月別アーカイブ / 2017年01月

最近、骨董を扱う人と知り合いになりました。
考古学と骨董って、ひとつの線上にあると言いますか。
そのかたは、多くの縄文関係の遺物を扱っていらっしゃいます。
完成品だけでなく、土器の破片とかもあります。
完成した土器や土偶を扱う骨董商さんは、
銀座等にちょこちょこいらっしゃいます。
ですが、このかたは、ちょっと雰囲気が違う。
同じ縄文の遺物を扱うのでも、何となくそこにあるものが違う。
縄文の勉強も凄くされていらっしゃいます。
次回、会を開催する時にはぜひとも御越し下さい、と言っていただきました。
インダス文明の牛の土製品も出てくるって!
もう、どうなってんだ、一体(笑)
こっそり画像を拝見させていただきましたが、
めっちゃかわいい!これはいい!というものでした。
見ていただけないけれど、本当にかわいい土製品だったの


と、なんだか分かるような分からないような話からスタートです

さて、
私はテレビを見過ごしてしまったのだけれど、
日曜美術館で取り上げられていた

「火焔型土器のデザインと機能 
 Jomonesque Japan 2016」in國學院大學博物館

行ってきましたよー。
実は会期が迫っていて

2月5日(日)まで!

ごめんなさい、ご紹介が遅くなってしまった

ではでは内容を見ていきましょう。

ご存知の方もいらっしゃるかと思うのですが、
新潟県の新潟市、三条市、長岡市、十日町市、津南町が
信濃川火焔街道連携協議会
なるものをつくっているんです。
それは一体なんだ?
この協議会名「火焔街道」でピントきた貴方はなかなかの縄文通!

そう、この協議会は、火焔型土器を擁する市と町が作った協議会なんですよ。
でね、火焔型土器を含むこの地域の文化財を
『「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化』
として、文化庁が全国で100遺産の登録を推進している
日本遺産に認定されたんですって!

つまり、火焔型土器が出土した地域の文化と文化財が、
日本遺産に登録されて、その文化財を広く見ていただこう!

というのが、この特別展だったってわけ

ではでは前置きはこのぐらいにして、見てもらおうかな。

P1011985.jpg

入り口にデカい火焔型土器。あ、これは本物でないよw

P1011987.JPG

まずは誕生から説明。

P1011992.JPG

火焔土器
火焔型土器ではないよ。
 新潟県馬高遺跡から初めて掘り出された火焔を模したと思わせる、この土器だけが火焔土器
って、近藤勘治郎、篤三郎親子が大晦日の雪の日に、掘り出したって!
うそやん!調査で見つかったんじゃないのか!
なんと、まあ。
破片はそれまでも出てたみたいだし、おおよその見当はついていたんだと思うけれど、
それでも、土器片を復元した結果、ほぼ全体の形が分かるようになった、
ってのは、驚いただろうなー。
ここが、すべてのスタート。


P1011990.JPG

これは、火焔型土器。こんなのもある。

P1011997.JPG

これも火焔型土器。実は今回の展示で一番私が驚いたのがこれ。

P1011998.JPG

上から撮ったらこんな感じ。
すげーよ、縄文人。
浅鉢もあるんだなー。

P1011994.JPG

はい!これ、国宝。
実は、国宝の子は、ちょっとあっさりしていると個人的には思う(笑)。

P1012009.JPG

これ、国宝附。
国宝を補完する資料として指定されている。
つまり、上の火焔型土器をよく知るためのものってこと。
点々だけで、よくこんなにデザインするよねー。

P1012015.JPG

この特別展、土器だけじゃなく、

土偶もきてるーーーーーーーーー!!!!

なんか、みんな頭潰れてるんだけどw
それがお饅頭みたいでかわいいー
そして、つぶらな瞳だワーン。

P1012017.JPG

P1012023.JPG

この真ん中の子は有名人。
笑ってるねー笑ってるねーそして、美人だ!

P1012019.JPG

よく見て!上の子と同じような眉毛だよね。
これはこの地域の特徴。
そして、目と口の表現も棒状の道具で挿して作ってるのがよくわかる。

つーか、この二人、かわいいよ

P1012026.JPG

この子たちの模様はかっこいいなと思って撮影。
アイヌの人たちが着ていた衣に刺繍されている模様みたいだ。
でさ、見事に頭が割られてるな、この二人。
作りが弱かったのか、はたまた意味があるのか
有名人の子もそうだったけれど、腕の先(手の部分)に穴があいてる。
これはなんだ?
ここに紐を通して、壁に吊っていたのかもしれないね。
その住居の守り神みたいにね

P1012029.JPG

で、これは前回も載せた石棒。

「ぼんのう遺跡」の石棒。

私、一生忘れないと思う(笑)

あまり土器を載せませんでしたが(すみません)
この特別展は、生で見ることを強くおススメいたします。
本当に凄い火焔型土器が山のように来ている。
それが、
無料で見れちゃう!そんなことがあっていいのか!

