月別アーカイブ / 2021年08月

いつかみた映画をひたすら挙げていくミタメモ。




絶好調の高校生ボクシング部員、竜哉は
仲間と街に繰り出し女子グループをナンパ。
その中の1人、英子にひかれ
数回会っては遊びのふりを続けるが
彼の冷たいそぶりは
本気でひかれていく熱量の
裏返しなのだった……

↑ 本家日活ウェブサイトのあらすじが
名文なんですけど

でもなんか
実際の内容とちがうような気がする。

実際はもっと
英子は竜哉に負けてたかんじ

英子は竜哉よりもオトナで
クールなつきあいを自分から提案するくらい
冷静なのだが

肉体関係をもったとたん
どっぷり夢中になっちゃう

そのかんじ、

むかしまんがを読みながら

「なんだかんだいっても
女の子は男の子と
キスするとホれちゃうのはなぜ?」

と首をかしげていたのと
同じ種類の現象な気がする

この女の肉欲ファンタジー。

性の魅力を教えれば
女は落ちるとおもいたい
男子中心マーケットで成り立つ
幻想なんだとおもうけど

その物語の構造には
少女マンガですら
ときにはハマるし

程度を間違えなければ
とくに若いキャラクターの場合には
真実も多少含まれるとおもう


この映画の場合は

ひどすぎんじゃね?

と、正直思った。

しかもその後、その恋のせいで
英子だけが(状況から)罰せられるし

モロ男性中心!
女には見れん!

と思いましたが

絵作りとかいいとこもあった。

そもそも
ふるさとの逗子にゆかりの作品だと
家族の話題になったからみたので

逗子や葉山の昔の姿がみられたのは楽しかった。

石原裕次郎デビュー作として
有名なんだと思ってたんだけど
若い裕ちゃんは
すごい目が輝いていていい顔なのに
ちょい役のみで残念だった。

あと
昔のお金持ちのイケてる高校生というのは
こんなふうに
昭和のサラリーマン+ヨット
みたいな遊びかたをしてたのかなみたいな
疑問は尽きない。
そういうわけで、
まとまらない。
石原慎太郎原作ですが
イメージはブレない……。

いつかみた映画をひたすらあげていくミタメモ!



仕事を失い
ホームレスキャンプで暮らし始めた男が
ひょんなことから手に入れたのは
人々の精神支配をひそかに拡げる
エイリアンの姿とメッセージを識別する
革命的サングラスだった……!


1950年代に量産された
アメリカのSF映画では

良きアメリカ中産階級のステキ郊外ライフに
ひそかにまぎれている(かもしれない)
共産主義者に対する恐怖が
エイリアンとして現れていたのだ……

という文脈を経てやってきた
1988年、

いまや都市部の労働者階級の
みじめな暮らしをさらに圧迫する
資本家たちがその
エイリアンなのである!

ぶ っ こ ろ せ

というラディカルな姿勢に
きゅんきゅんする。

さすが50年代SFのリメイクのお仕事も多い
ジョンカーペンター先生監督作。
確信犯。きゅん。

いつかみた映画をひたすらあげていくミタメモ。



あるアパートの中庭のプールに
若い女性が倒れているのが発見された。
新人管理人と住人たちは戸惑いながらも
彼女は闇の世界の狼に狙われている
水の妖精だとつきとめる。
彼女を、そして世界を救うため
バラバラだったアパート住人が
力を合わせて動き出す……


前回の
シックスセンス
と同監督作品。

ファンタジー好きなら
喜ばずにいられない設定が
現代社会の中に容赦なく盛り込まれ

好感度高い

け ど ……

容赦ないファンタジー設定は
やりすぎちゃってまとまりがなく
リアリティを失ってしまい

残念至極、

と思ったのを覚えている。
やはり
凄腕編集さんが必要か
(この映画の編集はシックスセンスの
アンドリュー・モンシェーンさん
ではなかった)

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