観た映画を毎日とにかく挙げてなんか書くメモ。
いろいろ詳しい十代の甥っ子と
ゴジラの話をしていたら
意外にも初代ゴジラは未見だというので
もちろん初代ゴジラはおススメとして
ほかにそのころの怪獣映画で
わたしからオススメするのはなんだろうと
考えてたら
ゴジラ、ヘドラ、
そして、これだった。
マタンゴ。
おもしろいから、というよりは
ネタとして……いや、
教養として。
学生時代に大学の先輩が、
スゲェ映画だからみろというので
みたら
展開はのっぺりしてるし
なんかとにかく変で
なんだこれ!?
どこがどうスゲェんだ……?
と、思ったのだけど
その後、
オタク関連もの書きの基礎教養として
たいへん役に立っています。
いや、これ、マタンゴなんで……
このあたりはもうマタンゴですよね……
で、
納得してもらえたり
共感されたり
場が和んで、仲良くなれたり
そんなことが、
この社会にはあります。
それはオタクが集まってる環境で
仕事しているからでしょ、
と言われれば
そのとおりなのだけど
このマタンゴという映画で扱われている
恐怖の種類。
これが、ある程度の普遍性を持てるほど
シンプルで
共感性のあるものであり
それを明確に表現できている映画だから
共通の映画体験がある者の間では
符号としての説得力を持ち得るのだと
思います。
普遍性のある感情を単純化し
明確に表現できる、ということは
娯楽作品をつくるうえで
大切なことです。
マタンゴ、えらい。
先輩、ありがとうございます!!
若い人も、ぜひ。
ヲタ基礎教養度 ★★★★☆