今年の夏はあっという間でしたが
この夏は
個人的にも
家族的にも
暑い夏になりました。
その中でも9歳になる隆之介と富士山山頂まで登ったのは
家族的にも
暑い夏になりました。
その中でも9歳になる隆之介と富士山山頂まで登ったのは
私にとって(将来、隆之介にとっても)良い思い出になりました(なっていてほしいなw)。
富士登山は隆之介が4歳の頃から言い続けてきました。
5年間言い続けてきました。
彼は2年生から本格的にサッカーを始めました。
この1年でそれなりに体力がついてきたと思います。
でもなかなか自分に自信が持てていませんでした。
先に入った子たちのうまいことうまいこと。。。
なかなか上手になれない自分の
不甲斐なさと
もどかしさと
くやしさと
他にも楽しいことがたくさんあるし。。。
その割にはコツコツと努力することを嫌うしw
まあ、長男ですから甘やかしてしまったところも多々あったと思います。
ですので、何か一つ自分で成し遂げて自信を持ってもらいたいな。。。
そんな親心で小学校三年生には少々早いかもしれませんが、
山の日ができた2016年8月11日に富士山に登ることにしました。
日本一高い山に登る。
それはとても高いハードルかもしれませんが、
彼はこの夏、日本一高い山に登ることを決めました。
常々言ってました。
「途中でおんぶできないし、抱っこもできないよw小学校三年生なんだからねw」
「そんなこと言うわけないよw」
確かに終始言わなかったw
ま、言える状況でないことは彼自信もわかっているし
はなから言うつもりもなさそうでした。
私は富士山に過去会社の同僚と登ったことがあったのですがそれ以来、人生二度目の富士山でした。
あの頃とは違った感覚で登った2016年の富士山。
登る山を決めて
登り始めて
登り切る。
ただただ登り続ける。
生まれて初めて
山の上で遮るもののない満天の星空を見上げて
生まれて初めて
雲の上で朝日が昇るのを目にして
さらにその先を目指す。
引き返すこともできず
ただただ
ただただ
一歩ずつ自分の足で
自分の足で登りきった山の頂が待っている。
そして、
登った人にしか
見れない景色が待っている。
準備して
登りきって
達成感に包まれて
次に登る山についてまた考える。
人生の中で
これからもたくさんの山に登ることを決めるだろう。
そんな時、
この夏の日を思い出して欲しい。
辛くても
大変でも
登る山を決めて
一歩一歩登れば
頂上につけることを。
隆之介に語りかけているつもりでいながら
自分にも言い聞かせるように。
登る山が見えること自体が喜びであり、登る山が決められること自体恵まれている。
将来、隆之介にもいつかきっと登る山を決めるときがくるだろう。
2016年の夏のように隆之介のシェルパのようなことはできないかもしれない。
そんな時に
仲間や家族と登れるような大人になってもらえればと思う。
隆之介だけでなく
珠希も今年はたくさんの山を登った。
初めて一人で知らない子だらけのところに
寂しい思いをしながら
初めて一人でお泊まりキャンプに行ってきた。
とても強くなって帰ってきた。
この夏は
子供達だけでなく
親である自分たちも
なんだか成長させてもらえた気がする夏でした。
こんな日々に感謝しつつ
毎日をまた過ごしていこう。
今、登っている山を
一歩一歩
楽しみながら登って行こう。