いつかみた映画をひたすらあげていくよ、ミタメモ。

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軍を引退したトラビスは
トラウマにさいなまれて不眠症になり
夜勤のタクシー運転手として働き出す。
日頃から世の中への強い意見を持ち
その情熱に突き動かされるたちの彼は
通りすがりのビルで働く娼婦の少女を
その仕事から解放すべきと思い込み、
武器を買い込み自己鍛錬を始める……


マーティンスコセッシだし
名作だし何も言うことはないけれど

むかし、むかし
私のコミュ障とダメ性格のせいで
うまく会話できない上司がいて

そのひとは
そこはアニメスタジオだというのに
みんな映画みてないよな、と
ひごろ愚痴をこぼしていたのだけれど

ある日の飲み会で
タクシードライバーの話をしていたので

ガシーン! ガシーン! という
あの腕の細工の練習シーンをまねしたら

そこから和んで仲良くなれた
という

思い出をメモしておこう。

いつかみた映画をひたすらあげる、ミタメモ。

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小さな町の普通の高校生スティーブは
夜のドライブデートの最中、
田舎道で苦しんでいる老人を見つけ
医者のもとに送り届ける。
老人の手には謎の物体が吸着し
どんどん大きくなっていたのだ……。


昔の邦題は

SF人喰いアメーバーの恐怖

といったらしく、
そのほうが圧倒的に正しい。

スティーブマックィーンの長編デビュー作
ということで
たしかにマックィーンは
元気でかわいくてステキだけど

ふしぎなほどに
危機感ない。
絶対の危機などでは
絶対にない。

アメーバーは日本人からみたらたぶん
巨大スライムで

そろそろと追いすがってくるさまは

なかまになりたそうにしている

としか見えないんではないかと
思った。
あと、
ラズベリー色でちょっとおいしそう。

ジョージルーカスの
アメリカングラフィティーで
えっ、アメリカの高校生って
こんな車乗り回して
イケイケブイブイなの!? と
腰が引けた私のような方々には

こちらの高校生なら

車は乗り回していても
なんかいい子でかわいくて
仲良し小学生みたいで

オススメできる。

でも

古い怪獣ホラー映画ということで
複数のアメリカ人からオススメされたので
張り切ってみたわりには

楽しめたけど

のんびりアハハかわいいね、

という、

ふつう怪獣ホラー映画に求めるものとは
なんかちがう楽しさで

あれ? となった。

でもなんかあるんだろうきっと
どこの文化圏のどの世代にも
そういう
みんなの青春の思い出にキュッと
色を添えているような映画が。

きっとそういう映画なのだろう。

いつかみた映画をひたすらにあげる、ミタメモ。

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町の金物屋の跡継ぎ息子のジェフリーは、
父が入院したその日に
近所の野原で、人の耳を拾う。
それを警察に届けたときから
その先にある暗闇に惹かれるように、
町の裏の世界へ踏み込んでいき、
そして悲しい女と出会う……


いまや巨匠、デヴィッド・リンチ監督。
イレイザーヘッド


が、もすこし
現実世界に近づくとこうなるのかな、
て気がする
微妙に奇妙な要素がてんこもり。

だけどこれ、舞台はいわゆる
アメリカの田舎町、という
ガチに現実的な背景で
主人公も、その背景からきた
かなり現実的な……

いや、ちょっとイカれているけど、
それでも常識範囲内の……

……感性をもっているので、
イレイザーヘッドよりは
よほど見やすい。


その、まばゆいような
アメリカ庶民の前後の理想の具現化のひとつ
アメリカン・スモール・タウン
が背景で、

その戦後の理想を裏切られた
幻滅を背景にうまれた
ノワール映画のスタイルを
真似た話だよなこれ、

とか、

最近、付け焼き刃で仕入れている
アメリカ映画の文脈を
ふまえてみたら

さらに見やすく、

一見、ワケワカランと置いて行かれそうな
結末にも

ジワリと
こわい
味が出る。

そして
部外者としてアメリカを見ている身としては
その批判的な視点に
痛快ささえ感じてしまう
意地悪映画。

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