「私は、あなたの想い出の中にだけいる女。 
私は、あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影。」
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メーテルはそう鉄郎に告げ去って行った。
多分もう2度と会わないだろうし、姿も変わっているから、あなたの記憶にしかいない。年老いても。まして、他人の誰かの記憶の中にもあなたの思い出はありはしない。

青春の幻影…
それは「初恋の人」かも知れない

「愛した人」かも知れない
 
誰もが多分そういう青春の幻影とやらを心の片隅に抱えてると思う。


ああ!あの人もそういう思い出であったはずなのに…

昼休みにマックの裏テリヤキ一つほお張った後、クラフトテープを切らしてとあるホームセンターに買いに寄った時の話。

以下、便宜上オイラの名前をT君で、もう一名をKさんで書きます。


オイラが売り棚眺めて商品を見てると年少さんぐらいの孫ちゃんを連れた同年代?ぐらいの昔は可愛いかったであろう女性がオイラに声をかけてきた。

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「あの…人違いだったらごめんなさい。もしかしてT君?」

オイラは一瞬…誰?って思った後

「あ、はい、そうですが…」

と言った瞬間矢継ぎ早に

「やっぱりT君‼顔に面影が残ってたからもしかしてって思ったの❗」

(;゜∀゜)あの、だからどちら様なんだ⁉

「ごめんなさい、俺、思い出せなくて…お名前教えてもらっていいですか?」

と聞き返したら

「あたしよ、K …あんたのDT、私が頂いたの!忘れちゃった?」

( ゚ロ゚)!!あっ

思い出した!

よく見るとKさんだ。

「はい、たった今思い出しました。
「私はすぐ君だってわかったよ。懐かしいね、何か凄く大きくなったねぇ、あの頃はヒョロヒョロだったのに」

いや、ヒョロヒョロって…そういう体型は今でいうヤセマッチョって言うんだが(((^_^;)

「お久しぶりです。Kさんも元気そうで良かった。」
「本当に久しぶりだよねぇ。弟から聞いたんだけど自衛隊にいるんだって?」

「3年前に定年になりまして今はささやかに暮らしてます。」(^_^;)

「そうなの?定年早いんだね。震災とか大変だったでしょ❗私も今年で62よ。還暦なんかとっくにすぎちゃった。完全におばあちゃん。
T君は弟と同じだから今年57?」

「はい、今月22日で57になりますね。でもKさん全然おばあちゃんに見えないですよ。可愛くて素敵ですよ。いい年の取り方をしてきたんですね。」

「相変わらず褒めるのが上手ね。T君さ年輪が増していい男になったね。」


え?え?
(;゜∀゜)ダレダヨイイオトコッテ❗

言い出せねぇよ。(* ̄∇ ̄*)

特撮&アニメヲタやってますなんてな。

今だってポケットにダンボー忍ばせてインスタ使えそうなシーンを捜す毎日だってえの‼

そもそも女性のいいとこ見つけてあげて褒める事を教えてくれたのも貴女なんですが。

そのKさんなんだが…


実はオイラの最初の女性だったのね。


ここから40年、時をさかのぼります。

1977年
世間じゃ流行り歌はピンクレディーやジュリーが何曲もランキングにぶちこんでた時代、百恵ちゃんは既にスーパースター、
サザンオールスターズが出る一年前の年、
王さんが現役ジャイアンツ選手で756号で世界記録を樹立した年。

2年前に市内の進学校の受験を断念し2番目の高校に入ったオイラは入学早々に勉強への熱意が無くなり遊んでばっかの生活に。

部活は生徒会の方では応援団、柔道部と兼務しながら女の子がいる美術部や演劇部にも幽霊登録してた(笑)

そんな折、応援団で知り合ったKさんの弟。
何をするにも意気投合できてビーバップのヒロシとトオルみたいだったんだ。
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オイラは電車通学だったから学校が近所だった奴の部屋に入りびたってビール飲んだりタバコ吸ったりしてバカ話ばっかしてたっけ

オイラん所の野球部が県大会でベスト4入りした7月の後半、間もなく夏休みって辺りの時期だったね。
試合の応援が終わって二人で奴の部屋で一杯やろうって事になって
奴の家の畑から勝手に採ったキュウリをかじりながらキャロルのレコード聞いてビール飲んでたの。
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CAROLだよ。若かった頃の矢沢の永ちゃんがカッコよかったんだ


夕方、奴が酔っ払って爆睡しちゃってオイラも
その日は奴の部屋に泊まるつもりだったから何かうとうとしてきたし横になろうと思った所に奴の姉さん、つまりKさんが入ってきたんだね。

彼女は当時地元の大学4年、就職も地元銀行に内定もらったばかり。
トランジスターグラマーって言う体型で小柄な割りにエッチな身体してるからオイラも少々気になってた。

そんな当時のKさんが
「あらら、こいつ寝ちゃったの?なんだぁこれから一緒に飲もうかなって思ったのに」
「あ、お姉さん、俺も眠くなってきたんでそろそろ寝ようかなって思ってたんで…」

