月別アーカイブ / 2018年08月


 しきたりは


 知っていてもその人を縛る


 知らなきゃもっと縛る


 解りやすい例を出そう


 外国に行ってフルコースの食事を頼めば


 箸があると食べやすい


 しかし 殆どの店は箸を置いていない


 周りに観光らしい日本人客がいて


 慣れない手つきで


 ナイフとフォークを使ってる


 ナイフもフォークも複数並べられていて


 どれを使うのかで


 戸惑いを浮かべている



 別の国で


 1人旅に馴れた風情の


 日本人の中年男性が


 おもむろに用意の箸を取り出し


 ナイフとフォークで


 ステーキを一口肉風に切り分け


 箸で澱みなく口へ運んだ


 箸使いが見ていてきれいだった


 その国の人も感心して見ている



 しきたりに縛られるから


 慌てたり戸惑うのだ


 自分がしきたりである


 その自信で思うように振る舞え


 

 しきたりには


 とっくに賞味期限切れのものが多い


 縛られるな


 自分のやり方が


 本当のしきたりだ

  


 特別養護老人ホームを慰問したときにね


 96歳の男性に


 「どんな人生でした?」


 と訊いたら


 こういう答えが返ってきた。 



 「短いね、あっという間だったよ」



 その男性は裕福な家に生まれ


 気ままに暮らしてきた。


 事業家の両親は


 後継者にしよう


 と副社長に据えたこともあったが


 仕事を覚えず


 匙を投げた。


 それからは留学と称して


 ヨーロッパ各地に滞在し


 好き放題をしてきた。


 何人かの外国人の女性と暮らし


 生活費は実家からの


 仕送りに頼った。


 実家の事業が人手に渡り


 帰国を余儀なくされたが


 そのときすでに60代


 働く宛もその気もなく


 生活保護を受けて暮らした。


 病を得て


 特養に入所して7年経つ。


 帰国してからは


 起きている時間の大半は


 テレビを見ているという。


 やることがなければ


 100年はあっという間に過ぎる。



 88歳のTさんは


 長年教職についていたが


 今は郷土史を掘り起こし


 観光ボランティアも行っている。


 「いつもやりたいことを忙しくやってきたけれど

  振り返ると人生は長いね。でも、これからも

  長くなくちゃ困るよ」


 言って屈託なく笑った。


 郷土史の掘り起こしが完成するまでは


 あと10年はかかるという。


 「ただ 10年は何でも充分にやれる年月


  そういう意味では長いよ」


 その先も長そうな気がするという。


 「きっと やりたいことが出てくるから」



 

 寿命の長い短いじゃなく


 人生は長いという感覚を養うには


 常にやりたいことを持つことだろう。


 

 人生を長く感じるように生きれよ


 それには常にやりたいことを持ち


 この先


 時間はいくらあっても足りないぞ


 と意欲を燃やせ



 振り返って


 おう こんなに長く 


 これだけのことをやってきたのか


 

 改めて前を見て


 やるぞ もっと長く


 もっと有意義に


 と強く強く思うことだ


 

 


 



  


 




 人を笑うって

 その人のネガティヴなことに

 気づいたときだろう

 笑われた人は根に持つよ

 人を笑っていいときは

 その人が笑ってほしくて

 冗談を言ったり

 失敗談を語ったとき

 面白くなくても笑ってやろうよ


 それより

 自分を笑うことだ

 ヘマをしたときや

 思うようにことが運ばないとき

 笑っていれば

 何がおかしいんですか

 と人が訊いてくる

 理由を言えば

 笑ってほしいんだな

 と思うから

 一緒になって笑ってくれる

 ストレスは解消するし

 笑っているうちに

 達観するものがある


 自分を笑え笑え笑え笑え笑え

 いいこと尽くめになる

 だから 笑え笑え笑え

 間違いないから笑え笑え

 自分を笑え

 




 

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