚があった場所です。

羽沢貝塚:縄文時代の前期から晩期にかけての遺跡です。
     ここからは、土偶、人骨、土器、骨角器、甕棺、石器など沢山の遺物が出ています。
     特徴的なのは、山陰、北陸、近畿の土器も発見された、ということ。

このだだっ広い土地に、お墓と集落があったようです。
9ヶ月の子供の骨は土器の中に納められた形で発見されています。
それに、イヌも丁寧に埋葬されていたんですって
(ところが、丁寧に埋葬されていない、イヌの骨もあるらしい。
 こちらは、食べていたんじゃないかって
 イヌも厳しい世界だな。縄文人の相棒になるか、食料になるか)

イワシやサバ、ウナギ、中にはサメの骨もあったり、
シカ、イノシシがほとんどですが、
中には、キツネやイタチ、タヌキの骨も出ています。

確かに、私が子供のころには、キツネがいました
サルは山に普通にいたし、イノシシは、時期になるとおっちゃんたちが
猟りに出掛けていたような。

縄文時代から、変わらんということです


IMG_3372

落ちてます、ヤマトシジミの貝殻。

ここから出土した縄文人の骨のコラーゲン分析によると、
そこまで魚介が多いというわけではない、とのことでした。

海津市教育委員会の日置智さんのお話ですと、

「魚介はたまに食べる贅沢品だったのではないかと思います。
 基本は、養老山脈の山の幸。たまに、魚、というかんじでしょうか」


貝塚といわれると、どうしてもあの加曽利貝塚のような
「あんたら、貝ばっかそんなに食べて、どーすんの!」
的な貝塚をイメージしますが、
こちらの縄文人はそんなことありません。

非常にバランスよく山の幸、海の幸を食べている印象です。

地形的に、海がすぐそばにせまり、そして養老山脈が背後にある、
この扇状地は、貴重な場所だったんでしょうね。
この山脈を超えた員弁のあたりには、
そこそこ大きな集落があったようですから、
そこの人たちと行き来していたのかもしれません。


そして、何が驚いたって、土偶が出ていることに驚きました
地元から、出てたなんて。

小学生に
「地元を知ろうね

なんて、ゆーてる場合じゃないですね
まずは、私が知らねば。

これらの遺跡から見つかったものは、

海津市の歴史民俗資料館で見ることが出来ます

http://www.city.kaizu.lg.jp/life-guide/life/public-facility/culture-facility/siryokan.html


駆け足で廻りましたが、
改めて勉強になりました。
子供の頃には、ちーーーーーとも興味が無かった貝塚
今になって、その威力に打ちのめされる私です。

で、お昼ご飯は、縄文人も食べたであろう

「うなぎ」

食べました

IMG_3375

オススメです