いつかみた映画をひたすらあげていきたいミタメモ。

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サックス奏者ソニー・ロリンズを扱ったドキュメンタリー映画。
いまは90を過ぎて病気もあって引退している彼の、スゴい演奏が堪能できる。
また、1986年の来日ツアー
ソニー・ロリンズ with 読売日本交響楽団
についてかなり時間をさいていて、
日本で行ったインタビューや
リハ風景も収録されている。


なにが興味深いって

アーティストをあつかう
音楽ドキュメンタリー映画の
テンプレートのような作り方。

アーティストの国内ライブの様子。
近所の公園で奥さんとベンチにすわり
インタビューを受ける本人。
ライブ。
仕事仲間のインタビュー(ほめる)。
ライブ。
友人のインタビュー(ほめる)。
珍しい国での海外ツアーが決まった。喜ぶ本人。仲間に連絡。
その国の電車、街、観光地……嗚呼日本。キモノ。人混み。歌舞伎町。浅草!
寺境内で語る本人。
別の寺境内で語る仲間。
リハ風景。
本番の日。やってくる日本人たち。
パンフやグッズを買い求める日本人たち。
本番。(長い。たっぷり聴ける)
寺境内インタビューの残り。
本番。(長い。たっぷり聴ける)


批判的な視線は一切なく、
アーティストの人生の危機などもなく、
日本ではプライベートな時間の様子など
一切なく、
日本の風景は、まあありきたりな
日本紹介動画みたいな……。
当時の日本のジャズシーンとか
なぜソニーが呼ばれたかなどの背景は
ぜんぜんわからんし……。


なんというか、
「あー、昔の音楽ビデオって
こういうの多かったよな……」
と、VHSの箱の大きさを思い出すような

妙ななつかしさ。
そして、
退屈さ。

いや、昔のライブビデオだって
いいのはいいし、おもしろいのにね。


だがしかし、そのぶん
ソニーの演奏のすごさ、鋭さが
際立つのです!!


で米国人でソニーファンの家主が言うには

一時期モヒカン頭だったし
すんごい人たちと演奏してるし
ニューヨークでの荒ぶる若者時代とか
人としておもしろいところがたくさんあるのに

ぜんぜんそのへんに触れてなくて
残念、

とのことでした。

日本で作られたのかな?
などと邪推していたけど、

あの徹底的に異世界扱いの
日本描写からいって、
(スタッフクレジットからいっても)
それはナイ。



ライブ記録ビデオと思って観ればスゴイ
(演奏が)
個人的には
当時の東京厚生年金ホールが
なつかしい!