いつかみた映画をひらすらあげていく、ミタメモ
コーダ からの
アカデミー賞ベストピクチャーつながり
町の主要産業だった会社がつぶれ
仕事も夫も失った熟年女性フェーンは、
残されたキャンピングカーで暮らし始める。
短期の仕事を探しながら移動し
独特のライフスタイルと人間関係を築く
いわゆる現代のノマドとしての日々は
フェーンにゆるやかな変化を与えていく。
手垢のついた中年女性像から
あらかじめ解放されている
フランシス・マクドーマンの存在感のすばらしさ。
彼女を囲んで
現実のノマド生活者が多く出演していることでも
話題になったこの作品。
冒頭のAmazon倉庫での仕事風景が
頭にこびりついている。
そこに描かれる現代のノマドたちは
わたしの暮らしと遠い所にいるようでありながら
実はすぐそこにいて
無言で関わりをもっている。
それは実は
ノマドかどうかに関わらず
人と人ってそうなんじゃないかと
とても現代的だと感じた記憶。