月別アーカイブ / 2016年01月

人生相談の4回目です。

(質問)


 切実に相談させて下さい。
 つい先日、Twitterのフォロワーにいる友達(女性)から距離を置かないと無理だ、と言われました。 
 原因は、私がネガティブ過ぎてTwitterにネガティブな内容を呟いていたのが我慢出来なかったみたいです。友達は以前からネガティブな人が嫌いな子でした。
 でもその友達は、以前に「吐き出して楽になれるなら吐き出しなよ!」と言ってくれたのに、矛盾していて驚いてます。

 本人に矛盾してる、他の共通の友達も私みたいにネガティブ発言してるよ、その子はいいの?と伝えたら、「そうだね、矛盾してる。でも無理だった。ネガティブにも限界がある」と言われてしまい、私だけが距離を置かれてしまいました。

 これはLINEでやりとりをしたのですが、LINEに電話してもメッセージを送っても未読のまま4日が経ちます。
 私の気持ちは伝えられないまま、一方的に遮断されてどうすればいいのかわからなくて、悩みすぎたせいか体調まで悪くなっています。元気もいつもみたいに出ません。
 気持ちの切り替えが下手すぎてこのまま過ごすのがつらいです。

 友達から距離を置きたいと言われてしまったら、友達の気持ちを優先させて距離を置くしか和解の道はありませんか。
 大事な友達なので、早く和解したいです。
 ご指導をお願いします。


 (僕の思うこと)


 仏の顔も三度までと言いますが、あなたは、その人の優しさに甘え過ぎ、
彼女の顔を三度以上ぶっ叩いているのです。叩き続けたのです。
 その自覚さえ、あなたにはないのです。

「『吐き出して楽になれるなら吐き出しなよ!』と言ってくれたのに、矛盾していて驚いてます。」
 と、書かれていますが、そこで驚いているあなたに僕は驚いています。

 彼女の発言の真意は、吐き出して楽になったら、ポジティブになろうね、ということです。
 いつまでもだらだらと、あなたのネガティブな発言を聞き続けてあげるよ、という意味ではありません。

 僕は、以前、こうツイートしました。


「やさしい人は信じる。やさし過ぎる人は信じない、本当にやさしい人は、ちゃんと厳しい。厳しい人は信じる。厳しすぎる人は信じない。本当に厳しい人は、ちゃんとやさしい。」


 彼女はあなたに対して、やさしいばかりではなく、ちゃんと厳しさを示しているときなのかもしれませんね。


 あなたが今いちばん学ぶべきことは、人の「やさしさ」と「甘え」の違いです。

 LINEで4,5、日無視されただけで悩み過ぎて体調が悪くなるというのは、
度を越した甘え以外の何物でもありません。

 そして、あなたは、なぜ友達があなたから距離を置きたいのかという理由も、原因も解っています。

 彼女が、あなたとまた友達になりたいなあ、と思ってもらえる自分になる気づきのチャンスが今なのだと、ポジティブに気持を切り替えるのが、あなたに必要なことなのです。

 そして、最後に一言いたいのは、あなたの世界は狭すぎます。
 ネット上の友達の一人に、なぜ、それほどまでに依存するのでしょうか。

 あなたが思うより、世界は広く、豊かで、美しいのです。


(小池一夫)


人生相談の3回目です。

(質問)


私はいま高校生の女子です。
顔のことですごく悩んでいます。
とても醜い顔をしていると自分で思います。

中学生のころから男子に顔のことでいじめられてきました。
一方かわいい顔をしている子は彼氏ができたり、ちやほやされてたりしていました。
高校生になった今でもそれは変わりません。

「自分の好みの顔でなければ、内面を知ろうとは思わない」
以前ネットで見かけた言葉です。
このように世の中は顔面主義なのでしょうか?
小池先生はこのことについてどう思われますか?
また整形についてどう思いますか?


(僕の思うこと)


まず、人と自分を比較するのを止めませんか?

