美しい映画であった。
美しいSFであったと思う。

途中、実は、のびをしたくなるような、
あくびが出るような、
ゆっくり過ぎじゃろ…と
思うところもあるのだけど
それでも今の時代、
ここまでの時間、つまり間を使って

空間が含む匂い、光、湿気、
人間を含む生き物の生理的な活動、

そんなものを視覚と聴覚で
たっぷりと流し込んでくれて、

しかもそれらが空虚ではなく
絶えず物語を語ってくれるというのは

なんとも贅沢な映画であって

アニメみたいな、まんがみたいな、
実写のカリカチュア化の流行には
頑として動じない、
こういう新作映画も健在でいてほしい。


親父しか喜ばないだろこれ! っていう
攻撃を模した宣伝記事もあったみたいだけど

いいじゃないか親父が喜べば!
私の中の全オヤジが大喜びしたわ!
そしてオヤジ好きの私も大喜びしたわ!


初めてこの割引を、新宿ピカデリーで使って
無料でみましたどん。