月別アーカイブ / 2015年03月

先ほど世界フィギュアでの日本選手に感じたことを
つらつらと書かせていただきましたが、
今度は海外選手について書かせていただきます。


まず驚かされたのは、トゥクタミシェワ選手の3A。

女子にとっての3Aは、男子にとっての4回転以上に
難しいジャンプです。

それを鮮やかに決めたのには興奮しました。

来シーズンはFSでも入れてくるかもしれませんね。

これから注目だなぁ、と思いました。


次に興奮したのは、ハン・ヤン選手です。

SPとFSで見せた3A。

あの高さ、飛距離、流れには毎回興奮しますが、
今大会の3Aはいつも以上に美しかった。

測ったことはありませんが、
きっと滞空時間が他の選手より長いと思います。

ジャンプというより飛んでいる感じです。

いつかあの3Aを目の前で見てみたいですね~。


そして、最後はアイスダンスで優勝した
パパダキス&シゼロン組。

彼らのコーチのローマンは昔一緒に練習していた
スケーターなので元々親近感があったのですが、
それを抜きにしても彼らの滑りには感動しました。

FSで見せたスケーティングの流れは超一流でした。

そして一つ一つの要素が要素としてではなく、
まるで振付に必要なもののように見えました。

彼らは、2012年のシーズンに世界ジュニアで2位に
なっていますが、昨年シニアに上がってからは
結果を残していたわけではありません。

ただ今シーズンは急にGPシリーズや
ヨーロッパ選手権で優勝し、勢いのあるカップルでした。

でもまさか優勝するとは。

いや、FSを観たら納得なんですけど、
アイスダンスでこんな風に飛躍することは
極めて珍しいので驚きました。

私はフランス・リヨンで現役時代練習していたので、
フランスのスケーターは無条件に応援してしまいます。

来シーズン、そして次のオリンピックが
益々楽しみになってきました。

世界フィギュア、終わりましたね!

まずは宮原選手、羽生選手、おめでとうございます。

毎年日本選手が表彰台に上る今の日本フィギュア界は
本当に強いと思います。


さて、個別に少し思ったことを述べたいと思います。

村上選手から。

SPでは久々に晴れ晴れとした表情が観られて嬉しかったのですが、
FSでは少しミスが出ました。

ただ、全日本での回転不足をたった3か月でここまで仕上げるのは
相当な努力だと思います。

トップ選手が何かを一から直すということは、
自分を否定するところから始めないといけないので、
簡単ではありません。

きっととても苦しかったと思います。

今気になるのは、インタビューでの村上選手の表情。

また素敵なスケートを見せてくれることを祈るばかりです。

次は本郷選手。

実は今月少しだけ本郷選手とお話しする機会がありました。

初対面だったのですが、まだ普通の御嬢さんという感じが
初々しくて好感を持ちました。

でもフリーで見せた表情や風格は別人です。

今シーズンは本当にミスがなく、一試合ごとに成長を
見せているので、自信がついたのではないでしょうか。

さすがあっこちゃんの後輩ということだけあって、
滑りに華があります。

ルックスも恵まれていますし、観ているだけで楽しいですね。

これからがとても楽しみです。

そして、宮原選手。

他の選手がミスをする中、きっちりと決めてくれました。

宮原選手の滑りはとても安定していています。

そして一つ一つの要素がきっちりしています。

たとえばフリップとルッツのエッジが明確であったり、
スピンのポジションや回転に不安なところがありません。

まだ若いにも関わらず、ファジーさというかいい加減さが
全くないのが素晴らしい。

練習量が半端なく多いそうですから、
多分、寝起きでノーミスで滑れるほど自分を追い込んで
いるのではないでしょうか。

今後心配なのはケガですね。

追い込むだけでなく、休むことも練習と思って、
オリンピックへの道のりを大切にしてほしいと思います。


続いて男子の無良選手。

SPでのミスが悔やまれますが、フリーでは無良選手らしさが
見られてほっとしました。

個人的には今年のフリーがとても好きなんです。

片手だけ白い手袋をはめて、それをマスクにみたてる振付、
とてもおしゃれですよね。

そして一つ一つの手の動きがファントムの気持ちを表していて、
胸に響きます。

このところ無良選手は、ジャンプ以外のところの成長度が
とても高くて素晴らしい。

来シーズンの振付が今から楽しみです。

また「男の色気」を感じさせるものがいいな~
なんて勝手に期待しています。

そして小塚選手。

小塚選手もSPが悔やまれますが、もう一つ悔やまれるのが
FSのスピンやステップです。

スピンは音を気にするとレベルを上げるためのポジションでの
回転数がほんの少し足りなくなったりしがちなのですが、
そういったことが積み重なってしまったのかもしれませんね。

身体はとてもよく動いていましたし、
印象が良いだけに細かいところで点数を落としているのが
もったいなかったです。

ただ、今シーズンは振付がSP、FSともに素敵で、
今までとは違った小塚選手のスケートが見られたので
楽しかった!

選手にとって最も難しいのは、モチベーションを保つこと。

来シーズン、うまくエンジンがかかってくれることを
陰ながら祈っています。

続いて羽生選手。

年末の手術や年始の捻挫で、
あまり調子が良くない、という噂を耳にしていました。

練習ができなくてジャンプの調子が上がらないのも大変ですが、
同時に滑り込めないと4分半を持たせるのが
とても大変なので心配していました。

でもその心配は無用でしたね。

FS後半の畳み掛けるジャンプは相変わらず圧巻です。

4回転を決めることができなかったところを見ると
やっぱり本調子ではないのでしょうが、
それでも他のジャンプ、スピン、ステップを
きっちり決めるところが素晴らしい。

今シーズンは本当に羽生選手にとって苦しい年でした。

気の毒だと思いますが、きっとこれもいつか
良い試練だったと思える日がくるはず。

そう信じて、来シーズンはケガや病気がなく
思い切り練習できるよう祈っています。


日本選手の皆さん、お疲れ様でした!

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

私事ですが、予てよりお付き合いさせていただいておりました方と
本日3月23日、入籍いたしましたので、ご報告いたします。

相手の方は、とても明るく優しい方で、私の心の支えです。

感謝してもし尽せない、私にとっては大切な存在です。


実は、昨年6月、私が乳がんを患っていることが判りました。

自分自身で気づき、病院に行ったのですが、
私が想像していたより腫瘍が大きくなっていたため、
8月に全摘手術を受けました。

幸い転移などはなく、現在はホルモン療法を受けている状況です。

がんという病気は、知っているようで知らないことも多く、
治療方法の選択などで迷ったり、不安に思うことも沢山ありました。

今のホルモン療法や今後の再建手術を含め、
乳がんという病気に前向きに立ち向かえるのも
彼の温かなサポートがあるからだと思います。

これからは、今まで支えてくれた彼へ感謝の気持ちを忘れずに、
妻として彼を支え、明るく温かな家庭を築いていきたいと考えております。

まだまだ未熟で至らない点も多い私ですが、
一層真摯に何事にも向き合い、努力を重ねていきたいと思いますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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