観たことある映画、とにかく毎日挙げていく、ミタメモ。


1980年代後半。
人種間の対立が激化して、
白人が歩くだけでも危ないと思われていた
NY、ハーレムで、

ブルースハープを手に
路上で惚れ込んだMr.サタンのブルースに
加わった白人青年がいた。

一流大学を出たばかりのアダムと
路上の有名人サタンが
スターダムを上って降りて、生きていく
30年余りの軌跡を追った
ドキュメンタリー。


個人的かはなしだけれど
80年代後半といえば、
私は高校生の短期留学で
初めてアメリカという国を見て

人種間の分断なんて、ちょっと
聞いたことはあっても
ほとんどなにもしらず

ただ、ホームステイ先のアイオワの町では
ほとんど白人にしか会わないのを
そんなもんかな、と思っていた。


そのあと90年代になって
私は日本の大学生で
↑日本公開されたこの映画をみて
感覚的にすごく気に入り

でも舞台のニューヨークで
この映画に扱われているような
人種間の感情的な沸騰が
実際にあるなんて
知識も実感もなかったんだけど

このSatan & Adam では冒頭部で
この映画がどれだけ、初めて
ニューヨークの黒人たちの
実感を代弁し可視化して
当事者たちから歓迎されたのかを

時代背景として扱っていて、

いまさらながら、

「そんなに、そんなかんじだったんだ……」

と、驚いたりして

そのあとの2人が変わっていくさまも

人生の後半を生きようとしている
今の自分には

いや、ぜんぜんちがう人生なんだけど

たまたまニューヨークにいまいるし
サタンの年齢には
自分の親のことも重なって思えたりして

ささるなあ、と感じる。


だから私と同じようにいまアラフィフで
ブルースやアメリカに興味のあるひとになら
やっぱり響くところのある
ドキュメンタリー映画なんじゃないかと
おもうのです。


日本公開はいつなのかな度 ★★★★☆