月別アーカイブ / 2020年09月

いつかみた映画をひたすらあげつづけたい、ミタメモ。

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まつりの夜
貧しい家の子、ジョバンニは
友達と遊びに行けずおつかいに出かけたが
ふと
銀河鉄道に乗っているのに気がついた。
そこには、まつりに行ったはずの
親友のカムパネルラもなぜか乗っていたから
いっしょに星々を旅することになった。


これ実は個人的に
好きな映画5本指の中に入るくらい
大好きなんだけれど

米国での知名度は高くないなと
思っていたら

いまはアマプラで無料だったり
かなりみやすくなっていることに
気がついた。
日本でもそうなのかな。


なんどもみたなかで思い出すのは
20年以上前だとおもうけれど
東京でのある上映会で
行ったらまわりは小学生くらいの子供だらけで
満員。

たぶん入場料も安くて、夏休みで
アニメだし宮澤賢治だし
チラシをみて子供をつれてくる
親の気持ちは当然といえば当然なんだけど
でもこの映画、

たいへん静かで、
なにか起こってるようで
なにも起こってないような展開で
しかもキャラクターが
なんか知らない猫2匹だし

美しくて美しくて私は大好きだが
子供たち、スマン、退屈するかもだぞ……

と、正直ひやひやした。

ところが始まってみると、
みんな、

し ん となって

最後までしっかりみてた。


それは視覚的に美しいからなのか
宮澤賢治の言葉と物語の力か
細野晴臣氏の音楽の力か

それともこの、
正直あまり愛想のない猫たちの

ていねいな作画で
確実につながっていく感情の
密度を見つめていれば
退屈せずに旅の最後まで
つれていってもらえるのか

たぶんその全部なんだけど


すごいな
そしてナメててスマンかった子供たち、
とおもった。




オチはないよ好きすぎるから

いつかみた映画をひたすらあげていくのだミタメモ。

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ある日、謎の飛行物体がワシントンに飛来。
そこから現れた男は、
破壊兵器のロボットを操り、
主要国のリーダーとの会談を要求。
叶えられないとみるや住宅街に潜入、
シェアハウスの住人として暮らしながら
密かにミッション遂行を試みる。
その目的とは……?


出だしの原始的な特撮や
紋切り型の宇宙人描写から、

アハハ、古き良き特撮アホ映画が始まるぞ、

と、思わせておいて、

主人公クラトゥが一般住宅に潜入するやいなや

住人との交流から物語はいっきに
温かみを増していき
ファミリーコメディみたいな味わいを
失わないままに
人類に大きな課題をつきつけてくれる。

話が大きいわりに
映像的には大作感がないと
思うんだけど

1951年という年代的に
第二次大戦の記憶の新しさと
来たる冷戦の時代とに
想いを馳せたり

世界の中心はアメリカなのかよ、
と、いつもの心のツッコミを
入れたりしながら楽しむと

さらに味わい倍増の、

よきSFと
おもいます。


最近のリメイク版もあるのね。
邦題はなぜか一文字ちがいの
『地球静止する日』。

やはり、あれでしょうか
タイトルに濁音があったほうが
売れるという……?

そして、クラトゥ役は、キアヌなのか……。
古き良き傑作として名高いオリジナルに比べ、


こちらは散々な評価。キアヌー

いつかみた映画をひたすらあげていきたい、ミタメモ。

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ヒトラー独裁政権下で作られ
実際に多くのユダヤ人が送り込まれ
殺人工場で虐殺された
アウシュビッツ強制収容所。

戦後ひさしぶりに
そこに再訪して記憶を辿ったという
回顧的なスタンスで
たいへん詩的なナレーションにのせて

そこでの生活と労働、虐殺について
写真や映像とともに語られる。


若い頃から自分にとっては
宿題だったこのドキュメンタリー映画。

恥ずかしながら最近やっとみた。

辛い歴史だけど
冷静かつ詩的なナレーションと
思いのほかハイテンポで
32分という短さなのに助けられ

えいや、とみられる。

いまの視点からいえば
アウシュビッツの基本情報の集まり
というかんじもあるけど

1956年の公開当時には
ここまで具体的にアウシュビッツを振り返る
というのは
かなりアバンギャルドだったらしい。

アラン・レネ監督はこの映画で
世界的に話題になりそのあと

ドキュメンタリー畑を疾走するかと
おもいきや

ヒロシマ・モナムール とか
去年マリエンバードで とか
ふしぎな方向へ走っていくのでした。









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