観たことある映画なら、うろ覚えでもとにかく挙げてなんか言え! ミタメモ!
東宝怪獣映画史上、
名作のひとつと呼び声の高い
ヘドラ。
これもまた、人間による環境破壊が
怪獣を産むという姿勢から
物語ができている。
テーマの明確さもさる事ながら、
当時流行のおサイケな文化と
過剰気味の演出もあいまって
けっこう楽しく観られたと記憶している。
この、富士の裾野で踊りくるう
若者たちへの視線は
ハロウィンに渋谷の街角に集う
若者たちへの、
いまのおっさん、おばさん(私含む)の
視線に近いのかな……
でも、この映画では
こんな社会の中で
そんな馬鹿騒ぎに走る若者たちを
ある程度の共感をもって描いていて
それが社会への批判的視線の
表現として力を持ち得ていると
感じられて
つまり、このモブの若者たちは
ただの100%バカ扱いはされていなくて、
そこがまた、好きだったことを
覚えている。
強いぞ、こわいぞ、ヘドラ!
人類いろいろ申し訳なくてすまんけど、
ゴジラがんばれ!