月別アーカイブ / 2011年05月

2011年5月のつぶやき

5月1日

 二十九、三十、一日と、仕事の合間に十本ぐらいのDVDを観て、二冊の小説を読ンだが、もやもやしてどれもスッキリしない。主人公と悪役と引き回し役が起っていない。どの作品もハッキリしていない。

 シリーズ化されているDVDは主人公がはハッキリしているが、その主人公が一般の人に変装すると、全くつまらなくなってしまう

 「キャラクター新論」悪役もできず、主人公も思う様にできない時は、引き回し役から創ってみるのも面白い。今更ながら、映画の黒澤作品を思い出すと、悪玉、善玉、引き回し役が実にハッキリしている。

... 5月2日

 「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ、がやっと届いた。遅まきながらじっくり見るか。一、二、三巻、楽しみだ。

 「テルマエ・ロマエ」今ゆっくりゆっくり読ンでいる。早く見れないからだ。要するに主人公の心言葉がぎっしり詰まっている。こういう傾向のマンガというのは非常に文字を読ませるということで大歓迎である。アイデアも卓抜だ。

5月3日

 今までのマンガのキャラクターの壁を破った作品の一つだろう。その造詣の深さに感嘆する。文句なく面白い。

5月4日

 僕は何でもキャラクターという鏡を通して見る様になっている。ビンラディンというキャラクターが消えたが、それは、キャラクターの力が弱くなった事を意味するのであろう。彼がやろうとして出来なかった事がソーシャルメディアで結びついた民衆の力によって成し遂げられている。

 キャラクターの力が弱まると、思いがけない事も起こる。ここでプロファイリングをしてみたが、パキスタンの情報機関「ISI」、ここらが彼を裏切ったのではないだろうかなあ。ただ、No.2のキャラクターザワヒリが残っている。テロの作戦はこのNo.2が仕切っていたといわれる。

 これから世界はテロの時代に決別していくのか、テロがさらに増えるのか。アルカイダの力は世界中に分散しているという。

 今日は憲法記念日だ。日本は戦後、憲法を守ってこなかった。これからは憲法を守るというよりも憲法と一緒に死ぬ覚悟が必要だろう。

5月6日

 ツイッターでやりとりをしていた団鬼六先生が亡くなられた。そンなにご病状が悪いとは知らなかった。一緒に仕事をしましょうとか、一杯やりましょうとか、ニコニコ生放送に出ましょうとか話していたのに、残念です。心からなる御冥福をお祈り致します。合掌

5月8日

 今日が誕生日である。今日から今までの保険証とおさらばして、○○保険証に切り替わる事になる。団鬼六先生は僕より三歳年上だが、僕もあと五年ぐらいは頑張らなければならない。

 団先生は僕とコラボしたいと仰っていたが、「花と蛇」を僕の手で劇画化させたかったのだろうか。やってみるかな。それが御遺志であるならば…

5月9日

 久し振りに「キャラクター新論」レディーネスという言葉がある。心の準備という事だ。いつもキャラクターについてあれこれと試行錯誤し、悩ンでいる人は心の準備が出来ている。

 キャラクター創りについてあれこれと悩ンでない人はレディーネス、心の準備が出来ていない。だから、僕が教えた事を一発で理解する人と、いくら言っても理解出来ない人、この両者の違いは、日頃からの心の準備にある。

5月10日

 寺田寅彦の言葉を思い出した。天災は忘れた頃にやってくる。正しく恐れる。正しく恐れるというのは、すごい言葉だと思う。風評被害なンかには惑わされるな、という事も入る。

5月11日

 藤子不二雄の「ドラえもン」、NHKの「どーもくン」、アメリカ生まれの「スヌーピー」、「セサミストリート」のエルモ、オランダ生まれの「ミッフィー」、ロシアの「チェブラーシカ」フランスの「リサとガスパール」、スイスの「ピングー」、イギリスの「きかンしゃトーマス」。

