幾つもの悲しみを乗り越えてきて
今は幸せにやってる人たちを
何人も知っている
いちばんの悲しい出来事を
乗り越えれば
あとは楽なんだって
いちばんの悲しみ
と同じほど深い悲しみに襲われても
ずっと楽に乗り越えることができる
悲しみに耐える力がついて
悲しみに負けないで
自分を取り戻す力がついた
強い自分になれた
ということなんだよ
これは大変なことだと思う
悲しみにいつも負けていると
何かにつけ悲しみがついてまわる
いちばんの悲しみを味わい
これで悲しみは打ち止めなんだな
と思うか
自分の人生は悲しみと軌を1つにしている
と思うかの違いなんだ
後者は悲しみの連鎖に捉われ
前者はそれ以後の悲しみを
努力で乗り越えるべき課題
として受け入れるようになったいる
悲しみが心に浮かび上がる
課題であるならば
乗り越えるだけじゃないか