いくら人と比較して羨ましがっても、あなたはあなたの顔で生きていくのです。

あなたはご自分で醜いと言っていますが、僕はあなたに会ったことが無いので
本当にあなた自身が言われるほど醜い顔であるかどうかは分かりませんので、
そういう前提として話します。

はっきり言うと、美人は得です。ちやほやされます。
当然です。
男だってそうです。

しかし、不細工なあなたが、なぜ美人と同じ土俵で勝負しなければいけないのでしょうか?
自分が容貌で勝てないと思うのなら、あなたが勝てる土俵で自分を磨きなさい。

知性、品性、やさしい性格、様々な分野においての才能、いくらでも勝てるところはあるはずです。
そして、それらは、時に容貌の美しさに勝ることはよくあります。

見ていてくれている人はちゃんと見ていてくれるのです。

例えば、日本で活躍するハーフの美しいタレントさんたちがいますよね?
あのレベルは、海外に行けばゴロゴロそこら中にいます。
パリコレの時期にパリに滞在したことがありますが、同じ人間なの?
というぐらい綺麗な人たちで溢れかえっていました。
パキスタンを旅行したことがありますが、不細工な人を探すのが難しいぐらい美男美女の国でした。

はっきりと言ってしまえば、あなたの世界観が狭すぎるのです。
容貌のことに囚われすぎているのです。
ぐるぐると、同じ悩みを考えすぎているのです。

不細工な表情の美人は沢山います。
心惹かれる表情のブスはもっと沢山います。

「顔は運命ですが、表情は運命を切り拓いた証です」。

あなたに、顔のことで嫌がらせをしたり、
「自分の好みの顔でなければ、内面を知ろうとは思わない」
というような言動をする男たちは、その程度の男たちなのです。
大した男ではありません。気にすることはありません。

もし、あなたが見かけのことで何か言われたのなら、こういってください。

「私がブスだからって、あんたに何か迷惑かけたの?」

それでも反論してきたら、こういって下さい。

「自分の顔を鏡で見てこい」

女性に、そんなことを言う男が、男前のわけがありません。

最後に、整形についてどう 思いますかとの質問ですが、僕は好きではありません。
年を重ねるにつれ、それはとても不自然なものになる例を沢山見ています。

世の中は「顔面主義」ではありません。
重ねて言いますが、あなたは、容貌以外の素晴らしい資質を見つけ、それで勝負すればいいのです。

そんなあなたを、素敵な女性だね、と言ってくれる男性は必ずいます。


(小池一夫)













 水木しげる先生は「目に見えないものを信じなさい」と言ったが、
 僕もそう思う。

 世の中に存在しないものを創りだすクリエイターは、
 「目に見えないもの」を信じなければいけない。

 その点では、子どもたちは皆、「目に見えないもの」を信じ、
 存在しないものを創りだすクリエイターなのだ。

 大人は「目に見えないもの、そンなものは無い」と、はねつける。

 現代社会では、「目に見えないものは無い」と無理やり信じこむことが、
 子どもから大人への第一歩になっている。 

 でもやっぱり。
 子どもは、目に見えないものを感じる。
 大人に対して「どうして有ることが、
 わからないンだろう」と思っているに違いない。


 そんな子どもたちの願望に応えて、大ヒットしているのが、レベルファイブだ。


 このキャラクターを創ったレベルファイブというクリエイター集団は
 子どもが好きなものを研究し、欲しいものを熟知しているンだろう。

 だからこそ、目に見えないものを見えるようにするアイテムを生み出した。
 
そう。
 妖怪ウォッチだ。


 僕は前から、
 レベルファイブはキャラクターの創り方、動かし方、活かし方が
 抜群だなあと思っていた。
 聞けば、堀井雄司君とドラゴンクエストで一緒に仕事をしていたということなので、
 先日、僕は堀井君に紹介してもらい、

 レベルファイブの社長であり、
 最前線のクリエイターである日野晃博さんにお会いして、

 そのあたりのお話を伺ってきた。

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 対談を終えての感想。

 「僕も妖怪ウォッチが欲しい!」

 お店で売っているから買いに行けばいい?

 違うンだ。ケータ君が持っているような、

 本当に妖怪が見えようになる「妖怪ウォッチ」。 


 クリエイターは、自分自身がその手で「目に見えないもの」を描き出し、映し出す
 「妖怪ウォッチ」にならなければならないンだなァ。

 ってこと。

  僕はクリエイターにそのキッカケを囁くウィスパーでもいい。

 このレベルファイブの日野社長との対談の内容は、

 次のストレンジャーソレントに掲載しますので、

 しばらくお待ち下さい。


 面白いぜぇ!


(小池一夫)

 

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