月別アーカイブ / 2015年11月

皆さん

国際縄文学協会

ってご存知ですか?
実はわたしも、ちらっとホームページを覗いたことがあるだけで、
全然知りませんでした

国際縄文学協会

http://www.jomon.or.jp 

私が好きな土偶だけでなく、縄文土器や勾玉、その他、
縄文文化に関する情報を 発信している方々です。
それも、

「国際」

なんてついちゃってますからね、日本のみならず、
海外にも積極的に縄文文化を発信しよう!
って方々なんですよ!

こんな立派な冊子もあります

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すばらしー 

その国際縄文学協会さんが主催する縄文のセミナーに行って参りました。

講師の先生は、丹羽佑一先生。
お題は
「縄文の精神 社会形成の原理から」

むむむむ
難しい

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すいません、私のメモも書き込まれていますが

①は、サヌカイト製板状石核の流れを観察することで、
地域間の交流がわかる、

という話(ものすごーーーーーーく、ばくっと言ってます)

②は、通常埋甕(うめがめ)については
乳幼児が残念にも亡くなった場合、その骨をこの甕の中に入れ、
母親が座る場所の下にこの甕を埋めることで、
再び母親の胎内に命が宿ることを祈っていたのではないか、
とか
後産を甕のかに入れて埋めることで、子供と家族のつながりを
大事にしたのではないか、

などと言われるのですが、
丹羽先生のご意見は
埋甕は、女性が主体的に関わった祀り事で、
この家に人が増えるときに行っていたのではないか、というもの。

ううううううううーん、どうなんだろう。
実は、この解説は、時間切れのこともあり、
少し消化不良気味な感じでした

とまあ、先生の話を聞きながら思ったのは、
この場にいらしている他の方々は、
どの程度理解されているのだろうか、

ということ。
見渡すと、多分、私が最年少w
皆さん、熟練な方のようにお見受けしましたが、
やっぱりある程度の考古学的な知識は要求されますよね。

会の趣旨により、様々かと思いますが、
もっともっと初心者向けの考古学講座にも
足を運びたいなって思いました。


あ、その素人の私でも

「おおおおお!なるほど!!!!!」

と思った話が、

「縄文人たちは、「所有する」という感覚がなかった。
 人間というのは、「持たない」存在で、
 すべては、環境に委ねられ、

 例え狩りで最後のトドメを刺した人物であっても、
 その人間に、獲物の所有権はない。
 だから、その獲物は、すべての人に等しく分配される仕組みがある」

というものでした。
この話は、先日お会いした山岡信貴さんという、
縄文時代をテーマに映画を撮られている監督もおっしゃってました。

人間なので、そうじゃないこともあるかと思います。
「独り占めしたい!」
と。
でも、それをしたら、次に、自分には廻ってきません。
これって、自然に依存している社会では、死活問題ですよね。
「自分だけよければ」
と思った瞬間、世界から孤立してしまう訳です。


縄文時代って、本当に興味深い時代です。
事実はわかりませんが、明らかに他の時代と、
生きていく原理が違うように思います。

あ、国際縄文学協会さんは、
縄文文化発信のポータルサイト的な役割をめざしている、
っておっしゃってました

ご興味をもたれた方は、覗いてみて下さーい



 

今日は冷えましたねー
冷えたと言えば、先日の北海道ロケは、
一足先にこの寒さを体験しましたよー。

で、今日は、その一部をご紹介。

北海道には世界遺産登録をめざす遺跡が
6つあります。
詳しくは、こちら

http://www.jomon-do.org 

そのうちのひとつ、

史跡 鷲ノ木遺跡をご紹介

鷲ノ木遺跡は北海道森町という場所にあります。
生憎、撮影当日は、遺跡の上にシートが掛かっていて、
実物を見ることは出来ませんでした。
というのも、北海道の冬と言えば、雪、雪、雪 
その雪から遺跡を守るために、シートをかけて
保存作業を行うのだそうです。
うーん、残念でした

その代わりと言っては何ですが、
シートが掛かっていなければ、こんな風景を見ることが出来るそう。

washinokistonecircle

ひーーーーー、ストーンサークルだーーーーー 。

縄文時代後期のストーンサークルで、
竪穴墓域を持つ遺跡です。
竪穴のお墓!ですよ。めずらしーなー
そして、おもしろーい。

でね、
ここの遺跡、駒ヶ岳の噴火による火山灰に厚く覆われていたため、
崩されることなくうまく保存されていたんですって。
よかったー。ありがとう、火山灰

もともとこの遺跡が発見されたのは、
高速道路を建設するためだったんだけど、
遺跡の素晴らしさから、なんとなんと、
この遺跡を残すために高速道路の計画が変更になって、
遺跡の下を深く掘ってトンネルを造ることにしたんだって!

