いつかみた映画をひたすら挙げていくミタメモ。
絶好調の高校生ボクシング部員、竜哉は
仲間と街に繰り出し女子グループをナンパ。
その中の1人、英子にひかれ
数回会っては遊びのふりを続けるが
彼の冷たいそぶりは
本気でひかれていく熱量の
裏返しなのだった……
↑ 本家日活ウェブサイトのあらすじが
名文なんですけど
でもなんか
実際の内容とちがうような気がする。
実際はもっと
英子は竜哉に負けてたかんじ
英子は竜哉よりもオトナで
クールなつきあいを自分から提案するくらい
冷静なのだが
肉体関係をもったとたん
どっぷり夢中になっちゃう
そのかんじ、
むかしまんがを読みながら
「なんだかんだいっても
女の子は男の子と
キスするとホれちゃうのはなぜ?」
と首をかしげていたのと
同じ種類の現象な気がする
この女の肉欲ファンタジー。
性の魅力を教えれば
女は落ちるとおもいたい
男子中心マーケットで成り立つ
幻想なんだとおもうけど
その物語の構造には
少女マンガですら
ときにはハマるし
程度を間違えなければ
とくに若いキャラクターの場合には
真実も多少含まれるとおもう
が
この映画の場合は
ひどすぎんじゃね?
と、正直思った。
しかもその後、その恋のせいで
英子だけが(状況から)罰せられるし
モロ男性中心!
女には見れん!
と思いましたが
絵作りとかいいとこもあった。
そもそも
ふるさとの逗子にゆかりの作品だと
家族の話題になったからみたので
逗子や葉山の昔の姿がみられたのは楽しかった。
石原裕次郎デビュー作として
有名なんだと思ってたんだけど
若い裕ちゃんは
すごい目が輝いていていい顔なのに
ちょい役のみで残念だった。
あと
昔のお金持ちのイケてる高校生というのは
こんなふうに
昭和のサラリーマン+ヨット
みたいな遊びかたをしてたのかなみたいな
疑問は尽きない。
く
そういうわけで、
まとまらない。
石原慎太郎原作ですが
イメージはブレない……。