観たことある映画をとにかく毎日、うろ覚えでもなんか書く、ミタメモ。


某アニメ会社で
脚本に関する研究会をしていて

そこで
ピクサー作品をなにか扱いましょうと
いうことになって、
参加者にきいてみたところ、

最も多くみられていたのは、

そのころ
世界中で最も多くみられていた
ファインディング・ニモ……

ではなく、

トイ・ストーリー

だった。

そこでこの作品の
脚本分析をしてみたところ、
そのシナリオはけっして、
教科書どおりにうまくいっている
わけではなかった。

もちろん、シナリオは
教科書どおりならいいってものではない。

でもこういう娯楽作品には
キャラクターの気持ちや行動、
そして苦しみと成長を
納得感をもって追いやすく描く力が
大切で、

それを欠いた結果として、

後半は「なにしたかったんだっけ?」と
大騒ぎの混乱ばかりが印象に残って
物足りないという
感想を私はもっている。

でもね、

優れたディテールの積み重ねによって
楽しく観られる映画なのは
間違いない。

そして、
その、某アニメ会社において、
最も多くの人が観た、
という人気には
間違いない。

さらには、

その後、トイ・ストーリー3において
優れた構造の脚本に巡り会ったとき

このシリーズの道具立ては
最高に効果的に生かされ、

楽しく飽きないだけでなく
感動的な作品として

輝いたので!!

……いちおう脚本が仕事でもある
私が言うのもなんだけど、

映画において
脚本が大切なのはもちろんだけど、

だけど、だけど、

脚本の良し悪しだけが
映画の価値を決めるのでは
けっして、ない。

ということを、考えさせてくれるのが
私にとっての
トイ・ストーリーシリーズ
なのです。





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