恐怖の7/28

佐渡トライアスロンAを目前にして突如訪れたギックリ腰。いやいやその兆しは実は今年4月の宮古島トライアスロンから始まっていたんだと、今になって自己分析している。

バイクはもちろんフィッティングを施し挑んだ宮古島だが、バイクパート160kmでは始めの30km辺りから腰に違和感を感じた。5月の佐渡ロングライド210kmでも腰痛を感じていた。その後6月に、あの恐怖の社員旅行ヒルクライム、そして最後の7月、160kmライドの後には「大腰筋」なのかに疲労が溜まっていたんだろう。


今日まで「奥さんストップ」にて運動は軽いストレッチ以外は禁止されていて、約一ヶ月スイム、バイク、ランをしていなかった。

そして、ランよりバイクより腰に負荷がないかなと、スイムをじっくり、ゆっくり、リラックスして45分泳いでみた....

スイムって、き、気持ちいい

泳ぐってこんなにも浮遊感があって、リラックスできるものなのか。腰に負荷が掛からないように、そして手のストロークはOWSの時のように大きく、内側を意識して、フィニッシュは最後まで丁寧に、手を伸ばしている時は水面から下に下がらないように...

あ、マーマンキングに教えてもらったことを無意識に意識している。

_var_mobile_Media_DCIM_103APPLE_IMG_3579.JPG
とことんスイマー体系

3hBuNO2gI3.jpg
宮古島でもスイムコーチを担当

_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2519.HEIC
なぜかPIの撮影に裸で乱入


小さい頃からスイミングやっていて良かった。複数のスポーツをしていて良かった。小学校では2.3.5年とスイミングに通い、小学4.5.6年の学校の夏プールは毎日通っていた。トライアスロン始める時もスイムパートが最も得意で抵抗がなかった。

そして、今年も何回かマーマンキングのパーソナルを受け、陸でも水中でもたくさんアドバイスをもらった。それからは漠然と時間を決めて泳いでいた時よりも、ぐっとスイムがより楽しくなった。

明日からはスイムの楽しさを改めて実感しながら、きちんとリハビリしたいと思う。


新しいFWウェアのリリース

8月は木更津トライアスロン、9月は佐渡トライアスロン、淡路島ロングライドとイベントで忙しいこの時期。合わせて2ヶ月後にリリースされるPIGL(ピーアイジーエル)のウェア企画とPR案を準備している。

まずはテーマを設計し、それを表現するキービジュアルとウェアデザインを進行させている。

X8TgNOImUI.jpg
キービジュアルは7月に訪れたチューリッヒの建築物を1つのインスピレーションとする予定


_uBv5E4vGb.jpg
出張で立ち寄ったチューリッヒ市内のホテル



サイクルウェアの変化

7/3に開催したシーズン2のトークイベントでも話したが、サイクルウェアに以下のような変化が起きていると自分は思っている。そしてその変化への提案をシーズン3(秋冬モデルのウィンタージャージ)ではしたいと思い、ウェア開発を進めている。

サイクルウェア1.0
レースレプリカが主流の時代。ツールドフランスなどでプロが着用するデザインに憧れて、レースウェアが広まる。

サイクルウェア2.0
rapha(ラファ)が登場し、サイクルウェアにクラシカルでシック、ラグジュアリーさが加わった。多くの人々にウェアへの新しい気づきを与えてくれた。

サイクルウェア3.0
その後、「新しいウェア」を求めて世界中で今までにない自由なデザイン感のウェアが生まれ、ウェアの好みが細分化される時代に。

テーマは「ジェネシス」(仮)

PIの提案、シーズン3のテーマはGenesys(ジェネシス)。つまり「自由でシンプルなデザイン感を求める時代を象徴する」という意味だ。

そしてその世界において、サイクルウェアが単に自転車をハードに乗る時にどうありたいかだけ考える訳ではない。もう少し大きく解釈し、「自転車が都市や街に溶け込んだ時にPIGLのウェアはどのように映るか」を考えてみたいと思っている。インスピレーションの1つとして7月に訪れたチューリッヒの街並みがあった。

PIGLを着る理想的なユーザーは「自転車をハードなレベルで挑み、かつ新しい感覚のウェアでライドすることに刺激をもたらしたい」と思っている。

そしてライドだけでなく、様々なことに興味を持っていて、新しいことに挑戦したいと思っている人達。このような人達によりモダンでシンプルなウェアを届けることが当面の目標だ。

afOmWSq1x0.jpg
シーズン3のウェアはネイビー、ランド(濃い山吹色)、
オリーブとシックにデザイン

tHSFtr5Fjv.jpg
これらのウィンタージャージに合わせられるネイビーやダークグレイのタイツを開発中

ibnTzgGxyd.jpg

リリースは10月下旬を予定している。乞うご期待!

