みなさん、
こんにちは。
遅くなってしまったけれど
今日は
おかえりモネについて
話したいなあと思います。
アップした日から
何を書こうか
何が書けるか
ずっと考えていて
気付けばもう次の作品の
クランクインが迫っているので
此処で
新しい器との交換をしたいと思います。
無事に
「おかえりモネ」撮り切りました。
約一年間、長いようで一瞬でした。
それは
短い、とはまた別な気がしていて
頭と身体を入れ替えながら
また進んでずっと進んで
潜り抜けた感覚です。
沢山の
ごめんなさいと
ありがとうございますを
今まで以上にしっかり考えられたような
一人の人間として
真っ直ぐに育てて貰えた期間だったなと思います。
現場に立つ度に
どっしりと支えてくれていた
スタッフの皆さまには
本当に感謝でいっぱいです。
未熟な私を温かく導いて
時にはぶつかりあいながら
百音と向き合って下さいました。
私は百音の一番の理解者、そして
味方でありたいと思うのと同時に
百音を生きるのは私だけれど
百音は沢山の人たちの想いや希望が
詰まっている人間で
私一人の頭や心以上に
彼女を色鮮やかにするために
心の受け皿を広く保つ必要もある
ということを学びました。
当たり前のこと
なのかも知れませんが
それは
私にとってはとても大きな学びで、
もっと芝居と向き合い好きになっていく中で
大切にすべき感覚に
なっていくんじゃないかなと思います。
そんなようなことも
ぽつらぽつら考えながら
みんなと丁寧に重ねていく日々は
他の何にも代え難いものでした。
百音の一生を生きた訳ではないけれど
彼女の生きていく証を
少しでも残せていたら良いなと
今は願うばかりです。
そして
キャストの皆さま。
どんな時も手を繋ぐように励まして、
一緒に駆け抜けて下さいました。
この作品で出逢えたこと、
共にした時間を出来る限り忘れたくないです。
皆さまの優しさに触れる度に
何度も立ち上がるきっかけを
貰って来たように思います。
この一年で
沢山の意識や競争に触れて
少し怯んだり、
でもまたやってみようと前を向いたり。
色んなことがあったし
色んなことを思いました。
私の身体を
時間と独白が駆け抜けていく度に
焦ったり必死になったり
忙しい日々だったなあと
終わってから
やっとそんなことを思います。
今は少しずつ
英気を養い
またお芝居に向き合う日々を
心待ちにしています。
この一年で
置いてきてしまったものや
新しく覚えたことと、
これからまた
愛だけが溢れた言葉や道標と
一緒に生きていけますように。
皆さまの過ごしてゆく毎日も
そんな日々でありますように。
「おかえりモネ」
今週から百音が
気仙沼に帰ってきました。
地元で
新たに出逢う人たちと奮闘する百音と
家族や幼馴染、そして地元の人たち
みんなの意思や願いを、
ドラマを観てくださる皆さまが
それぞれの心で
受け留めて頂けたらいいなと思っています。
どうぞ
最後まで「おかえりモネ」を
宜しくお願いいたします🌅
坂口さんカメラの私📷
清原果耶