いつかみた映画をひたすらあげていく、ミタメモ。

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第二次大戦ニューギニア戦線から生き残り
40年間天皇と政治への怒りの炎を燃やしてきた男、奥崎謙三。
終戦日後に仲間の兵士2人を殺した処刑の謎を
いま追求しようとバンを駆る。


数十年前、原一男特集上映でみた記憶。
そして最近、
日本のドキュメンタリー映画についての
英語オススメ記事をあさっていて
この国際的評価が高いことを知った。

アメリカ人と戦争について話していると、

敗戦直前の日本
大義も理屈も失った命令系統のもと
飢え窮乏と厳しい世間のあいだで
論理的思考の道を閉ざされ
死を待つ以外に選択肢をなくしていく
多くの人々の状況
伝え聞くその感覚を

私だって自分が体験したわけでもなく
説明するのはなかなか難しいと感じていて

この映画はエキセントリックな一作ではある
けれど
非常に雄弁に
あのときそこであったことと
その後の人々の生き様や精神の
例を語り
そこに隣接する事柄への想像を導いてくれる

ので

国際的評価が高いのはいいことだと思った。


ドキュメンタリーにだって、物事を語るかぎり
物語があるのだけれど
これは
異常な映画のようでいて
じつは王道の物語構成を持っていて

説明が少ないのでわかりにくいようで
実は
意外にわかりやすくもできている。

これからも
じわじわ世界に広まれ。
今年は奥崎謙三生誕100周年で
リバイバルだったんか!