こんばんは。



みっちーです。



まずはこれ。
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このシーンは、『ミナミの帝王』の14巻の中にあります。



なぜこのようなシーンになっているかの説明は、しだすとかなり長くなってしまうのではしょります。



なので、このシーンについてのぼくなりの解釈を行います。



メガネの男性は萬田銀次郎、ミナミの帝王です。向かい合っている女性は黒崎千里、金貸しの人です。



読んだことのある人ならああこのシーンか、となるのでしょう、ぼく的には全巻読んだわけではありませんがこのシーンは屈指の名シーンだと思います。



このシーンで女性は「萬田さんを脅かすほどの金貸しになってますから」と言っています。



帝王は「楽しみに…待ってるで」と言ってます。



ぼくは思いました。



なんで千里は泣いてるのかなあって思いました。



ぼくの当推測ですが、千里はもう帰って来ないのではないでしょうか。



口ではいつか必ず帰って来てアッと言わせますよみたいなことを言っていますが、千里自身、あたしはもう帰って来ない、と、悟ったのではないでしょうか。



帝王も、千里がもう帰って来ないことを悟って、「きっと戻ってこいよ!」と、誰にともなく呟いてます。



二人の今生の別れなのです。二人は二度と会うことはないのです。



千里は帝王に命を救われました。その恩をちっぽけな自分は帝王に直接返すことができない、恩返しをしたいが恩返しをできない、この究極のジレンマが千里の中で渦を巻き、彼女の負け惜しみのような言葉に繋がったのではないかな、と、思います。



千里は過去の地獄から復讐を誓い、もろ男社会の金貸しの世界でシノギを削っていたのですが、やっぱり彼女は女なのです。



千里の負け惜しみを「楽しみに…待ってるで」と真っ直ぐ受け止めた帝王。



帝王の懐の深さ、器のデカさをぼくは感じます。



すごいと思う。



ところで、千里みたいなキャラの女は得てして世の男性達に嫌われやすい傾向にあるようですが、ぼくは違います。



カワイイじゃないですか、こういう女。



ぼくは、千里ステキだな、と思います。



男性は自分の器に合わせて女を選ぶ傾向がありますが、自分の器以上の女に出会ったなら自分の器をさらに大きくしてその女を受け止めることができるようになれば良いのではないでしょうか。惚れたなら、ね。



ぼくは、千里みたいな女はとても好きです。千里は間違いなく女前です。



あー、帝王について語るところが、千里でオチちゃったよ〜、ぼくは女好きなんだなこれが(笑)

おはようございます。



みっちーです。



くもってますねえ。涼しくて良い。



今回はですねえ。



覇王です。



ここでいう覇王とは、ドルガルアのことです。



覇王ドルガルアは、タクティクスオウガというゲームに出てくるキャラクターで、物語の最初の時点ですでに死んでおり、かつラスボスです。



覇王ドルガルアはですねえ。



とあるところにヴァレリアという大陸がありました。オーストラリアみたいなもんかな。その大陸はいくつかの国に分かれていました。そんな中、統一戦争という戦争が起こりました。ドルガルアはその戦争に勝利してヴァレリアを平定し、覇王と呼ばれるようになりました。



統一後、彼は空中庭園というものを建造させます。空中庭園では、長かった戦争が終わり、ついにヴァレリアが一つになり平和になった歓びから、日夜、みんなが踊り、歌い、それは楽しい日々が続いたそうです。



ドルガルアにはベルナータという王妃がいました。ベルナータは王子を出産しました。国は祝福しました。



しかし、王子は一歳でこの世を去り、ベルナータ王妃も後を追うようにして亡くなりました。



覇王は、神に王子と王妃を返してくれるように祈りました。しかし、その祈りは聞き入れられることはなく、王子と王妃は帰ってきませんでした。



覇王は悲しみました。そして怒りました。



覇王は信仰を捨てた、すなわち神を捨てました。



そして、「究極の力」を求めて、たった一人で魔界へと旅立ちました。



物語の最終局面でこの事実が明らかになり、覇王は死んでいなかったことも判明し、変わり果てた彼が現れ、主人公達と決戦になります。



覇王ドルガルアと対峙した時の主人公のセリフもいいんですよね。今こそ妻子が待つ彼岸へ送ってやろう、みたいなことを言うんです。ちなみに主人公達には、存在していたことを覇王が知らなかった王女がいるんですよね。



いやねえ。



この物語は、感動というか哀しいというか、思い出すと泣いてしまいますね。



覇王ドルガルアの悲哀ですよ。



大戦争に勝利してヴァレリア大陸を平定し、みんなが望んだ平和を勝ち取り、ようやく手にした平穏な日々が、息子と妻の死という出来事によって崩れ去るんですよ。



ドルガルアは考えたと思いますよ。なぜこうなったのかと。そうか、神か、神なんだとそこに行き着くわけです。それで祈り続けるんです。死んだ人間が帰って来ないことは彼は知っていたんです、それでも帰って来て欲しかったんです。



彼はヴァレリアという国の国王です。女は他にいくらでもいただろうし、子もいくらでも作れたのです。それでも彼は死んでしまった息子と妻を返してくれるように神に祈りました。なぜなのでしょう。



ぼくは、ドルガルアには愛があったからだと思います。



彼は強かった。それ以上に愛があった。



彼は、愛することができたのです。愛があるからです。



たった一人で供も連れずに魔界に旅立つっていうのも、いいですよね。なんか、また一からだな、みたいなことを彼は考えたのでしょうか。



いやなんかもう、怒りやら悲しみやらでわちゃわちゃなってたんでしょうね、彼の心は。



とても、ね。



とても悲しい物語です。



これはギャグれないなあ、ぼく。覇王かわいそ過ぎワロエナイ、ってやつです。



いや、松野元帥つくづくすげえわ……。

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