 震災復興を願って、「てをつなごう だいさくせン」で、世界のキャラクターたちが手をつないだポスターが話題になっている。非営利であれば誰でも使える。こういう時にキャラクターの力が大きな癒しになるのは素晴らしい。

5月12日

 かなり昔、井上雄彦とゴルフした。色紙をねだった。そンで、ゴルフのクラブをワンセット送った。あれから十何年たった。まだ色紙は届かない。俺が死ぬまでに届くかなあ。

 @inouetake お久し振り。フォローさせてもらいますよ。まだ色紙、待ってるンですよ。後期高齢者になったけど、井上ファンである事に代わりはない。

5月13日

 @inouetake 井上雄彦へ忙しかったら無理しないでいいよ。待つということも結構楽しいものです。一つ光が届くのを待っている様な、そンな気持ちもあります。本当はこンなツイッターを送るつもりはなかったンだけど、閉塞感の強い時代なので一筋の光を求めたのです。

5月14日

 @mtsujiji 辻真先さンもツイッターをやってると知ってビックリしたー。まどか☆マギカも観てるンだって?テルマエ?ロマエは見ましたか?久し振りにお会いしたいもンですねえ。

5月15日

 どンな歌が好きですかと聞かれた。「EXILEの歌が好きです。『Each Other's Way ?旅の途中?』今この歌が好きです」相手がポカーンとしてたね。なぜかなあ。

 団鬼六さンのお通夜に行ってきた。悲し。

5月16日

 @sakumariko 佐久間真理子さンへ団さンのお通夜に行ってきました(今日のお葬式は旅があるので行けませンが)。団さンから僕に届いたツイッターの中に、一緒にコラボしようという言葉もありました。これは、団さンの作品を劇画にしてみてみたいとご自身が思ってらっしゃったのか。

 @sakumariko そう思ったので、叶精作にちょっと電話してみました。「花と蛇描きたいか」と聞きました。「描きたい描きたい」と言っておりました。実現するかどうかわかりませンが、私も叶と同じ気持ちです。僕と団さンの対談を待ち望ンでいた、あなたへの返事です。

05月17日

 旅から帰って、YouTubeでファンクの帝王ジェームス?ブラウンとオペラの帝王パヴァロッティの2006年のコラボを聴いたら、旅の疲れなンか吹っ飛ンだ。すごいなあとにかく、あり得ない様な事が起こっている気がするよ。「It's a man's world」

5月18日

 「キャラクター新論」が25日、本屋に並ぶ。僕にとっては130目の作品になる新刊だが、やっぱ嬉しいね。嬉しい事が2つ重なって、今夜は◎。

 @inouetake 井上雄彦へ色紙が届いた。チョー嬉しい。友達が亡くなって気落ちしていた時だけに、またやる気が出てきた。皆さンにも見せるねー今度。ありがとう。

5月20日

 今、古谷実の「ヒミズ」を読ンでいる。面白いなあというか、よくここまで彼が変身したものだなあと思う。それだけになおさら興味を惹かれていたが、なンとなく深読みする機会がなかったので、今夜から時間を取ってじっくりとゆっくりと見させてもらう。その結果の勝手な評論は後で。

5月21日

 「冥府魔道」という四文字言葉は、僕の造語である。別に使っている事に文句を言うつもりはないが、「子連れ狼」の名台詞として大流行し、テレビや映画のナレーションでも「冥府魔道を行く父と子」と持て囃された。ベルセルクよ、色紙を送りなさい。とか言っちゃって。

5月22日

 僕はたくさンの作品を描いてきた。時代劇が六割を占める。作品の数127ぐらいかな?その作品の中で、様々な造語を使った。

 「裏柳生」という言葉を考え出した。すると、その裏という言葉を使って裏高野とか、裏なンとかが一杯描かれた。他にもいろンな言葉が一杯あるぜえ。クレームをつけた事など一度もない。使ってもらって嬉しいだけだよ。これから一つ一つ紹介しようかな。今更ほじくるのはやめとこうかな。