これ、めちゃくちゃ凄いことですよね。
だって、その分余計な経費は掛かるし、工期も掛かる。
それでもこの遺跡は残すべきだって判断された訳だから
その貴重ぐあいがよくわかりますなー。

確か、工事も遺跡を壊さないように慎重に行われて、
その部分だけ手掘りしたはず。
(関係者の方、間違っておりましたら、お知らせ下さい

ここのストーンサークルは、北海道では最大級。
3重になっています。
602個の石を並べ、直径37mだそうです。 

でね、私が皆さんに見ていただきたかったのがこちら!

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どーーーーーーーーん!
イカ形土製品でーす。
世界でここだけです。
もともと隣りに並んでいるような鐸形土製品の一種みたいですが。
祭祀の道具なのではないかと言われています。

が、なんでイカやねん!

と思うけれど、皆さん、北海道の森町と聞いて、
ピン!と来る方、いらっしゃいません?

森町、イカ、森町、イカ、イカ、イカ飯、イカ飯!?

ええええええ!
有名なイカ飯駅弁があるあの森町から
発見されてるんですかー!


縄文時代から、食べてたんだろうなー、イカ。
この地区に住んでいた人は、イカが好き過ぎて
思わず祭祀の道具にしてしまったに違いない(妄想)

衝撃です!面白過ぎます!
偶然なのか、必然なのか、わかりませんが、

これは森町の皆さん、盛大にアピールするべきですよ。
だって、この土製品。明らかに、「イカ飯」のように
ふっくらしてるじゃないですか!

このイカ形土製品は、
森町遺跡発掘調査事務所で見ることが出来ます。

電話番号:01374-3-2240 
開館時間:9:00〜16:00
休館:土日・祝日年末年始

遺跡の見学会も不定期に行っているそうです。
もう、冬になっちゃったので、これからは難しいと思いますが、
雪が溶けた頃から、見学会が始まるかと思います。
ご興味のある方は、
森町教育委員会 01374-2-2186
まで問い合わせをしてみて下さいね

最後に、この写真を

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今日はいろいろお知らせを

まずはこちら!

東京新聞夕刊(水曜日)にて
年明けより土偶の連載を開始します !

あー、びっくり、びっくり。
土偶を今まで以上に見ていただく機会が増えます!
やったー
ありがとうございます、東京新聞さん。
沢山の方に「え!土偶ってこんなに面白いの?」
と思っていただける紙面にしたいと思っています。
皆様、何卒よろしくお願いいたします。

次に!
ちょっと先になりますが、
「多聞会」というイベントにて
お話をさせていただきます。
それも、小山修三先生と、安芸早穂子さん(復元画家)に挟まれての
登壇という、なんともビビりまくりの会でございますw


京都にあります両足院という 塔頭で、
12月19日(土)時間は17時スタートです。
詳しいことが決まりましたら、再度、アップいたします。

そして、最後に。
これは、ものすごくローカルなお知らせなのですが
11月27日(金)15時すぎに
大阪、谷町6丁目にあります隆祥館書店様にお邪魔することになっております。

http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/

その時間帯に書店にお越しくださいましたら、
みなさんと土偶のお話ができるなーと思っておりますので、
関西近郊の方で「こんだと土偶の話をしてみたい!」という方は、
書店に足をお運びいただけたらと思います
あ、特にイベントにしている訳じゃないですけどね
ここの二村店長さまには、本当に応援いただいております。
また名だたる作家さんが二村さんの人柄に惹かれて、
足しげく通う書店さんでもあります。

でね、聞いていただけますか!
二村さんからお聞きしたんですが、

拙著『にっぽん全国土偶手帖』は、
作家さんたちが面白がって、
買って下さるそうなんですよー。


泣くかと思いました
嬉しかったなー。

ということで、本日はお知らせでした!

写真は、大湯環状列石から発見された板状の土製品。
この身体につけられた点の法則性から

「縄文人たちは数を認識していた!」

と、言われています。
言われてみたらそうだけど、
私にはN○Kのキャラクター、どー○くんにしか、見えん




 

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