月別アーカイブ / 2018年10月

ypJrYvDaNK.jpg

今頃
凄いだろ 渋谷は
数日前から凄かったもんな
軽トラックをひっくり返し
ミニ暴動も起きた

僕らが20代の後半
クリスマスイブの馬鹿騒ぎは
頂点に達した
イブの何日も前から
 ジングルベルが
どこでも鳴り響き
人々は煽られ浮き足立って
飲み歩いた
イブの日は喫茶店の料金も
2倍3倍に値上がりし
それでも新宿の喫茶店は
空席がなかった
赤いとんがり帽子の群れが
道路を埋め尽くし
深夜まで革命のような騒ぎだった
規制はあまりなかった
過激派のバイタリティーが
旺盛な時期だったから
警察もガス抜きの場として
大目に見たんだろ

でも
それから数年ぐらいで
新宿のガス抜きの祭りは
下火になっていった
 サラリーマンはケーキを買って
家路を急ぎ
若いカップルは
ホテルのレストランで
キャンドルの灯りに頬を輝かせ
静かに語らうようになった

 ハロウィンの仮装が
街に繰り出すようになって
まだ5、6年だろう
でも
僕の見るところ
ハロウィンの馬鹿騒ぎは
今年 頂点を迎えた
後5年で終焉に向かうか

典型的な農耕民族の日本人は
収穫がすむと
ガス抜きの馬鹿騒ぎをしたくなる
祭りの宵宮がそれだ

渋谷のハロウィンの次は
どこでどんな馬鹿騒ぎが待っているのか

しばらくの潜伏期間があるだろう
 

絶対そうなると思っても

 そうならなかったろう

 そのことは

 子供のときからみんな知ってる

 絶対はないからこそ

 絶対を信じて期待をかける

 それでいいんだよ

 ただ絶対をあえて信じてみる

 問題はその信じようなんだ

 今度こそ絶対だ

 それが駄目でも

 今度の今度こそ絶対だ

と信じ常に絶対に期待をかけると

 駄目になる確立を高めていくだけなんだ

 絶対教を盲信している状態だよ

 絶対そうなるぞ

 と期待して駄目だったら

 それまで以上の努力をして

 駄目だったところを

 いろんな角度から研究して

 今度こそ絶対だぞ

 はいいんだよ

 そうなるかもしれない

 駄目でも次に期待通りになる確率は

 着実に高まっている


 人生では絶対は確率の問題なんだ

 20%の確率は

 20%は絶対ということなんだ


 告白に例をとると

 駄目な奴は何度告白しても駄目だろ

 相手が変わっても

 告白の仕方は同じじゃ

 確率を下げるだけだ

 どちらかと言えばブスな子だが

 脚線美には絶大の自信を持ってる

 その子に綺麗な顔をしてると褒めて

 脚については一顧だにしなかったら

 告白がうまくいくわけがない

 そういうことだ

 人生は確率を高めていって

 ナンボの世界なんだよ

 そのことを思い知れ

 

 



人生には弱り目に祟り目の状況になる


 ことがかなりたくさんあるぞ


そのとき 気を落とすな


ひねくれるな


捨てばちになるな


なぜなら


飛躍の前兆なことが多いからだ



きみが難関大学の第1志望に落ちたとしよう


これは弱り目だ


それを機に彼女に振られたとしよう


これは祟り目だ


きみは自殺も考えた


このとき きみに近づいた女の子がいる


別れた彼女と恋仲になる前


きみが憧れ でも


高嶺の花とあきらめた子じゃないか


その子はずっときみに思いを寄せていたんだ


きみは夢かと思った


第2志望の大学で


きみは生き生きと学生生活を送り始めた


確率の問題もあるんだよ


ちゃんとやってれば


人生には悪いことばかりということは


絶対ないんだ




↑このページのトップへ