月別アーカイブ / 2016年08月

うそかほんとか、
ある版元さんに、

「では4月に1冊だすつもりでいて下さい」

と言われました。

ん?マジですか?

えっと、まじですかーーーーーーー

ちょっとドキドキしているこんだです、みなさんこんばんは

今日はお知らせです。

皆さんご存知でしょうか?
博物館がキャラクターを作り、そのナンバーワンを決める投票が 始まっている事を!


これです、これ。

ミュージアム キャラクター アワード2016

http://www.museum.or.jp/modules/impoll/index.php?poll_id=17 


私はまったく知りませんでした


そのアワードに、なんとなんと、
去年の土偶のキャラクター日本一に輝いた
南アルプス市の
「子宝の女神 ラヴィ」ちゃんが
参戦しているのですよ!

凄いなー、頑張ってるなー。


ちなみに今の順位はと言いますと……

25


これは先ほど(8月29日現在)

2位ですわよ、みなさん

大健闘しとります

その上にいるのが、京都国立博物館のトラりん。

うぐぐぐ、国立、強いわね、やっぱり

でもね、南アルプス市の皆さんは一致団結して
日々、投票してるのです。

南アルプス市って熱いよね!
去年のドぐキャラ選手権の時も思ったけれども、

「うちら、がんばるでーーーー

という力が凄い。

それを土偶が引っ張ってるのも凄い

このブログを見て下さる方は、土偶好きが多いはずですので、
ぜひともラヴィちゃんに一票をお願いいたします

土偶界の期待を背負ってますからね、ラヴィちゃんは。
こんなに活用されて、
市民に愛されている土偶キャラは無いですから


みなさま、よろしくお願いいたします!!!





 

先日、私を20歳の時から知っている人と食事に行ってきました

20年間の付き合いって凄いなと思うわけですよ
若い頃からずっと変わらず無条件で信じてくれる人がいるという事は、
本当にありがたいなとしみじみ思いました 
支えてくれる存在がいる事って心強いです


さてさて

日本最標高に存在する縄文中期の遺跡
大深山遺跡(おおみやまいせき)に行ってきました

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場所は長野県南佐久郡川上村。
高原野菜のレタスが有名な地域になります。

標高が1300mにある遺跡ですから、この猛暑でも気持ち涼やか

こんな素敵な場所なんですよ。

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復元住居が2棟ありますが、林の中にある復元住居を見たのは
私、はじめてかも
そして雰囲気がある。
これは勝手な想像だけれども、
こんな中に縄文人たちが暮らしてくれていたら、
嬉しいかも

ということで、ここから発見された遺物をちょっとだけご紹介。

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これ、後ろ側。

で、前はこれ。

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はーーーーー、餃子じゃん!穴、あいてるけど

これは釣手土器といわれるもの。
ランプだった?とか考えられていますが、事実は謎。
東日本で多くが作られたようです。特に中部高地。

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いやーーーーーー、もうね、胸キュンです
真ん中にトンボが飛んでるのかと思っちゃった。
そして、この波波。
粘土を紐状にして、一生懸命うにょうにょさせたんですよ、
縄文人が。
頸の部分の点もいいじゃないですか。
木の棒か何かで、「ちょんちょん」って一周押しながら、

「あ、ちょっと失敗したかも」

なんて思っていたかもしれないし



「土器好きじゃない」とか言って、
ごめんなさいって感じです


こういう静かな佇まいの土器は好きです。

「おらおら、オレ、すげーだろー」

という威圧的な土器が苦手なんです。
前も書きましたが

そういう観点で見ますと、

ここにあげた土器はどれも良い
彼らが粘土を捏ねて伸ばして作り上げる姿が
想像しやすい(私には)ですよね

土器、面白くない、とか言ってゴメンナサイ

この遺跡近くには観光地、清里もありますし、
夏の遺跡巡りにはうってつけの場所でしたー



 

昨日は奈良公園をウロウロして、
ひっさびさに東大寺の大仏を見てきました

いやー、人が多い!
そのほとんど海外の方だったんじゃないかと思うぐらい、
日本語が聞こえない

とはいえ、久々に眺める大仏は、
相変わらず清らかなお顔でございました

さて、今日は昭和女子大学発掘実習の3回め。
最終回でございます

乙女たちのがんばりをお届けいたします


山本先生が写真を撮っている頃、
他の場所ではコツコツと発掘する学生たちの姿がありました。

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手前の子が後輩。

「先輩、これはどうでしょう」

と掘った遺物を先輩に渡します。

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「ここにこうあったんだよね?」

と地層に合わせて検証中。


他の場所では、100均で購入したという、焼き鳥用の竹串を目印にして
周りを掘っていきます……

ん、んんん?
それ、おたまじゃないの?


