月別アーカイブ / 2021年10月

いつかみた映画をひたすらあげていく、ミタメモ。

旅先の寅さんは、
城跡で奇妙な老紳士に出会い親切に。
家に招待されて行ってみると、
老人は殿様になるはずだった血筋の
えら〜い人だった。
若くして亡くなった息子の嫁を心配する老人に、
寅さんは探してやると安請け合い……。


老人に優しくする寅さんが
ほほえましく、

お話はのんびりめながらも
なんとも楽しく後味のよい、19作目の寅さん。

殿様は嵐寛寿郎、
マドンナは真野響子で、
みんないいけど
侍従の三木のり平が最高におもしろくて
全て持っていかれてしまう勢い。


寅さんぜんぶ、
米国のネトフリやアマプラなんかで
英語字幕付きでみられたらいいのになあ

米国の学校の授業で発表したときや
ジャパンソサイエティでの上映の反応みると
人情話、だいたいは伝わるかんじしたし
台詞の細かいニュアンスは難しいかもだけど
寅さんの顔や動きだけでも
外国人、けっこうわらってて

やはりコメディアンとしての才能が
すごいです渥美清と
おもいましたですよ。

いつかみた映画をひたすらあげていきたい、ミタメモ。



キムタクのほうじゃなくて、
トニー・レオンとジェット・リーのほう。

中国、戦国時代の末期。
今にも全土を統一せんとしていた秦王のもとへ
ひとりの剣士が召し上げられた。
三人の刺客を倒したその名人は無名と名乗り
王のもとでことの些細を語る。
しかし王は、即座にうそを見抜き
疑問を突きつける……。


武侠映画でときめいていた
チャン・イーモウ監督作品。

当時日本では
メインストリームで宣伝されつつも

イケメンチャンバラ映画というか
お耽美作品というか
ワイヤーアクション特撮というか
そんなキワモノ感が拭えない立ち位置を
感じた、このへんの映画

だけど

20年を経た今、
大学院の世界映画史の授業で

Chinese Epic films

という確立されたジャンルとして
語られていたのが

感慨深く納得感も高い。

いいねいいね


Asian epic というくくりもあるのね。
そこには
七人の侍
なんかも入ってくる。
広いわ。

いつかみた映画をひたすらあげていきたい、ミタメモ。



意外にステキなポスターだったのね↑


田舎町に住む女友達に会いに来た
ニューヨークっ子の青年は、
地元のやさぐれ男や保安官にからまれながらも
なんとか彼女の家にたどりつく。
しかしホッとしたのもつかのま、
その町に異常に増えている、
ミミズの襲撃を受けるのだ……


まえに、トレマーズ
について書いたとき、
ミミズ映画ならこれ、と、
教えてもらったのがこの映画。

いやほんと、
ミミズでした。

巨大化すらしない、
素のままのミミズでしたわ……。

でも
シャーッて鳴くのが
やっぱ映画っぽくていい。


都会からやってきたモヤシっこのオタクくんが
ミミズといっしょに
田舎もん(ただし美少女はのぞく)を
根こそぎ撃退するという


気持ちはわかるが

いいのか……?


と思わなくもない話。


ミミズは農業にも自然界にも大切な生き物です

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