こんばんは、Kindleまとめサイトkindou.info)のチラシの裏です。いやぁ、前回『BLOODBORNEクリアしたら』と言い残して約1ヶ月くらい空いちゃいましたね。パイルハンマー最強やでェ


さて、この1ヶ月にKindleストアで色々ありましたが一番はananの佐々木希グラビア非掲載問題が大きな出来事だったと思うのですよ。そこで今回はKindleストアでの雑誌にまつわる変な問題についてコメントしますね。


anan佐々木希非掲載返金騒ぎ


概要を説明すると「1.雑誌『anan』の表紙に佐々木希がでてるのに本文の特集は非掲載。2.レビューが荒れる。3.販売停止。4.版元が謝罪。5.購入者に返金


騒動の詳細はいろんなニュースサイトが書いてましたが、なぜか福井新聞のWeb版が一番わかりやすいですね。 → 福井新聞ONLINE 佐々木希の美乳…ananなぜ返金騒動 エンタメ【R25】


Kindleストアのたいていの雑誌は「電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。」と注意書きされた上でかなり非掲載が多いです。タレントはもちろんお店や商品の写真とかね。


また、通常ジャニーズなど電子版では掲載できないタレントは表紙の時点で下記のようにグレー抜きされたりするのですが、今回は佐々木希の表紙はそのままだったのが誤解を強めましたなぁ。





いやしかし、こんなグレイ状態は笑うしかないよねぇ。上記号の場合、電子版表紙を手間かけてグレー抜きするならついでに「撮りおろしDVD」も消せばいいのに。


そんな問題を力技で解決したのが月刊少年マガジン10月号


単純に、紙版と電子版でまったく違う表紙をもってくるというコストをかけた力技。


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残念ながらKindle版レビューの評価は★1つなんですが(月刊少年マガジン 2015年10月号 kindle版)、ちゃんと問題視はしてるんだなぁという気概を感じられて好感がもてますよね。……そんな努力せずに、修羅の刻 昭和編 読ませてくれよとはもちろん思いますけれど


もうストア上から消えちゃいましたが、過去『週刊少年ジャンプ』のKindle版が出た時は作品の一部をモノクロ/カラー同時掲載をしたり、なんの雑誌だったかは忘れましたが掲載作品の第1話を再掲載なんてコミックアプリ的な手法を取ったりと業界的に工夫をしようと頑張っている様子は伺えます。(単純に紙と同じで十分なんですけどねぇ……)


そういえば、集英社はなぜかコミック誌のことを「未分類」と表現するんですが電子版雑誌のことを得たいのしれない何かだと思ってるんですかね。気になります。


Kindleストア「集英社 未分類


意外と知らない数ヶ月で消える雑誌問題


来週は1978年発行の雑誌『月刊パワー空手』バックナンバーが新刊として配信されるKindleストアですが、出版社によっては一定期限を過ぎたらどんどん雑誌のバックナンバー配信を停止しているようです。


例えば『週プレ』『漫画アクション』は注意書きにある通り1ヶ月程度で買えなくなります


ビックリしたのは文藝春秋の看板誌週刊文春』。週刊なので毎号消えるようです。電子の恩恵を全否定するのはスゲェな。


説明のないもので言えば女性誌とかは3〜4ヶ月程度で消えます。例→ 小学館Oggi集英社MORE』他


あと、人気誌でいえばマガジンハウスの雑誌『Tarzan』もバックナンバーが消えます。悟空が表紙のやつ買いたかったんですけどねェ。


出版社の方針にも寄るんでしょうけど、特に説明もなく消えるのは残念ですよね。


一部雑誌の内容紹介が適当すぎる問題


例えば『サイゾー』や『Seventeen』なんかは雑誌のコンセプトしか書いてないのでどんな特集なのかサッパリわからない。


もっとも適当な特集タイトル1行しか載せてなかった『週刊SPA!』ですが、なぜか9月配信の直近3号は丁寧に特集を羅列していますね! 参考:「週刊SPA! 2015年 08/04 号」「週刊SPA! 2015年 09/22・29 合併号


……と、思ったら今日配信の『MacFan』は内容紹介すら無いですね。完全に売り手市場だな!


雑誌の内容紹介ほとんどは目次を貼り付けてるだけなんでもう少しちゃんとできんものかなぁ……と思いますが、ここまで手が回らないんでしょうねェ。


作っては見たけど、売るのはうちの仕事じゃない!と……まぁ、その辺りはわかりませんけど、手を抜いていい部分じゃないとは思うんだよなぁ。イケメンだけど鼻毛がでてるみたいな、美人だけど服装が変的な残念感で読者と相対してるんだもん。


次回のお話

電子書籍だけの印税で年間4000万円稼ぐ、日本版ドミノプロジェクト(仮)』に向けて出版社さんと何度か打ち合わせたり、お問い合わせいただいた企業さんと話し合いをして企画を練り練りしてるのですけれど……。


あまりマンガ編集部さんや業界は詳しくなかったので知らなかったのですが、色々話してきて、編集部側では売る方は熱心じゃないというか『出来上がったことに8割満足してる(中の人に言われたまんま)』らしく、下手に売り方を工夫されて作ってる側の気持ちに水をさされると問題だなんて話を言われまして。現状の問題は認識しているし、売れてほしいけれど、それよりも作る方を優先なんですなぁ……。


もちろん、わたしを邪険に扱って迷惑だ!と話でもなく、電子書籍のビジネスをいい感じに離陸させるため今後の発展的な関係を模索しようと前向きにやり取りを続けています


ただ、知ってる限り、マンガ家さん側からは『売れてくれ!売ってくれ!』と言う話を表や裏なりを聞いてたので、なんというか乖離があるもんだなぁと途方にくれております。制作現場と営業の違いがモロにでているみたいな。


出版社の発掘・コンテンツを生み出す能力は凄まじいですから、売り方さえ整っていけばまだまだ伸びる業界じゃないかなぁと外野から見た意見なんですが……色々都合があるんですなぁ。まぁ、その辺の話はまた次回。