人生相談の9回目です。

(質問)


小池先生はじめまして。27歳女です。
人生相談をさせてください。

私には数年間片思いで好きな人がいます。
しかしその人は10歳以上年上の既婚者で、子供もいます。
仕事で一緒になり、相手は仕事のパートナーとして、仲良くしてくれています。

自分が選ばれる可能性が無いというのは重々にわかっているのですが、
ここまで異性を好きになったのは初めてなのです。
毎日毎時間、その人の事を思い出しては苦しくてつらくて
泣いてばかりいます。
このような生活に疲れてしまって、「もうやめたい・・・」と何度も思いました。
でも、好きな気持ちが消えてくれないのです。

友達が好きな人と結婚して、好きな人の子供を産んでいるのが
本当に、本当に…うらやましくてうらやましくて。
自分で動いて新たな出会いを探すしか方法はないと思うんですが、
今はただただ、その人が好きなんです。
この気持ちにどう折り合いをつけたら良いのでしょうか。

(僕の思うこと)

この相談をされた方以外にも、好きな人にはもう他に好きな人がいるという、
片思いの苦しみの相談が沢山ありました。

なので、この方の相談を代表にして僕の思うことを答えたいと思います。

人間的に魅力のある男は当然モテます。そんな男性を女性は放っておきません。
誰かのモノになっている可能性は、とても高いです。
そして、その人が伴侶を大事にしている姿を含めて、好きになるのです。
例えば、奥さんにを裏切って、あなたと関係を持つような男性をそもそも好きになりませんよね?

結論から言うと、今後、少々気まずくても、その人にあなたの思いを告白しなさい。

そして、大いにフラれなさい。

それが、既に御自分が出している答え「自分で動いて新たな出会いを探すしか方法はないと思う」
ということを実行に移すための、儀式なのです。

そして、人生には思いもよらないことが起こります。
もし、その彼が奥さんと別れることになった時に、ああ、あの人は僕に好意を寄せてくれていたなと、
あなたの顔が浮かぶでしょう。

その為にも、あなたは、その男性に、私はあなたのことが好きですよと、素直に告白するのです。

もう一つの方法もあります。
その男性が、あなたを素敵な女性だなと意識するぐらい、自分が魅力的な人間になる努力をするのです。

泣いてばかりいる暇があるのなら、いつか振り向かせてやると、素敵な女性に、人間になりなさい。

その努力は、決して無駄ではなく、あなたが片思いをしている男性よりも素敵な男性が寄ってきますよ。

好きで好きで好きで、会いたくて会いたくて会いたくて…という気持ちは、恋の始まりの時の感情です。
それが、空気のような自然な存在になり、最後には「敬意」という感情で繋がるのが恋愛です。

だから、敬意を持たれるような人間になるのが、人を惹きつけるためにいちばん大切なことなのです。

人を好きだという思いに折り合いはつきません。
だから、勇気を出して行動して、大いにフラれるという痛手を糧にして、次に進むしかないのです。

最後に笑い話になるのですが、自分の初恋の人や、昔好きだった人の名前を子どもにつけて、
夫婦喧嘩になった話はよくあります。
そのぐらい、人が人を好きになることには未練が残るものなのです。

今の自分の片思いの苦しさも、いつか想い出になる日は必ず来ます。
















 家出中の中1女子が出会い系サイトに登録し、男に連れ去られた事件のツイートですが、ずいぶんたくさんの意見を頂きました。
 皆さまの意見を読んで、僕の意見もずいぶん変わりました。変えさせてくれて、ありがとうございます。そして、意見が変わらなかったこともあります。


 先ず、考えが大きく変わったのは、女の子はあくまで女の子であり、僕を含め「子どもは社会が守る」ことが前提であるという意識が欠落していたことです。

 ある方が、実験で、「月曜日の深夜、13歳家出中女子」とチャットで書き込んでみたら、30分で150件の返信があったとツイートしていました。世の中には、少女を食い物にしたい男がいくらでもいます。

 そして、僕はそんな男たちの一人ではないという意識が、僕を傲慢にさせたのでしょう。
僕は、13歳の女の子の落ち度を責めるよりも、加害者の男や、予備軍の男たちを断罪すべきでした。


