引っ越ししてから、キッチン回りで収納しきれず、足元に転がっているものを、いい感じに配置できるようにワゴンをDIYすることにしました。

キャスターをつけてワゴンにするのは、掃除がしやすいように、とか、もしかしたらこの場所を他の用途に使いたいシーンもあるかも、とか。10kg以上あるパン焼き器を置くので、それなりに強度が必要で、この重量がある状態で、ラクに移動もできるようにしたかったのです。

それから、布巾を干す場所が欲しい。引越し前は、吊り戸棚があって、吊り戸棚とキッチンとの間に立てた突っ張り棒に、布巾を干していたのだけど、吊り戸棚をなくしたら行き場がなくなってしまった。

突っ張り棒の布巾ハンガーっていうのは、コレ。これを、つっぱらずにワゴンの天板に立てて活用したい。
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あと大事なのがデザインです。新居の床、ドア、家具などダークブラウンで統一しているので、なんとか、部屋のコンセプトに調和する家具を作りたいのですが、結構、ここがハードルが高い。だいたい、DIYというと、無骨な感じにざっくり作る作例が多い印象です。ブログを読んでいると、高級感ある家具を作っている人も沢山いるけど、そんな人は家具作りにかけている情熱やらスキルやら道具やら、素人の趣味のレベルを超越しているように見える。家具を自作するのなんて初めてな自分に、高級感あるものを作るなんて無理筋なんじゃなかろうか、と思ってしまう。でも、がんばる!

今回は、storioさんに、板のカットをして頂いきました。おそらく正確にカットしてくれているだろうから、とにかくビスでくっつけていけば、垂直やら水平やらは自然と出るのだろう。

梱包を解いて、最初の工程。まず全体的に、400番のサンドペーパーで表面を整える。どの程度ペーパーがけをしたら良いのか、全くわからない。たぶん足りなかったんだろうな。塗装後にまた磨くことになるので。

ペーパーがけの後に、下穴をあける。ビスとビスが干渉しないようにビス位置を決めたので、図面どおりにドリルを差していくだけ。下穴の位置をきめるとき、エッジテープの厚みを寸法上どう扱うのか、ちょっと迷ったけど、まあ1mmくらいずれても問題はない。電動ドリルの手応えが、思いの外やわらかくて、これで強度は大丈夫なのかな?とちょっと心配になってしまった。結構やわらかい木なのかな??

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下穴の次は、塗装。今回はオスモカラー エボニーにしました。まずは1度目の塗り。フタを開けると、真っ黒のドロっとした感じ。今回は、3日間で完成させる計画なので、2度塗りすることにしたのだけど、後から思うと、もう少し薄く塗って3度塗りしたかったな。もっときれいな仕上がりにできそうな予感。1度塗りを終えて、1日目の作業終了。3時間くらいの作業でした。

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木目が、イメージよりくっきり出ていいる。これが綺麗なのか、カッコ悪いものなのか、判断がつかない。高級感というよりは、古材の風合いな感じ。

2日目の2度塗りは、まず午前に1回目の作業を開始する。作業を始めるにあたって、なんとなく布やクルマを磨く用のスポンジで磨いてみた。意味あるのかどうかわからないけど、自分的には、どれくらい塗装が強く板に根付いているのか感覚的に知りたかったのです。思ったより、しっかり色が付いている感じ。オスモカラーいいかも!
1日目の塗装で、なんだか毛羽立っているところがあったけど、磨いているとなんとなく滑らかになった気もする。問題は、エッジテープの接着剤がはみ出しているところでした。エッジ部分に塗料が乗らない。たぶんサンドペーパーで削ってあげれば良かったんだろうな。べったり塗って誤魔化そうと思ったけど、浅はかだった。べったり塗っても、結局、乾いた後にこすったらポロポロ剥がれて、結局変な感じのままになってしまいました。まあ、しょうがない。

で、夕方になって塗装面がまあまあ乾いたところで、できるところまで組み立てる。コーナークランプを2個買っておいたのが良かった。クランプで固定してからビス止めするのと、クランプが使えないところのビス止めでは、安心感が全然違う。クランプ、侮れないです。 
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組み立てて板が立体的になってくると、色合いも高級家具っぽく見えなくもないかな??

組み立てが7割ほど進んで作業終了。2時間の作業を午前と午後の2回したって感じでした。

3日目は、組み立ての残り。
まず、sotorioさんに空けてもらった穴に、突っ張り棒のポールを通す。予定どおり、きつくて入らない。正確なサイズの穴で有り難い。サンドペーパーで少し削って、キツキツに通る状態にして、差し込むだけで、実用的に問題なさそうなくらいに固定されました。ゆるかったら、追加でポール固定用の金具を買おうと思っていたけど、金具なしで大丈夫そう。

天板を固定し、キャスターをさらに2個付ける。昨日は、そんなことなかったのだけど、今日は木ネジが2つ空回りしてしまった。合板の隙間にはいってしまったのかな??こういう場合、どう対処したら良いのだろう??と疑問に思いながらも無視して、その他アクセサリーをあれこれとりつけて完成させちゃいました。

ムラが目立って手作り感満載になってしまったら、別になにか塗って艶をだそうかな、とか思っていたけれど、オスモカラーだけで自分的には満足いく仕上がりになりました。手触りも、しっとり良い感じだし、部屋の照明の下では塗装のムラも気にならない。せっかく安全性の高い塗料だというのに、その上に他のものを塗り重ねるのはもったいないですよね。天板を白ポリ合板にしたのも、正解でした。キッチンととても相性が良い。キッチンに立ってみると、手の届く距離感で、あるべきところにモノがある。とても気持ち良い調理場になっていました。達成感ありますねー。

鍋つかみなんかを掛けるフック。イケアで購入。
フックの下はトレイを立てかけるところ。
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天板に刺さったケユカB-PROP。布巾ハンガー、キッチンペーパーホルダー、サランラップホルダーが1つのポールに配置できる。L字の切り込み部分はキッチンの壁とぴったり合っている。
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ダイニング側には折りたためるフック。買い物袋を掛けられる。こちらもイケアで購入。
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今回使ったビスの数。
板と板の接合のためのスリムビス37本
金具の固定のための短いビス34本

このサイズの家具に、こんなにビスを入れるのか、と自分で設計しておきながら、驚きです。

ところで、今回作ってみて思ったのが、インターネットとDIYの相性の良さ。板をカットして配送してくれるというのは、本当に便利です。storioのサービスが無かったらここまでたどり着けなかったと思う。とはいえ、自分で設計して必要な板のサイズやビスの位置を決めるのは不安だらけでした。
例えば本棚を作ろうと思ったら、欲しいサイズはわかっても、板をどのように組み合わせたら良いのか考えるのはとても難しいです。これ、ウェブサービス化できないかなー?各棚のサイズを入れたら、ぴったりサイズの設計ができて、カットされた材料を注文できるサービスがあったら、とても便利だと思うのです。家具って、ぴったりのサイズが理想だけど、なかなか手に入らないですよね。私、本職はウェブのサービス開発なわけで、こういうサービス作ってみたくなりました。