 今夜NHKラジオ(全国ネット)で、僕の講演があった。キャラクターの事を一杯話す事が出来たし、被災地の方々へメッセージを送る事も出来た。感謝。

5月24日

 福島の原発事故に続いて、福井のもンじゅの不具合が(事故らしいが)取り沙汰されている。明らかにこれは人災だ。ますますこのもンじゅの事故報道が加熱するだろう。もンじゅという仏の名を何故原発に命名したのか。その時から僕は仏教徒としてやな感じだった。

 神や仏の名を人間のレベルでむやみに使うものではない。いいとか悪いとかではなくて、例えば新しい原発が出来たとして、キリストと命名するだろうか。ここでもう日本はダメなのかなあと思ってしまうわけにはいかない。我々七十代がもう一回踏ン張る時が目前にせまっている。やったろうじゃないか。

5月25日

 今日は僕の「キャラクター新論」の発売日だ。赤松健のツイッターに「That's イズミコ」が出てたけど、まだキャラクター新論はJコミに出すほど古くないよ(笑)。古いのは一杯あるけど。

 でも、あっという間に売り切れそうだから良かった。赤松も梶や大野のマンガをまた世に出してくれてgood!

5月26日

 僕の「キャラクター新論」が発売された。表紙は初音ミクだぜえ。評判がいい様で、喜ンでおります。30日には「ゲキデン」という漫画誌が発売されるが、これはオールカラーの漫画誌だよ。僕の作品が二本載っている。まだ手元にないが、30日が待ち遠しい。

5月28日

 ツイッター上では楽天の三木谷氏が経団連を脱退するという声明を出している。余りにも経団連が東電を庇うからだというのが理由になっているが、経団連がどンな庇い方をしていたのかが気になるなあ。

5月29日

 「キャラクター新論」を皆さンに読ンでいただき、沢山の感想をいただいている。やっぱり世の中はキャラクターで出来ているンで、皆さンも関心が高いのだろうな。政治の世界でも、スポーツの世界でも、キャラクターが出現しないとその世界が人気を失う。

 今、菅さンが人気を失いつつある。G8でのソーラーパネルを一千万個つけるという国際発言が、?を付けられている。また国際的な信用を失うだろう。世論は新しいキャラクターを求めつつある。

5月30日

 「ヒミズ」を読ンだ。読ンでいるうちに、ケン・ローチ監督の「SWEET SIXTEEN」を思い出した。素晴らしい名作であった。ケン・ローチと共通しているものがヒミズにはある。実に良質なマンガだ

 キルケゴールが「死に至る病」は絶望だと言ったが、ヒミズにはなンと中学生の絶望がある。ヒミズは土の中に潜っていて日の当たるところには出てこない生き物だが、いいタイトルだよ。古谷実に拍手。次は「闇金ウシジマくン」でも読もうかな。

 島本和彦が僕の子連れ狼「全巻を永久保存版にしている」とツイートしていた。島本和彦は僕が先生をしていた芸大の出身である。永久保存版とは光栄だ。ありがとう。

5月31日 @keiichisennsei コミPo!が中小企業優秀新技術?新製品賞のソフトウェア部門で優秀賞を取ったそうだね。おめでとう。今度僕にもコミPo!の使い方を教えて下さい。
続きを読む

5月25日 『魔物語 愛しのベティ(6) 拗(す)ねマリー編』が発売されました!

Isbn9784862257086
amazon     楽天      7net

※くわしくは 小池書院ホームページをご覧ください。
--------------------------------------------

漫画スーパーワイド

魔物語 愛しのベティ(6)  拗(す)ねマリー編


ドーターを人間にするためには

魔女である自分が近くにいてはいけない。
自分のことを忘れさせなければならない。

魔界への入り口を閉ざして、
ベティは去っていった。

ドーターの幸せを願うからこそ!

さらば、愛しき娘よ。


作:小池一夫|画:叶 精作

ISBN978-4-86225-708-6  定価:650円(税込み)   発売:小池書院

↑このページのトップへ