先週は大阪で今週は東京で、PI2019SSの展示会を開催した。トライアスロンでもなく、最近立ち上げたPIGLでもなく、PIの本丸であるサイクルウェアの新作を展示し、主要バイヤーさんに公開、受注を募る活動だ。

僕たちはものづくりの会社なので主要バイヤーさんが必要なものを必要な量、受注生産に近い形できめ細かく作り、届けている。

_var_mobile_Media_DCIM_106APPLE_IMG_6980.JPG
展示会にはブランドアンバサダーの
大西さんとマリナさんが駆けつけてくれた


2017年から精力的にトライアスロンのコミュニティを作ったり、PIGLを発想したりとしていたが、これらは例えると「多くの変化球」を投げていたように思える。

_var_mobile_Media_DCIM_106APPLE_IMG_6976.JPG
PIGLシーズン2


2019SSのウェア製造と販売は、変化球のそれらと規模が異なり、売上目標は何百、何千倍と大きく、在庫管理などのリスクも高いビジネスだ。その中でVISIONなる新しいプロダクト企画を進めていた。

zH7DPzHRMb.jpg


文字通り、ブランドの未来に対する答えを見つけるためのプロダクト開発となる。開発ストーリーはこんな感じだ。

「VISIONを創造することはまさにエベレストを登ることに似ている。開発者はブランドの未来を映し出す答えを見つけ続ける。ブランドの未来には「今までのPI」ではなく、「これからのPI」を示唆するアイデアが必要だ。そしてそのアイデアを具現化する作業がVISION開発で挑まれる」

PIGLのトークショー企画のために6月に、アンバサダー大西さん、マリナさん、巽さん、オンジャパンの駒田さんと会い、事前打ち合わせをした。その際、駒田さんからストレートな質問をいくつか頂いた。

nyqwK7_SFv.jpg
1番右が駒田さん


「PIGLで言っているエンデュランススポーツウェアの再定義ってどういう意味ですか?」とか、「なぜこのプロジェクトを立ち上げたんですか?」など。

凄く良い質問だし、このような問いにはきちんと答えを持っていなければいけない。少なくともその場で完璧な答えを持っていなくても、答えを見つけ出そうと毎日努力しなければならない。

VISIONを考える前から自分が自問自答してきたこと。それはこうだ。

「なぜ人にはウェアが必要なのか」

「そもそもウェアとは何なのか」

「そして、なぜ私達はウェアを作るのか」

PIは今まで以上にこれらの3つの質問に答えていく必要がある。最初はこれらの問いについて自分1人で答えを探そうとしていた。しかし創業60年のPI。当然これらの問いへの答えをPIなりに40年前から持っていた。

原文はもっと長いが要約するとこうだ。

「快適で高性能の製品を作るために我々はあらゆる努力をする。スポーツを通して人々に健康を届け、社員と私達が関わる全ての人々を幸せにし、社会に貢献する」

うん。凄く正統だし、飾らず真面目でPIらしいと思う。そしてこれらに自分流の現代的な感覚である「シンプリシティ(英訳:True Simplicity)」をVISIONプロジェクトでは敢えて加えてみた。

ピュアシンプル、リアルシンプル、ミニマリズムなど近い表現は存在する。それでも実は凄く追求しがいのある魅力的なテーマなのだと改めて思っている。僕にとってシンプルとは、

「色々と考えていた複雑な状況が一瞬にして1つになる」とか、

「シンプルな話は人に伝わりやすい」とか、

「身体に身につけていても飽きないし、愛着が湧きやすい。長く愛せる」とか、

「頭がごちゃごちゃしている時にスポーツすると、スカッとするあの止められない感覚」とか、

色々な意味合いを持っている言葉だ。

加えると何も考えずに単純なものにするのではなく、「試行錯誤した上で最終的にシンプルになるのが良い」という意味も含まれている。

この感覚をどう説明していいか分からなかったが、実は7月に出張で訪問したチューリッヒにそのヒントを見つけた気がした。

スイスのシューズブランドのオンのオフィスに訪問するためにチューリッヒに立ち寄った。白やグレーを基調として、滞在したホテル、街並み、建物など、とにかく自分好みというか凄く先端的ではないんだけれど、その雰囲気がとても居心地が良かったのだ。

アメリカンでもなく、典型的なヨーロピアンでもない。ニューヨークやビバリーヒルズのようにギラギラしている訳でもなく、凄く中立的な存在感を感じた。

IilgLFHAeM.jpg
_var_mobile_Media_DCIM_106APPLE_IMG_6552.HEIC
dyTREPJFQl.jpg
wR8m5FZx_T.jpg

自分が考えていた抽象的なことが具体的に目の前で確認できた感じがしたので嬉しかった。

このVISIONは2019年4月リリースを目指して、プロジェクトを進めている。







↑このページのトップへ