いつも素敵なアクセサリーを買わせていただいている
ミラノ在住のマダムから、昨日アーメンブレスをいただきました。
私は、クリスチャンではありませんが、
祈りの気持ちを常に心に秘めています。
これは子供の頃から。
無神論者ですが、祈る気持ちは別物です。
Parisに、そして、地球上に暮らすすべての命に、
微笑みがあらんことを……。
さてさて、その無神論者も、
実は、土偶信仰にハマっていたりしてw
今日は
「海をみつめた縄文人」の秋季特別展のご紹介2回目。
土偶をお見せしちゃいます!
と、その前に、まずはこちらをご覧ください。

なんじゃらほい?
茅葺きの家か?
では、もう一枚。

違う角度から見ても、なんなのか、わからないシロモノ。
実はこれ、縄文中期の後半から後期の始めにかけて、
北陸地方を中心に出土する三角とう(漢字が出てきませんでした)形土製品。
図録の解説によると
「一部に石製のものもあるが、ほとんどが土製品で、
列点や沈線などの文様表現が目立つ。
中には、文様のない一面を持つものや、
一面に窪みを持つものがあり、上下や底辺の意識があったようだ(略)」
と、ある。で、結局これは何なのか、ということなんだけれど
「よーわからんのですわ、このアイテム」
ということらしい。
ちなみにこの画像の遺物は、北代遺跡から出土したもので、
この遺跡のシンボルにもなっているそうです。
これが何なのかは、実物を見てもさっぱりわからないけれど、
なんとなく、かわいい
こういう小さくてかわいいものって、惹き付けられてしまう。
ただ、三角柱で、点々が施されているだけだというのに。
で、よく見て下さい。
これ、めっちゃ綺麗な形をしているとおもいません?
「型、あったんですか?」
と聞きたくなるくらい、整えられている気がします。
こういうところにも、縄文人の手先の器用さが現れているなーと。
で、この辺で土偶をば。

いるいるー、かわいこちゃんが





立体的な眉と鼻が繋がってる土偶って……。
関東を中心に、そして東北にも見受けられる
私が大好きな山形土偶に似ております!!
どうやら、この子たちはその影響をうけていると考えられています。
で、面白いのはこの子。


似てません?DAIKINのぴちょんくんにw
あれ、私だけでしょうかね?


このとんがり頭と、黒い瞳。
そっくりじゃん!
この黒い瞳はなんと、タール!
秋田県にも、アスファルトで目が黒くなった土偶ちゃんがおりますが、
同じようなかんじですね。
「この土偶が使われていた当時は、綺麗な石などを瞳として
嵌め込んでいたのだろう」
と説明にはあります。
私もそう思います。秋田の子を見た時も、そう思いました。
ここに例えばヒスイが嵌っていたとしたら、どうでしょう?
今でこそ愛嬌のある顔ですが、
なかなか神秘的な雰囲気になるのではないでしょうかね?
皆さんはどう思われますか?
今回展示されている土偶は、数は少ないながらも
なかなか良い顔の子を見ることができます。
富山県というと、三つ編みをしたカッパ形土偶を
目にすることが多いのですが(私も取り上げました)
この子たちも注目していきたいですね

さ、ここでちょっと駆け足で展示をご紹介いたします。

こんな獣面把手があったり、


縄文土器や、綺麗なオレンジ色をした釣手土器。
そしてその横に台付双子土器!
何に使ったんだろうなー
不思議だわー。
そして、この技術力の高さに驚きます

そして、これ!
水晶の石鏃なんて、はじめて見た!!
これはさすがに、装飾品というか、嗜好品というか、
使用目的で作られたんじゃないと思う。
だって、綺麗すぎる。黒曜石の石鏃ももちろん綺麗だけれど、
水晶というだけで、なんか違う意味合いを持っている気がします。
他にも縄文犬と弥生犬の違いを紹介したコーナーや、
ヒスイの旅を示したコーナーなど、見所は盛り沢山!
会期が12月6日(日)までとなっています。
あと3週間ほどになりますので、興味をもたれた方は、
ぜひとも足をお運び下さいませ。
あ、そうそう。
図録が素晴らしいです。読みどころたっぷり!
めちゃくちゃ充実した内容でしたよ。
ということで、次回は、
通常展示の様子をご紹介いたします。
私、もう少しで、弥生に取り込まれるところでした
See you


