いつかみた映画をひたすらあげていく、ミタメモ。



ある中年男のテレビリポーターが
敬愛する女優のインタビューをすることに。
すでに引退し歳老いたしかし美しい彼女は
そのキャリアを語ることで、
半生を通した愛の物語へと男を引き込んでいく。


公開後20年を経た今も
多くの人に愛されている映画だとおもう。
ここ米国でも、この作品をはじめとして
今敏監督作への評価はとても高い。

公開当時、鉄道駅の大きな宣伝を眺めつつ
従来のアニメ向きとされたジャンルの幅を超えて
アニメファンを超えて広く一般に向けて
監督の作家性でアニメ映画を宣伝できる、
そんな時代がほんとうにきたんだなーと

しみじみしたのを覚えている。

個人的には、この作品は
女優の魅力、リポーターの思い入れ、
ともに
私にはあまりピンとこず
残念なのだけど

日本映画史におけるアニメとしての
その存在をありがたいと思うのだった。



いつかみた映画をひたすらあげるだけ、ミタメモ。



役所に勤めて30年、
退屈に甘んずることにも慣れた男。
ある日、末期癌宣告を受け
その仕事と暮らしの意味を
変貌させる。


多くの人にあいされている映画ですし
わたしが言うべきことなど 
なにもないけど

海外の黒澤映画ド初心者に
なにをみたらいいかときかれることが
しばしばあって、そんなときは
まずは
七人の侍
と、
生きる
をセットでオススメする派です。
異論は認める!


むかしから

この人は立派なんですよ。
さあどれほど立派なのか見てみましょう。
わっ、思った以上に苦労もしていて
かなりな変人でもあるけれど
やはりとても立派ですね。

というような物語がどうも苦手で。

だけど『生きる』は

あまり立派でなさそうな人が
立派なことを目指してもがいて
ああ、どこかにたどり着きましたね。

という物語なので、
初めてみた若いときにも
すんなり好きになれた記憶。
志村喬、ゴジラの2年前。

いつかみた映画をひたすらあげていく、ミタメモ。


亡きゲームデザイナーが残した、
第二次大戦末期を舞台にした戦略ゲーム。
そのクライマックスに、
隠されるようにうめこまれた沖縄戦をたよりに
コンピューターネットワークの世界から
現実の沖縄戦の記憶にたどりつこうとする
女性プログラマーのモノローグ。


あのサン・ソレイユのクリス・マルケルの、
沖縄戦の映画があるんだ!
ということで、観に行った。

やはりというか、またというか

批評も愛憎も排した無表情な映像の断片が
女性の愛とか直感の力といったものへの
幻想を糸にして縫い合わされているような
そんな印象。

核心に無理にせまらないところが
いいのかもしれない。

そもそも未来から見た過去の記憶とは
そういうものではないか……

ということなのだろう。

そのなかで
漠然とした、沖縄戦の悲しさ、虚しさは
次第に立ち上がってくる。

ジャンルで言うと

フィクションの中に

ドキュメンタリー映画 
または
エッセイ映画

を組み込んだ形。


沖縄を扱った映画は多いけれど
沖縄戦を扱ったものは珍しいのだそうだ。






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