テレビの影響で、来館される方が多いけれど、
これは縄文土器好きは見た方が良いです。
三角形土版がくっ付けられた土器もある。
撮影したけれど、下手すぎて載せられない
だから、皆さんの目で、確認しにいってみてくださいーい。

で、特別展だけじゃなく、常設も是非。
ここの土偶は本当に良いですよ!

ということで、2月5日(日)までと、ちょっと時間がないけれど、
渋谷に行かれることがあれば、立ち寄ってみてくださいね





 

更新するする詐欺で、捕まるんじゃないかと思う今日この頃


久々の更新となってしまいました

さて、

2月、3月と立て続けに書籍が販売となります
ありがたいことです

現在は、原稿を書き終え(てない部分もあるけれど
デザイナーさんや担当してくれている編集者さんが、
ガンガン、ブラッシュアップをかけている状況です。

この段になると、いつも思います。

書き手は、ひとりでは何も出来ないなーと。

本を出したいと言って、文字を綴ることは出来ても、
デザインをすることも、
読者さんにとって、より分かりやすい文章にするよう客観的な目を持つことも、
イラストで理解を深める手助けをすることもできません。

本は、様々なプロが集って作ります。
著者、なんて偉そうな肩書きを頂きますが、
本作りはチーム作業です。
私もそのチームの一員でしかありません。

チームを引っ張るのは、編集者。
その編集者の指揮のもと、
文章担当、
デザイン担当
イラスト担当、
撮影担当、
というように分けられ、
各人が知恵を出し合って、1冊の本を作り上げるのです。

だから、著者はひとりでは何もできん!といつも思うし、
一緒に取り組んで下さるメンバーみなさんには、感謝の気持ちしかありません。

そりゃね、ぶつかることもありますよ
でもね、それがないと、良いものは出来ないと思っています。
あ、私が大御所だったら違うのかもしれないけれど、
多分、そういうことでもないかな。

あ、まるで終わったようなブログの雰囲気になっていますが、
まだまだ出版まで作業は続きます

しばらくしたら、Amazonにも書籍の画像が入ってきますので、
そうなりましたら、またアップしたいと思います。

よろしくお願いします❤️


あ、これはおまけ。
ちゃんとブログでご紹介しますが、現在開催中の

「火焔型土器のデザインと機能」
          in國學院大學博物館

で、展示されていた石棒。
石棒とは、縄文時代の儀礼で使われたとされる道具の一種。
男性のシンボルを模している、とも言われているんだけれど、
このさ、発見場所の遺跡名に私、釘付けよね。

P1012029.JPG


「ぼんのう遺跡」

ままやないかーい!!




 

IMG_4549.jpg


2017年になりました

なんだかブログの更新が滞ってしまって、
申し訳ありません。

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします

新年の抱負

今年は1年間(予定)の期間限定で 東京に住まいを移します。

ありがたいことに、版元さんから「書店でのイベントをやりましょう」と
言っていただいているので、2017年は書くこともやりながら、
皆さんと一緒に土偶や縄文時代について、
楽しくお話する機会をたくさんつくれればと思っています。
書店さんは大きなところから、小さなブックカフェまで。
(まだ構想段階なので、実現できるように動かないといけませんが)
数人でイベントというのも良いなと個人的には思っています。

来て下さる方がいるのか?

とも思うのですが

一方的にお話するのも良いのですが、
皆さんといろいろ意見交換をしながら楽しく縄文談議をする方が、
数倍楽しめる!
また、皆さんから教えていただくことも多いですから、
貴重な時間になるなと思っています。

せっかく東京に住まいを移すのだったら、
せっせと縄文の遺跡を廻ろうと思っています。
これはやらねばなりませんね。
東北や山梨、長野、新潟に行きやすいですし。

そこで見聞きしたことを、こちらでも共有して行こうと思っています


いつも思うのです。
後悔しないように、やりたいことはやらないとって。
チャレンジしないとって。
人のせいにせず、責任は全部自分で背負って、
チャレンジしようって。
最近、自分の発言が誤解されているなと思うこともあります。
私の目指すものや本心が伝わらず、発した言葉の表面的なことしか、
相手に伝わっていないなと。
私の力不足、言語力不足だなーと反省することしきり
それでも、やりたいと思うことは誤解を怖れず口に出して、実行して行く。

って、なんだか新年早々暗い話になってしまったー

後悔しないように、
今年一年も頑張るってことが言いたかったのです

去年はちょっと土偶のお話が少なかったので、
今年はもうちょっと更新頻度を上げて、土偶を一杯ご紹介して行きますね。

今年も土偶な一年を

IMG_0024.JPG

この土偶はアメリカの博物館で展示されている遮光器土偶。
すげーの、行ってるよね。


 

↑このページのトップへ