次の瞬間

「ね。私の部屋に来て飲み直さない?」

!!(゜ロ゜ノ)ノナント❗サソワレテシマッタ‼

高校ぐらいになるとオイラの妹辺りでも部屋に入るのは困難な時代だったから、お部屋にご招待なんてイベント最高だあ。
(((o(*゚∀゚*)o)))キタコレ❗キタコレ❗

とは言え、未成年のビールは回りも早くてさすがにこれ以上はと思ったから

「ウーロン茶か何かあればちょっとだけ付き合います。」

「じゃあ冷蔵庫から何本かもっていくね」

こうしてオイラは離れの納屋を改装したKさんの部屋に案内された。

一時間ぐらいは趣味とか部活の話を話したり、Kさんの彼氏の愚痴とかを聞かされてるうちにオイラも本当に眠くなって部屋に戻ろうとしたら

腕をぐいっと掴まれて

puffer_64.jpgCHUuuuu-!された‼(゜ロ゜)


(;゜∀゜)え?え?え?え?
な、な、な、何が起こってるんだ

オイラ固まったまま、その場に倒されてKさんがオイラに馬乗りになってる状態。
Kさんは言った。

「ね。T君は女の子の経験はあるの?」

ヤバい❗このままだとヤバい❗
経験もなんも男同士で遊ぶ方が楽しい時期だしそんな事聞かれたって返せる回答はひとつしかない
「あ、いえ、全くありません!」

ま、ここで彼女のエサ確定‼

AVのDVDどころかホームビデオすらない時代、エロ本すら入手困難でエッチな行為に関する情報なんてなんも持ってない。

「そうかぁ❤じゃT君の初めてを頂いていいかな⁉」
ぁぁぁなんて無邪気な顔でそーゆー事を言うんだぁぁぁ‼

そこで思春期にありがちな性的好奇心が発動
オイラのスイッチが入っちゃた。
「じゃ…よろしくお願い…します
了承したKさんは
オイラの手を引き女性の部分に誘導した。
「触ってみて…」

オイラが初めて女性の部分に触れた瞬間だった
後はされるがまま、なすがまま時間が過ぎ

Kさんにオイラは、
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完食されました。


そしてオイラの世界観が変わった時間でもありました。

んでも納得できない事があったんで聞いてみた

「Kさん、彼氏がいるのになんでオレと?」

「可愛いかったからかな?だから一生忘れられないように最初の女になってみたかったって感じ。」

((((;゜Д゜)))オンナコエー❗

いや、それ説明になってないから‼彼氏置き去りだから‼

そしてKさんは
「もうすぐ夏休みだよね。私の車でどこか行かない?」
「彼氏さんとは会わないんですか」
「そんなのどうでもいいから、夏休みの間、私と遊ぼ!」

そして高2だったオイラの夏休みはKさんに託された。
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そしてオイラは猿みたいになってた。

How to…は全て彼女から習いそして覚えた。

多分、オイラはKさんの彼氏代理?性欲のハケ口? 薄々感じてたしそれでもいいと思ってた。

別にKさんが嫌いではなかったし、一度ぐらいはお世話になりたいって下心もあったしね。

それを愛と呼ぶ事も呼べない事もお互いに知ってたけど、この期間にオイラは劇的に変わった。

翌春

彼女は社会人になり、オイラが高3になった頃、オイラはKさんから卒業した。

そして
オイラはすっかりチャラい奴になってた。

その辺は以前記事にしたからわかると思う。
余談だけど
大学1年の年に『銀河鉄道999』の劇場版が公開されオイラは何回も通った。

多分メーテルと鉄郎のスタンスや関係性にKさんと自分を重ねてたんだと思う。

今回メーテルを使ったのはそういうわけでした。

松本先生ごめんなさい‼


さて
時間を戻しまーす❗

ともあれ今日、Kさんに再会して当事者同士の思い出には触れず、近況をお互いに話したかな。
オイラに孫ちゃんがいるのにびっくりしてたっけ。
分かれ際
「T君の奥さんはどんな感じの方なの?」
って聞かれたからこういい返した。
「Kさんとは全く正反対だよ。なにもかもね。」
「良かった❗それなら幸せだね。」

何かわかった様に返されたから

「Kさんは幸せじゃないの?」
「幸せに決まってるじゃない❗」

「良かった。貴女を飼い慣らせた旦那様はさすがだね。」

ちょっと皮肉も込めていい返したら

Kさん、ちょっとうなづいて…

「T君、君でも私を飼い慣らせたと思うよ。
じゃあね❗

と言って孫ちゃんの手を取って去って行った。

なんだぁ?その意味深なセリフ…

とか思ったけど思い出は思い出。

わずかの時間のノスタルジア。

彼女はやっぱりオイラの中の幻影だと思う。

嬉しいのに切ない余韻が残る昼休みの話でした。


最後に大事な事を言うね。

あくまでこれは昭和のよき時代の話…

未成年の方がお酒やタバコをたしなむのは法律で禁じられてるからね‼

やったらダメだかんね‼

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