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私「それってお玉だよね?」
 
学生「はい、浅い部分はこれで掘りますが、
   深くなってくると、中華用の長いおたまで土を搔き出します」


ほえーーーーー。
そんなものも発掘の道具になるんだ 

北相木村学芸員藤森さんの話によると、
ホームセンターのキッチンコーナーには
発掘で使える道具が結構ありますよ、とのこと。
これは知恵ですなー

こちらでは何やら先生に質問中。

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「先生、これは現代のものでしょうか」
(たしか、そんなフレーズだったかとすいません)

こちらの女性は、昭和女子大学の小泉玲子先生。
考古学を教えていらっしゃる先生の中で、
女性にであったのははじめてでした
長い合宿生活ですから、玲子先生がいらっしゃると
何かと心強いですよね

そして、こうやってすぐに先生に聞ける、という雰囲気や体制も
学ぶ側としては良いなと思うわけです

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あれ?こちらでは、山本先生が学生と何か話していると思ったら……

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あ!先生自ら掘り始めました

それがね、もう、ビックリするほど鮮やかなシャベルさばき。

「土器がでてくるまでは大胆に掘らなきゃダメだよ」

とか言いながら、ザクザクと。
それでいて、どこかシャベルさばきが繊細なんですよ。
その様子を覗き込むこの学生さんも素敵
でもごめんね、乙女たち。
やっぱり山本先生の掘り方はまったく違っておりました

そして、「お!」と思った瞬間

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このポーチからささっと竹ヘラを出して、気になる周辺を丁寧に掘る!

か、かっこいいです、先生

結局遺物ではありませんでしたが、先生の発掘の様子を見られたことは
大変勉強になりました。

きっと同じように、
この姿を間近で見られる学生の勉強にもなっている事だと思います。

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こっちではずっと大変な作業をしてました。
きつかろうに

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私がお邪魔したのは、ほんの1時間ぐらいでしょうか。
若さが違うとはいえくたくたになりました

上級生は2週間、下級生は1週間の炎天下の作業、
そして合宿は大変だろうなと思うのです。
ここで発掘された遺物は、宿に持ち帰り、
夕食後に今度はその整理が始まります。
以前の取材では、上級生が下級生に整理の仕方を
丁寧に教えていくのだと聞きました。

現場でも宿でも上級生、下級生がそれぞれの役割を果たし、
とにかく発掘作業に没頭する。
きっとね、腹が立つ事も嫌な事もあるはずなんです
当たり前です、そんなこと。疲れが溜まるとイライラするのも当然ですし。
それでも、彼女たちは頑張る
仲間とともに、頑張る。
先生方も、それを全力でサポートする。


とてもいい実習だなと改めて思いました。

藤森さんが話して下さいましたよ。

「学生時代にこういう実習で培った経験は、
 たとえ考古に進まなくても、
 どんな業界でも役に立つはずなんです。
 人として本当に学びが多いんです。
 良い実習ですし、続けて欲しいなと思います」


他の大学さんも実習を積む場所がどんどん少なくなってきているそうです。
どうしても時間と効率を優先するがあまり、
学生に関わらす事が難しい、と。

うぬぬぬ、そうなんだ

でも、経験がなくっちゃ、次世代の発掘調査が大変な事になっちゃうよね

なんて事も考えたりして

とにかく、
昭和女子大学の学生さんの頑張り、
そして先生方の頑張りに、
大変感銘を受けた実習見学でございました

乙女たち、いろいろ学んでまた私に教えて下さいねー

ありがとうございました






 

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