ミラノ在住のマダムから、昨日アーメンブレスをいただきました。
私は、クリスチャンではありませんが、
祈りの気持ちを常に心に秘めています。
これは子供の頃から。
無神論者ですが、祈る気持ちは別物です。
Parisに、そして、地球上に暮らすすべての命に、
微笑みがあらんことを……。
さてさて、その無神論者も、
実は、土偶信仰にハマっていたりしてw
今日は
「海をみつめた縄文人」の秋季特別展のご紹介2回目。
土偶をお見せしちゃいます!
と、その前に、まずはこちらをご覧ください。

なんじゃらほい?
茅葺きの家か?

では、もう一枚。

違う角度から見ても、なんなのか、わからないシロモノ。
実はこれ、縄文中期の後半から後期の始めにかけて、
北陸地方を中心に出土する三角とう(漢字が出てきませんでした)形土製品。
図録の解説によると
「一部に石製のものもあるが、ほとんどが土製品で、
列点や沈線などの文様表現が目立つ。
中には、文様のない一面を持つものや、
一面に窪みを持つものがあり、上下や底辺の意識があったようだ(略)」
と、ある。で、結局これは何なのか、ということなんだけれど
「よーわからんのですわ、このアイテム」
ということらしい。
ちなみにこの画像の遺物は、北代遺跡から出土したもので、
この遺跡のシンボルにもなっているそうです。
これが何なのかは、実物を見てもさっぱりわからないけれど、
なんとなく、かわいい

こういう小さくてかわいいものって、惹き付けられてしまう。
ただ、三角柱で、点々が施されているだけだというのに。
で、よく見て下さい。
これ、めっちゃ綺麗な形をしているとおもいません?
「型、あったんですか?」
と聞きたくなるくらい、整えられている気がします。
こういうところにも、縄文人の手先の器用さが現れているなーと。
で、この辺で土偶をば。

いるいるー、かわいこちゃんが






立体的な眉と鼻が繋がってる土偶って……。
関東を中心に、そして東北にも見受けられる
私が大好きな山形土偶に似ております!!
どうやら、この子たちはその影響をうけていると考えられています。
で、面白いのはこの子。


似てません?DAIKINのぴちょんくんにw
あれ、私だけでしょうかね?



このとんがり頭と、黒い瞳。
そっくりじゃん!
この黒い瞳はなんと、タール!
秋田県にも、アスファルトで目が黒くなった土偶ちゃんがおりますが、
同じようなかんじですね。
「この土偶が使われていた当時は、綺麗な石などを瞳として
嵌め込んでいたのだろう」
と説明にはあります。
私もそう思います。秋田の子を見た時も、そう思いました。
ここに例えばヒスイが嵌っていたとしたら、どうでしょう?
今でこそ愛嬌のある顔ですが、
なかなか神秘的な雰囲気になるのではないでしょうかね?
皆さんはどう思われますか?
今回展示されている土偶は、数は少ないながらも
なかなか良い顔の子を見ることができます。
富山県というと、三つ編みをしたカッパ形土偶を
目にすることが多いのですが(私も取り上げました)
この子たちも注目していきたいですね


さ、ここでちょっと駆け足で展示をご紹介いたします。

こんな獣面把手があったり、


縄文土器や、綺麗なオレンジ色をした釣手土器。
そしてその横に台付双子土器!
何に使ったんだろうなー


そして、この技術力の高さに驚きます


そして、これ!
水晶の石鏃なんて、はじめて見た!!
これはさすがに、装飾品というか、嗜好品というか、
使用目的で作られたんじゃないと思う。
だって、綺麗すぎる。黒曜石の石鏃ももちろん綺麗だけれど、
水晶というだけで、なんか違う意味合いを持っている気がします。
他にも縄文犬と弥生犬の違いを紹介したコーナーや、
ヒスイの旅を示したコーナーなど、見所は盛り沢山!
会期が12月6日(日)までとなっています。
あと3週間ほどになりますので、興味をもたれた方は、
ぜひとも足をお運び下さいませ。
あ、そうそう。
図録が素晴らしいです。読みどころたっぷり!
めちゃくちゃ充実した内容でしたよ。
ということで、次回は、
通常展示の様子をご紹介いたします。
私、もう少しで、弥生に取り込まれるところでした

See you


