月別アーカイブ / 2019年07月


観たことある映画、とにかく毎日挙げていく、ミタメモ。


1980年代後半。
人種間の対立が激化して、
白人が歩くだけでも危ないと思われていた
NY、ハーレムで、

ブルースハープを手に
路上で惚れ込んだMr.サタンのブルースに
加わった白人青年がいた。

一流大学を出たばかりのアダムと
路上の有名人サタンが
スターダムを上って降りて、生きていく
30年余りの軌跡を追った
ドキュメンタリー。


個人的かはなしだけれど
80年代後半といえば、
私は高校生の短期留学で
初めてアメリカという国を見て

人種間の分断なんて、ちょっと
聞いたことはあっても
ほとんどなにもしらず

ただ、ホームステイ先のアイオワの町では
ほとんど白人にしか会わないのを
そんなもんかな、と思っていた。


そのあと90年代になって
私は日本の大学生で
↑日本公開されたこの映画をみて
感覚的にすごく気に入り

でも舞台のニューヨークで
この映画に扱われているような
人種間の感情的な沸騰が
実際にあるなんて
知識も実感もなかったんだけど

このSatan & Adam では冒頭部で
この映画がどれだけ、初めて
ニューヨークたちの黒人たちの
実感を代弁し可視化して
当事者たちから歓迎されたのかを

時代背景として扱っていて、

いまさらながら、

「そんなに、そんなかんじだったんだ……」

と、驚いたりして

そのあとの2人が変わっていくさまも

人生の後半を生きようとしている
今の自分には

いや、ぜんぜんちがう人生なんだけど

たまたまニューヨークにいまいるし
サタンの年齢には
自分の親のことも重なって思えたりして

ささるなあ、と感じる。


だから私と同じようにいまアラフィフで
ブルースやアメリカに興味のあるなら
感覚的におすすめできると
おもうのです。


日本公開はいつなのかな度 ★★★★☆


とにかく毎日、観たことある映画についてなんか言う、ミタメモ。


あっちぃー。

というわけで、暑い映画ってなにかなと
思って最初に頭に浮かんだので
のせとく。

うろ覚えだけど……

理屈の通らない理由から
人は
殺人などのものすごい罪を
犯すことがあるのだと

なんだか説得力があるようなかんじで
教えてくれたのは覚えているので

そして公開当時はきっと
アランドロンのかっこよさとセットで
その概念は広まったのだろうから

すごいぞ、
太陽がいっぱい!


30年ほど前に
家のテレビで観ただけで
ほんとに
内容はほんと覚えてないので

だれか語りたいかたはぜひ
コメント欄で語っていってください。
お願いいたします!


あちぃーーーからみなさん、
お気をつけてくださいね。


実は邦題のセンスすごい度 ★★★★☆






観たことある映画をとにかく毎日挙げていくよ、ミタメモ!

一昨日の飛行機内で、これ↓
を観る前に観たのが、

グリーンブック

だった。


いい評判と同時に、

主人公であるトニー・リップの役柄が「黒人を差別から救う救済者」として誇張された伝統的すぎるキャラクターだ

By Wikipedia 

という批判もあるときいていた。



観てみると、

メインキャラクターの2人は
批判から想像していたよりも
複雑な要素をもった人物だった。

主人公のトニーは
ニューヨークの白人のなかでも
イタリア系移民として
その独自の伝統を背景に持ち

機転がきくが荒っぽい男として
ナイトクラブに雇われていて

人生を楽しんでいるが
金銭的には自由ではない。

一方、

トニーと旅をすることになる
シャーリーは

黒人ミュージシャンとはいうものの

その立ち振る舞いは、
黒人ピアニストという職業から
私なんかが想像するキャラクターとは
まったくちがう。

その音楽的な背景や
受けてきた教育、培われた感性は
アメリカ黒人社会の伝統とは
まったく異なっているらしく

本人も、黒人社会からは浮いている、
かといって、白人と同じには扱われない
自分について
悩みを抱えていると語る。


基本、日本で生まれ育ち働いている
アメリカ社会の外側の私にとっては

どちらも、私自身のもつ偏見を
打ち破ってくれるキャラクターで、

この2人と旅できるだけで
この映画を観る価値があったと
思わせてくれた。


なら、一方で、

アメリカ社会の内側のひとが
これを観たらどう感じるのか、

というところは、

先に記した批評が示しているのかな、
と思うけれど

そもそも、映画とは
だれのために作られているのか?

これは、
どんな立場から
だれに向けて書かれた物語なのか?

それに適合した形で
世に供給されているのか?


と、考えさせられる。



いい話だと思うけどなー度 ★★★★☆

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