月別アーカイブ / 2017年11月

某テレビアニメの脚本担当エピソードが
出来上がったということで、
完成映像データをいただいた。

映像業界関係者なら皆さまご存知のとおり
そうでなくても物知りな方はご存知のとおり
この完成映像データを完パケと呼びますが

完パケ……
なんかいい語感……

完パケ見た?
完パケもらった?
完パケまだ届いてないんですけどー

なんとも、ギョーカイぽいだけでなく
完成したかんじ。
完璧なかんじ。
パッケージ感がいいかんじ!
なんかひとつ作り上げたよという
誇らしげな響きがある言葉だなと思う。

それはともかく。

今回の完パケ、
なんだかすごく楽しめて
関係者一同の知恵と努力と才能が結集してて

うれしくなりました。

オンエアたのしみだなー
みんなも楽しんでくれたら嬉しいなー


担当話数はまだ発表されていないようなので
いちおうここには書かないけれど
数週間後のEテレ土曜夕方の
クラシカロイドです
よろしくお願いいたします!

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写真は夕飯で。

久しぶりにサッポロ一番つくったら
妙にかわいらしくなったような。
ミックスベジタブル・マジックですな。
器の力も。


友人作です。







TOP10 TŌKYŌ!!
今回は、根津美術館!


行ってみたら、庭園が全面開放されていた。
いつもは通行止めの、茶屋を縫い合わせるような小径にも、どんどん入っていける。
なにやら信じられないようなすばらさだった。

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今の特別展は刀剣の金具なんだけど、そのコレクターは光村印刷の創業者で、ものすごい行動力がある凝り性坊ちゃんだったのだと知り、元取説屋の1人としては感慨深いものがありました。
取説などの印刷の大手というイメージをもっていたけれど、版画復元の研究をしたりして、美術印刷の技術の先端を行く会社だったのだ。

光村印刷株式会社 | 根津美術館で光村利藻コレクションが展示されます
www.mitsumura.co.jp

この坊ちゃまである。なんと日本で最初に映画を撮影したらしい。その被写体は芸者さん(展示の年譜に記述有)という坊ちゃまぶりが、また素晴らしい。 
カメラにハマり、印刷機にハマり、美術を集め、美術印刷を研究する。
印刷機を使って商売を始める一方で、その技術を用いてコレクション中の刀剣美術の資料本を作る。

ああもうッ、お坊っちゃまよろしいんですかそこまでなさって!!

その生き様。
友達として生きてみたい。
小説の友達キャラとしてほしい。
いやむしろ、結婚してほしい。

関係企業としての光村印刷に、こんな想いを抱く日が来ようとは、取説業界にいた20年前には、思いもしなかったのだった。

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あなたとふたり、
お庭のお舟で茶の湯をしたい……。


友人や先輩とお墓まいり→日帰り温泉、
バンドでライブ出演→地元のオープンマイク参加、
という週末でした。
疲れが残って、寝ても寝ても眠い。

お墓に眠る友人は、この町で出会った飲み仲間。
酒で出会い、酒で去った兄貴。
一緒に墓参りに行ったのは、その兄貴のそばで仲良くなった友達や、墓参り仲間みたいになってしまった先輩や。
その先輩を、私はすでに尊敬し始めている。

と思ったら、いま、友人がケータイなくしたとかいってきたぞ。

子どもの頃の自分に電話できたら、
なにはともあれ、
子どもの頃は想像もしなかったような友達がいて、面白いから
苦しいことも、ほどほどにがんばっておけと伝えよう。

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