 さらに、その女の子の背景を考えず、「子供なのに出会い系で男と知り合おうとした少女」という点にのみ言及したことです。

 限界を超えるような生活状況だったかもしれないし、思春期特有の自由になってみたいという憧れだったのかもしれませんが、前者だった可能性は大いにあり得ます。


 もう一つは、被害に会った女の子に「自らどういう場所かわかっていただろう」と責めるのは、当事者ではない僕ではなく、その子の親や、警察が注意指導すべきことです。

 僕がツイッターで責めるべきことではありませんでした。


 以上が、僕の考えが変わったことであり、謝るべきことです。ごめんなさい。


 そして、最後まで変わらなかった意見は、「何があっても、女子中学生や女子高生は『出会い系サイト』等にアクセスするべきではない」という点です。連日、少女たちの被害が報道されますが、泣寝入りしている人も多いでしょう。
 
 被害に会ってからでは遅いのです。

 子どもを狙う男たちは、時にやさしく、言葉巧みに子どもに近付きます。


 現実に、簡単にそういうサイトにアクセスできる世の中である以上、男の餌食にならないように、余程気を付けなくてはいけないと強く思います。

 子ども本人も、周りの大人たちも。


 ここ数日で、以上が僕の変わった点と、変わらなかった点です。


 僕の文章に不快な思いや、傷つけられた方、本当にごめんなさい。

 (小池一夫)

人生相談の8回目です。


(質問)

私は31歳で無職です。
パニック障害と鬱、拒食症と5年以上戦っています。
私には夢がありました。今たくさんの時間があるのにそれに向かって努力したいのに出来ないやらない自分に悔しさや悲しさがこみ上げます。
また31歳で無職、貯金無しの自分が不安でたまりません。
病気の治る目処もたたず毎日何もできず横になってばかりで、最近はそんな生活につかれて早く消えてしまいたい気持ちばかりです。
もしよかったら何かアドバイスを頂けないでしょうか?暗い話ですみません


(僕の思うこと)


僕は、以前、こうツイートしました。

「10代で頑張れなかったら、20代で頑張ればいい。20代で頑張れなければ、30代で頑張ればいい。
何十代から頑張ってもいいのだ。そうすれば、行きたかった場所には行けないかもしれないが、行くべきところにはたどり着けるだろう」

あなたの夢が何なのかは分かりませんが、今の状態では夢に向かって頑張るという状況ではないように感じます。
夢を持つのは素晴らしいことですが、夢に近付いていないことに焦るあまり、自分をより一層追い込んでいるようにも思われます。

先ずは、パニック障害と鬱、拒食症を少しでも改善していくことが先決です。
それらを改善していくうちに、新しい夢が生まれるかもしれません。

夢とは、第一候補の夢ばかりではありません。
第二候補の夢でも、第三候補の夢でも実現すればいいのです。
むしろ、第一候補の夢を実現できる人の方が、圧倒的に少ないのです。
皆、第一候補の夢を叶えられなかった悔しさや悲しさを乗り越えて生きています。

第一候補の夢が叶わなくても,誇りを持って生きているのです。

そして、あなたの症状が改善できるのではないかと僕が思うのは、
5年間「戦っている」と表現されているからです。

「戦っている」、すごいことです。

しんどい時は、清潔であたたかな布団で横になる。
そのことに罪悪感を持たない。
しかし、気分が優れている時は、たった一つ何かをこなしてみるのです。

僕の経験で言えば「綺麗にすること」がとても有効でした。
自分の寝ている枕カバーを変えるのでもいい、ゴミをまとめるだけでもいい、
トイレだけでも掃除するのでもいい。

何でもいいから、どんなに小さなことでもいいから、何か一つを成し遂げるのです。

また、31歳で無職、貯金無しの不安と書かれていますが、仕事が無い、貯金が無いという不安は
50代だろうが、60代だろうが、多かれ少なかれ、一部の大金持ち以外、皆持っていますよ。

あなたは、全ての不安に答えを求めています。

僕の答えは、
「あきらめなさい、色々なことをあきらめなさい。」です。

心の病気になったことも、将来の不安も、第一候補の夢も、全部あきらめなさい。
あきらめて、見えてくることがあるはずです。

解答不能を答えにして、前に進むのです。

そうすれば、行きたかった場所には行けないかもしれないけれど、行くべきところにはたどり着けます。




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