いつかみた映画をひたすらあげていくだけ、ミタメモ。
とあるイケイケ広告会社に起こった陰謀で
会議室にいたたったひとりの黒人社員が
いきなり社長に抜擢。
社内には思惑を超えたレベルの
黒人ワールドが展開し
大混乱へといたる……。
アイアンマンでおなじみ
ロバート・ダウニー・Jrのお父さん製作の
「もしも黒人が一流広告会社のトップになったら」
というシチュエーションの
はちゃめちゃコメディ映画。
その、
もしも、の設定は
どうなんだよ?
黒人が社長で、
何がおかしいのか?
と、現代の視点から見れば言いたくなるかも
当時はそんなこと「ないない!」
だったんだろうし
たぶん今だってなかなか……
でも
そんなこと今、ギャグには
できないよね
ってことを、
当事者たる黒人キャストやアーティストを
まきこんで
おおっぴらにやってる
この映画、
これもひとつの、
古典としての
歴史的文脈からの解釈を必須とする
映画……
とはいえ
フツーに笑えるとこも多いし
カッコよかったりもする。
このあとまもなく
白人の旗振りでつくる黒人向け娯楽映画、
ブラックスプロイテーション
というジャンルが盛り上がり
それなりに名作もあるといわれるけれど
そして当事者の観客のなかでも
楽しめたり笑えたりもしたんだろうけど
でも
こんな外側からの描写の範囲内で
黒人ってものが収まると思うなよ、
ということなのだとおもう。
日本初の
アフロ侍
とかはどのジャンルになるのだろうと
思いつつ
感謝: 参考解説記事↓