自宅 晴レ


こんにちは九条です。
8月3日に発表させて頂いた通り、
己龍活動14周年12月16日をもって
九条武政の表舞台での活動を休止する事を決めました。


ブログ書くの遅くなってごめんね。
すぐに書きたい、書くべきだって事はわかってたんだけど、
なかなか書けなかった。


自分の気持ちを整理する事だったり
落ち着かせるのに時間かかっちゃったごめんね。


ステージ上で皆にこの事を発表する時、
本当はね、、、
自分で決めた事だから、ちゃんとハキハキ伝えようって思ってたの。

実は台本って程ではないけれど紙に書いてまとめてたりもしてたし、
それを頭に叩き込んでMCを何度も練習して当日を迎えていました。


僕にとっても皆にとってもものすごく大きな事だってのは分かってたから
誤解は生ませたくないし、間違った話をしちゃダメだって意気込みだってあった。


ただ、、、
ハキハキ喋るの、、、全然出来てなかったね;
超反省してる、、、


自分でもびっくりした。
あれ?なんでこんなに声出ないの!?
ってくらい声出なかった。あんなに練習したのに。。


つか泣いてもーたし、
話してる途中眞弥に怒られちゃったしね(笑)
「オマエ自分で決めた事なんだからさ~」って。


そりゃそう。
正にその通り。


皆を目の前にしてMC話してたら
これまでの事や色んな感情が込み上げてきて、、、
途中自分の中ですっごいぐちゃぐちゃになっちゃってたのが本音。
全然プロフェッショナルじゃないな俺、、、



簡単にまとめると僕って我儘なんだと思う。
求めるもの全部欲しいし、
欲しいと思ったものはなんとしてでも手に入れなきゃ気が済まない。


勿論今でも己龍のメンバーが好きだし、己龍ギャが好きだし、
自分の中でもすごく大切なものに変わりはないし、
その気持ちに嘘偽りはありません。


でも僕にはまだまだ挑戦したい事が腐る程あって、
それも含めて全部欲しいっていう強欲マンなんよ。。。


今回の決断に対して、
“悲しい”、”寂しい”、”苦しい”そういった気持ちは正直ある。
無いって言ったらそれは嘘だし強がりになる。


じゃあなんでこの活休を決めたの?


残念ながら僕はそんなに器用な人間ではないし、
夢や目標って何かをやりながら
片手間で叶うようなものではないと思っています。


そもそもこんなに一生懸命応援してくれる皆がいるのに、
僕が何か新しい挑戦を始めて、
片手間でライブやインストをするとかは失礼じゃん、、、
僕の頭には全てそれが前提にある。


賢い人や才能がある人、
器用な人だったりそういった活動でも出来てしまう人は世の中に沢山いる。
それも知ってる、それも理解しているけど、
僕にはそういった活動が無理って分かってんだ、自分で。


仮にね、物理的に出来たとしても
自分の気持ちが追いつかない。


そういった行動を取ろうとすれば、
おそらく僕は壊れるしダメになるし、そもそもの全ての活動が中途半端になるのは目に見えてる。
自分がもう少し器用な人間だったらなってすごく思うよ。


だってこのブログ書くのだって
こんなに時間かかってんだもん。


8月3日のMCで僕はこんな事を話しました。

――――――――――
己龍のメンバーとしてリーダーとして活動していく中で
僕は自分がアーティストとしてどうなりたいかという事より
メンバーが楽しそうに活動している事、
ファンの皆が喜んでくれているのを見ている事に幸せを感じていたし、
それを重きに活動していました。
その気持ちは今でも変わっていません。

ですがその気持ちの延長で、
自分がステージに立たずに、
今夢を見ている人達のサポートを今の自分の全力を注げたら、、、
とも考えるようになりました。

最初はその気持ちを自分の中だけで留めていたんだけど、
年々その気持ちが大きくなっていって
その気持ちを抱えたままステージに立っている事が辛く苦しくなる時期がありました。
自分の中で処理しきれなくなって、メンバーにこの旨を相談したら、

