月別アーカイブ / 2022年05月

いつかみた映画をひたすらあげていくだけの、ミタメモ。



フィンランド、ヘルシンキの街に
とうとつにおにぎりの食堂を開いた女性。
お客はなかなか来ない。
それでもいつしか、
問題のある観光客や、お金のない若者など
ゆるやかな出会いがやってきて
店を、料理を、暮らしを変えていく。


フィンランドについては
ほとんど何も知らない。
ヘルシンキで小さな食堂を開くという物語は
リアルかときかれればそうでもなくて
フワフワしたファンタジー感がある。

しかしこの絶大な存在感を放つ3人が演じる
日本社会と家族の中での役割から
解放、または放逐されたような女性たちが

自分らしく生きられる場所は
このリアルでないヘルシンキの
ふしぎにさいごはうまくいく暮らしのような
地味なファンタジーの片隅にしかなくて

そこに腹を括ってやっと心を落ち着けた
女たちの姿のように感じて

ヒヤリとするようなリアルさで
心に残っている。

Kamome shokudô (2006) - IMDb
Kamome shokudô: Directed by Naoko Ogigami. With Satomi Kobayashi, Hairi Katagiri, Masako Motai, Jarkko Niemi. Where are we welcome? On a quiet street in Helsinki, Sachie has opened a diner featuring rice balls. For a month she has no customers. Then, in short order, she has her first customer, meets Midori, a gangly Japanese tourist, and invites her to stay with her, and meets Masako, a formal and ethereal middle-aged woman whose luggage has gone missing. The three women work in the diner, interact, and serve customers. A somewhat brusque man teaches Sachie to make delicious coffee, then he returns under other circumstances. Three neighborhood women inspect the empty diner every day; will anything bring them inside? We learn why Sachie serves rice balls; but why Finland?
www.imdb.com

いつかみた映画をひたすらあげていく、ミタメモ。



ある中年男のテレビリポーターが
敬愛する女優のインタビューをすることに。
すでに引退し歳老いたしかし美しい彼女は
そのキャリアを語ることで、
半生を通した愛の物語へと男を引き込んでいく。


公開後20年を経た今も
多くの人に愛されている映画だとおもう。
ここ米国でも、この作品をはじめとして
今敏監督作への評価はとても高い。

公開当時、鉄道駅の大きな宣伝を眺めつつ
従来のアニメ向きとされたジャンルの幅を超えて
アニメファンを超えて広く一般に向けて
監督の作家性でアニメ映画を宣伝できる、
そんな時代がほんとうにきたんだなーと

しみじみしたのを覚えている。

個人的には、この作品は
女優の魅力、リポーターの思い入れ、
ともに
私にはあまりピンとこず
残念なのだけど

日本映画史におけるアニメとしての
その存在をありがたいと思うのだった。



いつかみた映画をひたすらあげるだけ、ミタメモ。



役所に勤めて30年、
退屈に甘んずることにも慣れた男。
ある日、末期癌宣告を受け
その仕事と暮らしの意味を
変貌させる。


多くの人にあいされている映画ですし
わたしが言うべきことなど 
なにもないけど

海外の黒澤映画ド初心者に
なにをみたらいいかときかれることが
しばしばあって、そんなときは
まずは
七人の侍
と、
生きる
をセットでオススメする派です。
異論は認める!


むかしから

この人は立派なんですよ。
さあどれほど立派なのか見てみましょう。
わっ、思った以上に苦労もしていて
かなりな変人でもあるけれど
やはりとても立派ですね。

というような物語がどうも苦手で。

だけど『生きる』は

あまり立派でなさそうな人が
立派なことを目指してもがいて
ああ、どこかにたどり着きましたね。

という物語なので、
初めてみた若いときにも
すんなり好きになれた記憶。
志村喬、ゴジラの2年前。

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