いつかみた映画をひたすらあげていく、ミタメモ。
寅さんでみんなのおなじみ、
山田洋次監督のお若いころの作品。
倍賞千恵子おもしろかわいい。
下町の娘、町子は工場で働いていて
同僚のボーイフレンドは
社員登用試験を目指して勉強中。
彼が社員になったら、結婚して
郊外のおしゃれな公団住宅で暮らすの。
と、
当時の多くの娘さんがもっていた夢を
町子も追っているつもり、
だったの
だが……。
近所の子供のトラブル、
通勤電車での出会いなど、
小さな事件をきっかけに
ほんとうは自分はどう生きたいのか
町子は気付いていく。
悩みながらも
世の中の流行にさからう
町子の潔さに
山田洋次監督節を感じつつ。
単純なハッピーエンドではなくても
後味の爽やかな作品。
でもこういう娘さんに
ずーっと地元に残っていてほしいんだよな、
町のみんなは。
やさしい町子はそれに影響されてる。
とか思って
町子には、この先もう一度、
自分の生き方をさがす悩みの時が
訪れる気がするよ。
そのときは、また
がんばれ町子。
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