月別アーカイブ / 2019年08月

とにかく毎日、映画をなにか思い出すんだミタメモ!

時は1986年、これはたぶん
ハリウッドSF映画の
繁栄と混迷の時代のものがたり……




科学雑誌の女性記者がある夜
奇妙でハンサムな科学者に出会う。

彼は研究室でただひとり
テレポーテーション装置の開発にうちこみ
それを実現させていた。

記者は科学者に強く惹かれるが
功を急ぐ彼はひそかに
自分の身体でテレポーテーションを実験し

その結果、おそるべき変化が
その身に起き始めるのである。





奇妙な科学者がなんでそんなに
スタイル良くてハンサムなんですか。

とか

一夜を共にしたからって、
それで愛しちゃったってことで
いいんですか……(ため息)

とか

科学雑誌のジャーナリストが
そんな足りない認識をふりかざしてて
仕事デスカラとかって……(ため息)

とか

いろいろと、登場人物の設定や行動に
納得がいかないまま

でも典型的なキャラってこんなもんだろ、
くらいの行動原理で
1時間近く引っ張られて

ううううううう

となるんだけど

その苦しみを

補って!
余りある!

後半の熱さ!!

哲学の深さ!!※


観て、後半まで待って、良かったと思います。


終盤、主人公が、くるった理論を
熱く語るところ、
すごくいい台詞でしたが

いっしょに観ていた家主も
「これぞクローネンバーグだ!」
と、拳を握る勢いになっていました。

そうなんでしょうか。
私は詳しくないので、近いうち
ほかにもクローネンバーグ監督の作品を
観てみたいとおもいます。

※たががハエと思って油断していた


若いジェフゴールドブラム最高度 ★★★★★








日本公開間近のこの作品から
タランティーノつながりで
キルビル……

を書こうかと思ったけど
メジャーすぎてやる気が出ないので

フロム・ダスク・ティル・ドーン!

犯罪者とその人質一家が
日が暮れて道路ぎわの店に入ってみると
そこは偶然にも
バンパイヤの巣だったのです……


……て、知るかー!!!
てかんじの

クエンティンタランティーノ脚本、
ロバートロドリゲス監督の

とても正しいバカ映画。

ばけものたくさん。下品。
その上、
ちゃんと爽快(たぶん)。えらいぞ!

個人的にこの映画の注目点だと思うのは

惨劇の舞台となる田舎のエロい店
の、店名。

Titty Twister...

これがどう訳されるか、です。

覚えているのは

おっぱいぐるぐる

っていうのがあったなあと。
そのまんまだけど、意味がわからん。

おっぱいタイフーン

っていうのもあったかな。
これは店名らしく訳せていますね。

と思っていまネット検索したら、

たぶんおもに若者向けの
(若者ではない私も知っているから
たぶんかなり有名な)
日本のメディアミックスコンテンツ
ダンガンロンパに

ライブハウスTitty Typhoon 

てのが
出てくるんですね……。

元ネタはきっと、この映画の字幕ですね。
おなかまですね。

オタクのネタは
世代を越え形を変えこうして
伝わっていくのですね。






毎日一本なんとか映画を思い出して書くのがミタメモ。


どうもこの顔をよく見ると思ったら

昨日、8月13日は、
アルフレッド・ヒッチコックの誕生日
だったんですね。


ヒッチコックと言えば私にとってはまず
『裏窓』。

子供のころ、テレビの
水曜ロードショーかなんかで観て、

こんなにかっこよくて面白い話が
映画の世界にはあるんだーーー

と、驚き呆れた。

それから何度かみたけど

そのたび、テンポの良さ、
キャラ立てのうまさ、
会話の面白さなど

感心することに事欠かない。

でもちょっと最近は

女性、男性、若者、中年、2枚目、太っちょ
などなど
それぞれの属性に沿ったキャラ付けが
あまりに典型的かと感じたりもしている。

とくに女性のあつかいがね……
いやまあ、時代もあるしね。

政治的な正しさと
娯楽作品に必要な単純明解さとの
微妙な関係は、
時代を超えてずっと続いていく問題で
作り手はだれしも避けて通れないと
おもう。


それにしても
ヒッチコックはなにしろ
ストーリーテラーであり
エンターテイナー。

ある水準以上の娯楽要素をもつ
物語を量産し語り続ける神さま。


あやかりたい。


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