一度武政のやりたいようにやってみたらって背中を押してくれました。
――――――――――

ステージに立っている事が苦しかったってのは、
上記に書いてた事が理由です。


本当はこういう事もしてみたいけど今の自分には出来ない。
でもこんな事考えちゃってる時点でそもそもファンの皆に失礼だろ?
でもそれが僕のリアルな気持ち、、、う~ん。。。
葛藤する毎日でした。


最初は、
無いものねだりなんかなぁ?とか
これは僕のエゴだ、今はとりあえず抑えておこうとか
この話は誰にも話をするべきではない、じっくり考えようって
自分の中でそういった気持ちが芽生える度におさえ、
そのまま年月が経っていきました。


そんな葛藤はありつつも、
ライブやインストで皆の笑顔見てたら
「今この瞬間って幸せだなぁ楽しいなぁ」
って思ってたのも本音。


だけどふとした時に本当はあれもしたいこれもしたい、、、
みたいな考えがよぎったりして、実は悩んでた。


無い頭で何度も考えた、

”皆の事は好きだし何回感謝しても感謝しきれない”

ただ、僕の気持ちはそれだけじゃなかったんだ。
まだ欲しいもんある、まだまだやりたい事沢山あるな。。
どうしたらいいんや、、、


僕はただのくそ我儘な人間です。
自分の人生の中で手に入れられるものは
全部手に入れてやらないと気が済まないって野望が尽きません。


この気持ちが皆にどう受け取られるかはわかりません。
だけどこれが僕、九条武政という人間です。



発表の際のメンバーからの文言に、
最初は勝手な事言うなって思ったとか、
最初は武政の言葉が受け取り難かった、
本音をぶつけてくれました。


それはそう。
自分が逆の立場だったら同じ様な事を思っていたって思うし、
もしかしたらどう動いたらいいかどう発言したらいいか
分からなくなってたなとも思います。


メンバーそれぞれの受け止め方は様々であれど、
それぞれがそれぞれの物差しで僕を理解してくれようとしてくれているのが
すごく伝わってきたのを覚えています。

そんなメンバーに対して本当に感謝しかありません。
その気持ちは応援してくれているファンの皆に対しても同じ事を思っています。


今回の件を発表してからも
皆から沢山のメッセージを貰いました。


こうやって思ったんだ、思ってるんだ。
こうやって感じたんだ、だよねそうだよね。
こういう感じ方もあるのか、
それは本当に様々でした。


もうちょっと好き勝手思いをぶつけてきてくれていいのに?
って思ったのも本音。
ファンだからといって別に九条武政の100%を理解してくれる事が正解でもないと思うし、、、
皆は皆。1人1人が思う事だからその気持ちを受け取らせてくれとも思ってる。


それだけ自分は重い決断をしたんだなと感じているし、
己龍って5人いてこそ己龍だよなって改めて感じました。


僕の人生の中で己龍は一番濃い時間であるのは間違いはないし、
色んな事を学ばせてもらったし、これからも一番大切なものに変わりはありません。


表舞台では活休しますといえど
己龍のメンバーでなくなるわけではない、
己龍に関わるものに対して今もこの先も手を抜くつもりはないし、
本気なものを届ける以外に選択肢はない。


それが僕の皆に対する誠意だと思っているし、感謝を伝えていく術だと思っています。
突然の発表で驚かれた方も沢山いらっしゃるかと思いますが、
皆への感謝、九条武政のスタンスはこれまで通り変わる事はありません。
全てこれからの活動、作品で感謝の気持ちを伝えさせて下さい。
こんな身勝手な気持ち書き綴った文章を
ここまで読んでくれて本当にありがとうございました。


これからも命燃やして死ぬ気で頑張っていきます。
皆いつもありがとう。


さよなら!
(↑さよならって言ってんのはいつものブログなテンションなんであんまり深く考えないで下さい^^;)