月別アーカイブ / 2020年12月

いつかみた映画をひたすらあげていきたい、ミタメモ。
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これもマンクとならんで
今期の劇場公開ネトフリ映画。


なんらかの地球規模災害から3週間。
生き残った人類の大半はどこかに避難して、
ひとり南極観測施設に残った老科学者が
とり残された少女を発見。

ほとんど生存可能ではなくなった地球に
いま帰還しようとしている宇宙船へ
この状況を知らせ止めるため

気候観測所の大アンテナのもとへと
2人の旅が始まった。


この世の終わり!
apocalypse映画だ!
さらに
異常気候変動を扱った今流行りの
Sci-fi内ジャンルCli-fiでもあり
宇宙もあるし

好物だ!

とおもってみはじめたけど


プレミス(主人公が冒険前に置かれた状況)や
ステイク(主人公の冒険の動機となる危機)を
あまり説明しない
きっとあとでわかってくるのだろうと
ワクワクしてみる
ちっともわかってこないけど、
主人公の危機としてどのくらいか、
くらいは、説明されるだろう
(待つ)
モヤッとしたまま終わってしまった……

とか

尺の真ん中でわーっと盛り上がって、
ひとつ達成があって、そのあと暗転!
とかの
典型的な物語構成から
勇敢に逸脱している
フツーの映画じゃないかんじがイイ
でも尺の真ん中あたりですでに
退屈してしまい
そのあと、べつの、これまで観客と感情的絆を
結び切っていないキャラ中心の話に
切り替わるというのは
無謀……

とか

脚本に関心のある人としては
平凡なストーリーデリングから逸脱しようという
よくある試みがいくつも行われ
あっさり失敗している

(さらにいえば、
よくみる「味わい深い」ストーリーデリングも
やろうとして空振りしてしまったのも
いくつか)

ので

気になる人には
教訓としてオススメできる気がする……
やっちゃう気持ち、わかる気がします……

だからこそ、
がんばった感は感じてしまう。
ありがとう学びます……ごめんなさい……

ジョージクルーニー兄貴
大好き

いつかみた映画をひたすらあげていくのだ、ミタメモ。

5MUFC37jN9.jpg冬の金田一といえば…

もちろん、犬神家。
雪の中の菊人形とか印象的だけど

この病院坂の首縊りの家は

桜田淳子の若者っぽい冬の装いが
印象的です……かわいい。

田舎町でバンドやってる若者たち
という
このシリーズの中では
「いまふう」なほうのライフスタイルが
登場するのでハッとするけど

やはり古風な家制度やしきたりと
戦争や近代化との間に
どろりと存在する歪みの中に
彼らも
絡め取られていきますな….。

つかこの「くくり」って漢字
この題名でしか知らないわ私。


いつかみた映画をひたすらあげていくミタメモ。

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世のクリスマスパーティーな気分とは
全く関係のない映画。


第二次大戦末期、
敗戦間際の日本軍の狂気が支配する空間で
各人の奥底に押し込まれた人間性が
発現する瞬間はあるのか

という、人間の狂気VS正気の映画だと
私は思っていたのだけど

IMDbのあらすじ投稿を読んでいると
英語圏ではだいぶ
文化の衝突としてとらえられている気配なので

モヤる!

そんな暴力的な規範の押し付け、
日本文化じゃないです!
くるってるんです!(ビートたけし!)

とか言いたくなるけど

文化だったらどうしよう

こわい


と、思わせるところまでが
遠足だ。じゃなくで、この映画なんだ。

きっと。
なんなんだーこの海外ポスターはーーー

と、文化衝突は簡単には終わらない。

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